日刊魔胃蹴

暑すぎてつらい。

府中のマイルを逃げて勝った!ミッキーアイル5連勝で3歳マイル王に輝く!

2014年05月11日 | 競馬

今週から東京競馬場で5週連続GⅠ開催。その第1弾となる11日は、3歳マイル王決定戦・第19回NHKマイルカップ(GⅠ・芝1600m 18頭立て)が行われました。現在4連勝中の⑩ミッキーアイルを筆頭に、桜花賞4着の⑦ホウライアキコ、ニュージーランドトロフィーで1,2着を独占した⑤ショウナンアチーヴ&⑫ショウナンワダチの「ショウナンコンビ」、ファルコンステークス2着⑧サトノルパン、毎日杯2着⑯エイシンブルズアイ、皐月賞10着から巻き返しを狙う④ロサギガンティア、朝日杯FS以来の実戦となる⑨アトムなどが参戦しました。



直前の単勝の上位人気は、ミッキーアイルが単勝1.9倍と断然の1番人気。2番人気はロサギガンティア(8.1倍)、ショウナンアチーヴが3番人気(8.7倍)、4番人気のサトノルパン(8.9倍)までが10倍以下。5番人気以降はエイシンブルズアイ、ショウナンワダチ、アトム、ホウライアキコ、⑭ウインフェニックスと続きました。
向正面からのスタートで、ロサギガンティアと⑬アルマエルナトが出遅れ。好スタートを切ったミッキーアイルが早々と先手を奪う。ホウライアキコが2番手につけ、③ダンツキャンサーが3番手、4番手に⑥ベルルミエール。5番手に⑪カラダレジェンド、サトノルパンと⑰マイネルディアベルが6,7番手で並び、ショウナンアチーヴはインコースの8番手追走。大外を回る⑱ピークトラムが9番手、中団の10番手グループにはアトム、ウインフェニックス、エイシンブルズアイ、その後ろの集団には①キングズオブザサン、②タガノブルグ、ショウナンワダチ、さらには⑮アドマイヤビジンが接近。後方はアルマエルナト、ギガンティアがしんがり追走。
3,4コーナー中間点を過ぎ、先頭を行くミッキーは前半600mを34.6秒、800mを46.6秒で通過。完全にマイペースに持ち込んでいるようだ。2番手のアキコが差を詰めに掛かり、アチーヴとルパンは馬群の中、ロサギガンティアは大外に持ち出した。4コーナーから最後の直線に差し掛かり、ミッキーアイルがまだ逃げ粘り、アキコが懸命に迫る。ショウナンアチーヴとルミエールが3,4番手に上がり、真ん中からキンサン&タガノブルグの1枠2頭、さらに大外からギガンティアが襲い掛かる!しかし、先頭はまだミッキーアイル。ゴール前でタガノブルグとキングズオブザサン、ギガンティアなどがやって来たが、ミッキーがわずかに凌いでゴールイン!府中のマイルを逃げ切ったミッキーアイル、5連勝で3歳マイル王に輝きました!



NHKマイルカップ 全着順&払戻金
1着⑩ミッキーアイル      1分33秒2
2着②タガノブルグ        クビ
3着①キングズオブザサン     ハナ
4着④ロサギガンティア      クビ
5着⑦ホウライアキコ       ハナ
6着⑤ショウナンアチーヴ     クビ
7着③ダンツキャンサー      1馬身
8着⑨アトム           3/4馬身
9着⑧サトノルパン         クビ
10着⑫ショウナンワダチ      クビ
11着⑭ウインフェニックス      1/2馬身
12着⑥ベルルミエール       1馬身
13着⑯エイシンブルズアイ     クビ
14着⑮アドマイヤビジン      1/2馬身
15着⑱ピークトラム        1/2馬身
16着⑰マイネルディアベル     1/2馬身
17着⑬アルマエルナト       1馬身1/4
18着⑪カラダレジェンド       2馬身

単勝 ⑩ 190円        
複勝 ⑩ 140円 ② 1940円 ① 1600円
枠連 [1]-[5] 3840円        
馬連 ②-⑩ 14760円  
馬単 ⑩-② 15860円      
ワイド ②-⑩ 4020円 ①-⑩ 3350円 ①-② 29840円        
3連複 ①-②-⑩ 188380円        
3連単 ⑩-②-① 684020円



もう本当に恐れ入りました。ミッキーアイルが逃げ馬に厳しい府中のマイルをいとも簡単に逃げ切り、単勝1番人気にしっかりと応えてNHKマイルカップを制しました。スタートから早々と先手を取り、長い直線コースに入っても脚色は衰えず、ゴール前でタガノブルグらに迫られましたが、それらの追撃を抑え先頭でフィニッシュ。直線でホウライアキコに並ばれそうになったときは「抜かれるんじゃないか」と思いましたが、よく最後まで粘りきりましたね。これで2戦目の未勝利戦から5連勝、3戦連続重賞勝利となりました。初めての左回り、府中マイルを逃げ切ったんだから大した馬ですわ。
混戦の2着争いは、タガノブルグが2着に入り、キングズオブザサンがハナ差の3着。タガノブルグは単勝17番人気、キンサンは12番人気とどちらも人気薄。3連複で18万円台、3連単で68万4020円の高配当がつきました。2番人気だったロサギガンティアは、最後方から大外猛追するも4着。上がり3ハロン33.2秒はメンバー最速だったけど、スタートミスが痛かった。3番人気のショウナンアチーヴは6着、4番人気サトノルパンは9着という結果に終わりました。
勝ったミッキーアイルに騎乗した浜中俊騎手は、昨年のフェブラリーステークス以来となるJRA・GⅠ制覇で通算3勝目。NHKMCは初勝利となります。管理する音無秀孝調教師、馬主の野田みづきさん、ディープインパクト産駒も同レース初勝利です。ミッキーは今後、馬の状態が良ければ安田記念に向かう予定。ジャスタウェイやワールドエース、ダノンシャーク、トーセンラーなどの強力な古馬勢を相手に互角の走りができればいいんだけど…。


来週は春の最強牝馬決定戦・ヴィクトリアマイルが行われます。昨年の最優秀3歳牝馬・メイショウマンボ、京都牝馬ステークスを勝ったウリウリ、阪神牝馬S覇者・スマートレイアー、重賞2勝のフーラブライド、ドバイ帰りのデニムアンドルビー、東京新聞杯で牡馬一蹴のホエールキャプチャ、昨年の勝ち馬ヴィルシーナ、福島牝馬S覇者・ケイアイエレガント、重賞3連続2着のキャトルフィーユなどが出走予定。VMもいいメンバーが揃いましたね~。マンボとデニムは距離短縮が吉と出るか凶と出るか?






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ホークスが西武に辛勝。秋山監督400勝達成!

2014年05月11日 | HAWKS

パリーグ首位をひた走る福岡ソフトバンクホークスは、9日から埼玉西武ライオンズと3連戦を戦っていますが、北九州市民球場で行われた9日の試合は、4-5で敗戦し、連勝も4で止まりました。最下位相手に連敗は避けたい10日の試合も苦戦を強いられました。


スタメンはこちら
 福岡ソフトバンク       埼玉西武
1(二)本多雄一       (三)脇谷亮太
2(遊)今宮健太       (一)大雄太朗
3(左)内川聖一       (左)栗山  巧
4(指)李  大浩       (二)浅村栄斗
5(右)長谷川勇也      (指)中村剛也
6(三)松田宣浩       (右)木村文紀
7(中)柳田悠岐       (中)秋山翔吾
8(捕)鶴岡慎也       (捕)炭谷銀仁朗
9(一)中村  晃       (遊)永江恭平
 (投)中田賢一       (投)十亀  剣



ソフトバンク・中田VS西武・十亀の先発で始まったこの試合、1回に中田が2死から栗山のヒット、浅村の四球で1,2塁のピンチを背負いますが、中村剛をストレートで見逃し三振を奪いピンチ脱出。その裏、ホークスは今宮と内川の連続ヒットで1死1,2塁としますが、イデホが2塁ゴロ併殺打に打ち取られ、無得点に終わります。2回も長谷川が四球で出塁するも、1死後に柳田が併殺打に倒れてしまう。
両チーム無得点で迎えた4回、中田が浅村とおかわり中村を2球で打ち取った後、木村を見逃し三振に斬って取り、中軸を3者凡退。4回裏、1死から内川がショートへの内野安打を打つと、1死1塁でイデホが西武先発・十亀の6球目のカーブを狙い撃ち!レフトスタンド中段に飛び込む2ラン本塁打!4番の大きな一発でホークスが2点を先取します。
2点を援護を貰った中田ですが、5回に1死走者無しで炭谷に甘く入ったフォークを痛打され、レフトへのソロ本塁打を浴びて1点を失う。さらに6回には2つの四球でランナー2人背負い、秋山翔吾にスライダーを弾かれ、レフト前タイムリーヒットでもう1点失い、2-2の同点とされてしまいます。
勝ち越したいホークスは7回、長谷川の四球&柳田のヒットで2死1,3塁と勝ち越しのチャンスを作りますが、鶴岡の代打・江川智晃が空振り三振に倒れて2者残塁。8回、中村晃がヒットを放つと、本多は四球を選び無死1,2塁。今宮がバントで繋いで2,3塁とチャンスが拡がり、内川が西武2番手・ウィリアムスの初球を打ち上げてライトフライ。3塁走者・中村がタッチアップしてホームイン。内川の犠牲フライで3-2と勝ち越します。
1点リードで迎えた9回、守護神・サファテが登板。1死から炭谷にヒットを許すと、2死後に脇谷と大崎に続けて四級を与え、満塁と一打逆転のピンチを招きます。しかし、栗山をフォークで空振り三振に仕留めてゲームセット。西武の反撃を凌いだホークス、3-2と辛くも勝利を手にしました。


試合結果 パ・リーグ 2014/05/10(土)
ソフトバンク-西武 8回戦 (ソフトバンク5勝3敗、ヤフオクドーム、18:00、31133人)
L 000 011 000  2
H 000 200 01X  3
【投手】
(西)十亀、ウィリアムス-炭谷
(ソ)中田、五十嵐、森福、岡島、サファテ-鶴岡、細川
【責任投手】
(勝)岡島16試合3勝1敗
(S)サファテ19試合1勝12S
(敗)ウィリアムス14試合1勝1敗
【本塁打】
(西)炭谷1号ソロ(5回、中田)
(ソ)李大浩5号2ラン(4回、十亀)


いやぁ~、最後までヒヤヒヤさせられながらも、なんとか接戦を制しました。序盤は膠着状態が続きましたが、4回にイデホ選手のホームランで2点を先制しましたが、中田投手が5回と6回に失点を喫して同点に追いつかれ、流れが西武に傾くかと思われました。しかし、8回に内川選手の犠牲フライで勝ち越し、9回にサファテ投手が満塁を背負いながらも、西武の反撃を断ち切りました。この日のサファテは本当に危なかったよ。今年のホークスは1点差での試合は9勝3敗と強いです。ファンとしては辛勝よりも圧勝の試合が見たいぞ。ちなみに、今回の勝利で秋山監督が通算400勝を達成しました。
この日の先発の中田投手は6回まで投げて被安打4・7奪三振・2与四死球・2失点という内容。4回まで無失点の好投を続けていましたが、5回に炭谷選手のホームランで1点を失い、6回は2つの四球からタイムリーを浴び、2点のリードを守りきれませんでした。今季初黒星の先週の楽天戦に続き、2試合続けて白星はお預けです。勝ち投手となったのが、4番手で登板した岡島投手で今季3勝目。打たせて取るピッチングで無失点に抑える好リリーフを見せました。
打線の方はチーム全体で7安打。内川選手がこの試合2安打1打点をマーク。8回の第4打席では、1死2,3塁からライトへの決勝犠牲フライを放ちました。打率も.365となり、長谷川選手(.359)を抜いて2位に浮上しました。4回に先制2ランを放ったイデホ選手は、カーブを完璧に捉えた直後、バットを投げてホームランを確信。前の打席ではチャンスの場面で併殺打に倒れ、その次の打席で名誉挽回の一撃。「最高の手応えだった」と自画自賛するほどの豪快な一発でした。
11日の試合は、ソフトバンク・ウルフVS西武・菊池雄星の先発で行われます。現在2連勝中のウルフ投手は、西武戦は2度目の登板。前回は序盤に3失点を喫しましたが、打線の援護に恵まれて勝利投手となりました。ウルフの快投で西武戦勝ち越しとなるか?




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