日刊魔胃蹴

暑すぎてつらい。

まさかの幕切れ!サヨナラ振り逃げで3連勝!

2014年05月07日 | HAWKS

2連勝でパリーグ首位を行く福岡ソフトバンクホークス。ゴールデンウィーク最終日の6日も、本拠地・福岡ヤフオクドームで北海道日本ハムファイターズと対戦。この試合に勝てばGW9連戦の勝ち越しが決まります。試合はソフトバンク・スタンリッジVS日ハム・浦野博司の先発で始まり、9回にありえないような結末が待っていました。


スタメンはこちら
 福岡ソフトバンク      北海道日本ハム
1(二)本多雄一       (中)陽  岱鋼
2(遊)今宮健太       (遊)大引啓次
3(左)内川聖一       (二)西川遥輝
4(指)李  大浩       (指)中田  翔
5(右)長谷川勇也      (一)ミランダ
6(三)松田宣浩       (右)佐藤賢治
7(中)柳田悠岐       (三)近藤健介
8(捕)細川  亨       (捕)大野奨太
9(一)中村  晃       (左)杉谷拳士
 (投)スタンリッジ      (投)浦野博司


ホークスは1回、本多と今宮の連続ヒットで無死1,2塁と先制のチャンスを作りますが、内川・イデホ・長谷川のクリーンナップトリオが立て続けに凡退して2者残塁。2回は柳田の四球、中村の内野安打で2死1,2塁とするが、本多がショートライナーに倒れてまたも無得点に終わります。
ホークス先発のスタンリッジは、2回に2本のヒットを許しますが、2死1,2塁で杉谷をセンターフライに打ち取り、無失点で切り抜けます。3回には2死から西川に四球を与えますが、続く中田を空振り三振に切って取り、序盤3回まで得点を与えません。しかし4回、先頭のミランダに高めのストレートを振り抜かれ、レフトスタンドへの先制ソロ本塁打を浴びてしまい、1点を失います。
1点を追いかけるホークスですが、日ハム先発・浦野の前に沈黙。3回から5回まで完璧に抑えられます。6回には2番手・カーターの前に上位打線が次々と凡退。7回以降も日ハム投手陣の前にヒットが出ません。
スタンリッジは6回に2死1,3塁と追加点のピンチを招きますが、佐藤を空振り三振に仕留め、追加点を許さず。7回、簡単に2アウトを取った後、陽岱鋼と大引に連打を浴び、2死1,3塁と再びピンチを作ったところで降板。2番手の森福允彦が西川をスライダーで空振り三振を奪い3アウト。森福が前日に続いての好リリーフでピンチを断ち切ります!
日ハム1点リードで迎えた9回、ホークス4番手・五十嵐亮太がヒットと死球で2人のランナーを背負うも、大引をカーブで空を切り、0点に抑えます。
このまま完封負けになるのかと思われた9回裏、ホークスが反撃を開始。1死から内川が日ハム5番手・増井浩俊のストレートを打ち返してライト前ヒット。続くイデホがショート強襲のセンター前ヒットで繋ぎ、1死1,3塁と同点&サヨナラのチャンス。この場面で長谷川が3球目のストレートを弾き返し、センター前へのタイムリーヒット!内川生還で1-1の同点!なおも走者2人を置き、松田を迎えますが、松田は増井のフォークに手を出して空振り。しかし、ボールが後ろに逸れる間に3塁走者の明石健志(イデホの代走)がホームイン!最後はまさかの振り逃げで勝負が決まった…。ホークスが土壇場で試合をひっくり返し、逆転サヨナラ勝ち!


試合結果 パ・リーグ 2014/05/06(火)
ソフトバンク-日本ハム 7回戦 (ソフトバンク4勝3敗、ヤフオクドーム、14:01、37610人)
F 000 100 000   1
H 000 000 002x  2
【投手】
(日)浦野、カーター、宮西、クロッタ、増井-大野
(ソ)スタンリッジ、森福、柳瀬、五十嵐-細川、鶴岡
【責任投手】
(勝)五十嵐13試合1勝
(敗)増井16試合2勝1敗8S
【本塁打】
(日)ミランダ3号ソロ(4回、スタンリッジ)


劇的ビフォーアフターのナレーターじゃないけど、「なんということでしょう…」。9回裏にクリーンナップの3連打で同点に追いつき、なおも1死2,3塁とサヨナラの大チャンスで、松田が空振り三振→増井投手のフォークボールが逸れて暴投、3塁走者が生還してサヨナラ成立。「サヨナラヒット」とか「サヨナラホームラン」はよくあるけど、まさか「サヨナラ振り逃げ」が起こるとは…。「サヨナラ振り逃げ」は過去に、1994年のオリックスVSロッテ戦(@GS神戸)で、当時ブレイク中のイチロー選手が記録しており、今回が史上2度目の珍事となりました。ラッキーな形で逆転勝ちしたホークスは、今季2度目のサヨナラ勝利で3連勝、パリーグ首位の座を守りました。いやあ、野球って何が起こるかわからないですね。
先発のスタンリッジ投手は、7回途中(6回2/3)を投げ、被安打7・3奪三振・3四死球・1失点という投球内容。毎回のようにランナーを出しましたが、4回のミランダ選手の一発による1点のみに抑える粘投。しかし、打線の無援護で3勝目ならず。勝利投手は9回に4番手で投げた五十嵐投手で、9回に2死1,2塁のピンチを退けると、その裏に味方が逆転しました。五十嵐投手は今季13試合目の登板で初勝利です。
打線の方はチーム全体で6安打。立ち上がりに2度も得点圏にランナーを置きながらも皇族が凡退、3回から8回まで三者凡退に抑えられました。完封負けを確信した人も多かったはずです。この試合のヒーローに選ばれた長谷川選手は、3打数無安打に抑えられていましたが、9回に増井投手から同点タイムリーを放ちました。イデホの代走で出た明石選手の好走塁も素晴らしかったです。彼もまたヒーローだと思いますよ。
ホークスは日ハムに2連勝を挙げ、対戦成績を4勝3敗。GW9連戦も8試合終えて5勝3敗となり、7日の最終戦を待たずして勝ち越し決定です。5月には入ってからは5勝1敗、チームもオリックスに次いで20勝に到達しました。7日の試合はソフトバンク・帆足和幸VS日ハム・吉川光夫のエース対決。帆足投手は先週のオリックス戦で無失点と好投し、今季初登板で初白星をマーク。自身2連勝でローテ定着となるでしょうか?9連戦のラストゲームを勝利で飾れることを期待しよう。






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