6月1日に東京競馬場で行われる第81回日本ダービー(GⅠ・芝2400m 18頭立て)の枠順が、29日に発表されました。2011年生まれのサラブレッド7123頭の頂点を決めるレースには、皐月賞馬のイスラボニータ、西の大将格・トゥザワールド、2007年のウオッカ以来の牝馬制覇を狙うレッドリヴェール、皐月での巻き返しを狙うトーセンスターダム、京都新聞杯を勝ったハギノハイブリッド、青葉賞を勝ったショウナンラグーン、プリンシパルステークスの勝ち馬・ベルキャニオンなどが出走します。気になる枠順はどうなったのか?
日本ダービー 出走馬18頭一覧
1-1 サウンズオブアース (浜中俊)
1-2 ワンアンドオンリー (横山典弘)
2-3 マイネルフロスト (松岡正海)
2-4 アドマイヤデウス (岩田康誠)
3-5 トゥザワールド (川田将雅)
3-6 ショウナンラグーン (吉田豊)
4-7 ウインフルブルーム (柴田大知)
4-8 スズカデヴィアス (酒井学)
5-9 アズマシャトル (松山弘平)
5-10 ベルキャニオン (戸崎圭太)
6-11 ハギノハイブリッド (C.ウィリアムズ)
6-12 エキマエ (江田照男)
7-13 イスラボニータ (蛯名正義)
7-14 タガノグランパ (菱田裕二)
7-15 サトノルパン (小牧太)
8-16 レッドリヴェール (福永祐一)
8-17 トーセンスターダム (武豊)
8-18 ワールドインパクト (内田博幸)
今年もフルゲート18頭で争われ、イスラボニータは7枠13番、トゥザワールドは3枠5番、福永騎手との新コンビで挑むレッドリヴェールは8枠16番、ダービー連覇を目指す武豊騎手が騎乗するトーセンスターダムは8枠17番、皐月賞3着ウインフルブルームは4枠7番、ワンアンドオンリーは1枠2番に入りました。トゥザワルとワンオンが内に入ったのに対し、ボニータとリヴェール、スターダムは外枠スタートですか…。
ここ数年のダービーの傾向としては、①皐月賞組が有利 2001年以降は皐月賞に出走した馬が10勝しています。
(1)内枠が有利で、特に1枠1番は2008年以降4勝。昨年はキズナが1番枠で勝利しましたが、今年はサウンドオブアースが入っています。同じ1枠のワンオンもチャンスはあるかもしれない。
(2)5枠の馬が2年続けて馬券に絡んでいる。ベルキャニオンも侮れない1頭だ。
(3)青葉賞組はダービー未勝利ながら、なぜか上位に入っている。2011年のウインバリアシオン、2012年のフェノーメノは2着。昨年の3着馬・アポロソニックは、前走の青葉賞で2着でした。今年は青葉賞馬・ショウナンラグーン、2着・ワールドインパクトが出走。「青葉賞組はダービーに勝てない」というジンクスは解消されるのか?
(4)8枠と7枠は10年以上未勝利。 8枠の馬がダービーを勝ったのは2001年の⑱ジャングルポケット、7枠は2003年の⑬ネオユニヴァースが最後です。 イスラボニータが入った13番枠は、過去3年は2ケタ順位に沈んでます。
今年のダービーは、4連勝中のイスラボニータが2冠制覇なるかに注目が集まっており、ここまで7戦6勝、連対率100%、さらに府中で4戦4勝と実績は十分。逆に不安点を挙げるなら、外枠、フジキセキ産駒の2400mの実績が少ないというあたりか。パートナーの蛯名正義騎手は、デビューから28年目ですが、ダービーは未勝利。2012年にはフェノーメノでディープブリランテにゴール前迫るも、ハナ差の2着に敗れ、検量室で号泣。22度目のダービー挑戦、45歳という年齢を考えれば、今年がダービー制覇へのラストチャンスになるかもしれません。悲願成就で歓喜の涙を流すことができるのでしょうか?
ダービーにかける思いはボニータと蛯名騎手だけではありません。ゥザワールドに乗る川田将雅騎手は「春クラシック完全制覇」の期待もありましたが、勝ったのはハープスターの桜花賞のみ。先週のオークスでは、ハープに騎乗するも2着に敗れました。この悔しさをダービーにぶつけたいところだ。
他にも、来年2月に定年を迎える大久保洋吉調教師は、ショウナンラグーンで最後のダービーに臨みます。ショウナンラグーンは、オークスなどGⅠ5勝のメジロドーベルを祖母に持ちます。ドーベルの血が大舞台で爆発なるか?ワンアンドオンリーを管理する橋口弘次郎は、これまでダービー2着が4回(ダンスインザダーク、ハーツクライ、リーチザクラウン、ローズキングダム)。今年こそは「2着の呪縛」から解放できるといいんですが。もしワンオンがダービーを勝てば、ハーツクライ産駒2週連続GⅠ勝利&馬主・ノースヒルズの連覇となります。
全てのホースマンたち、競馬ファンが楽しみにしている競馬の祭典・日本ダービー、今年はどんなドラマが待っているのか?ダービー当日の天気は、晴れときどき曇りの予報が出ているので、今のところ雨の心配は無く、ダービー日和となりそうです。世代最強を決める一戦は、6月1日・15時40分発走です。
日本ダービー 出走馬18頭一覧
1-1 サウンズオブアース (浜中俊)
1-2 ワンアンドオンリー (横山典弘)
2-3 マイネルフロスト (松岡正海)
2-4 アドマイヤデウス (岩田康誠)
3-5 トゥザワールド (川田将雅)
3-6 ショウナンラグーン (吉田豊)
4-7 ウインフルブルーム (柴田大知)
4-8 スズカデヴィアス (酒井学)
5-9 アズマシャトル (松山弘平)
5-10 ベルキャニオン (戸崎圭太)
6-11 ハギノハイブリッド (C.ウィリアムズ)
6-12 エキマエ (江田照男)
7-13 イスラボニータ (蛯名正義)
7-14 タガノグランパ (菱田裕二)
7-15 サトノルパン (小牧太)
8-16 レッドリヴェール (福永祐一)
8-17 トーセンスターダム (武豊)
8-18 ワールドインパクト (内田博幸)
今年もフルゲート18頭で争われ、イスラボニータは7枠13番、トゥザワールドは3枠5番、福永騎手との新コンビで挑むレッドリヴェールは8枠16番、ダービー連覇を目指す武豊騎手が騎乗するトーセンスターダムは8枠17番、皐月賞3着ウインフルブルームは4枠7番、ワンアンドオンリーは1枠2番に入りました。トゥザワルとワンオンが内に入ったのに対し、ボニータとリヴェール、スターダムは外枠スタートですか…。
ここ数年のダービーの傾向としては、①皐月賞組が有利 2001年以降は皐月賞に出走した馬が10勝しています。
(1)内枠が有利で、特に1枠1番は2008年以降4勝。昨年はキズナが1番枠で勝利しましたが、今年はサウンドオブアースが入っています。同じ1枠のワンオンもチャンスはあるかもしれない。
(2)5枠の馬が2年続けて馬券に絡んでいる。ベルキャニオンも侮れない1頭だ。
(3)青葉賞組はダービー未勝利ながら、なぜか上位に入っている。2011年のウインバリアシオン、2012年のフェノーメノは2着。昨年の3着馬・アポロソニックは、前走の青葉賞で2着でした。今年は青葉賞馬・ショウナンラグーン、2着・ワールドインパクトが出走。「青葉賞組はダービーに勝てない」というジンクスは解消されるのか?
(4)8枠と7枠は10年以上未勝利。 8枠の馬がダービーを勝ったのは2001年の⑱ジャングルポケット、7枠は2003年の⑬ネオユニヴァースが最後です。 イスラボニータが入った13番枠は、過去3年は2ケタ順位に沈んでます。
今年のダービーは、4連勝中のイスラボニータが2冠制覇なるかに注目が集まっており、ここまで7戦6勝、連対率100%、さらに府中で4戦4勝と実績は十分。逆に不安点を挙げるなら、外枠、フジキセキ産駒の2400mの実績が少ないというあたりか。パートナーの蛯名正義騎手は、デビューから28年目ですが、ダービーは未勝利。2012年にはフェノーメノでディープブリランテにゴール前迫るも、ハナ差の2着に敗れ、検量室で号泣。22度目のダービー挑戦、45歳という年齢を考えれば、今年がダービー制覇へのラストチャンスになるかもしれません。悲願成就で歓喜の涙を流すことができるのでしょうか?
ダービーにかける思いはボニータと蛯名騎手だけではありません。ゥザワールドに乗る川田将雅騎手は「春クラシック完全制覇」の期待もありましたが、勝ったのはハープスターの桜花賞のみ。先週のオークスでは、ハープに騎乗するも2着に敗れました。この悔しさをダービーにぶつけたいところだ。
他にも、来年2月に定年を迎える大久保洋吉調教師は、ショウナンラグーンで最後のダービーに臨みます。ショウナンラグーンは、オークスなどGⅠ5勝のメジロドーベルを祖母に持ちます。ドーベルの血が大舞台で爆発なるか?ワンアンドオンリーを管理する橋口弘次郎は、これまでダービー2着が4回(ダンスインザダーク、ハーツクライ、リーチザクラウン、ローズキングダム)。今年こそは「2着の呪縛」から解放できるといいんですが。もしワンオンがダービーを勝てば、ハーツクライ産駒2週連続GⅠ勝利&馬主・ノースヒルズの連覇となります。
全てのホースマンたち、競馬ファンが楽しみにしている競馬の祭典・日本ダービー、今年はどんなドラマが待っているのか?ダービー当日の天気は、晴れときどき曇りの予報が出ているので、今のところ雨の心配は無く、ダービー日和となりそうです。世代最強を決める一戦は、6月1日・15時40分発走です。