日刊魔胃蹴

暑すぎてつらい。

【ブラジルW杯】俺がエースだ!メッシ3試合連続ゴール!

2014年06月27日 | soccer

連日熱戦が続いているFIFAブラジルワールドカップ、大会14日目の26日未明(日本時間)は、グループEとグループFの第3戦が行われました。F組ではアルゼンチンのスーパーエースがまたしてもゴールを挙げ、E組では今大会2度目のハットトリックが誕生しました。



グループE スイス(1勝1敗・勝ち点3)VSホンジュラス(2敗・勝ち点0)@アレーナ・アマゾニア(マナウス)
決勝トーナメント進出にわずかな可能性を残しているスイスと、2連敗で敗退が決まっているホンジュラスの一戦は、スイスのシャキリが大活躍!
まず前半6分、右サイドのスローインから、シャキリがドリブルで中央へ切り込んで左足ミドルシュート。ボールはゴール左隅に突き刺さり、1点を先制。31分、カウンターからドルミッチが中央のシャキリへパスを送り、シャキリがドリブルで抜け出し、そのまま左足でゴール右隅に流し込み2点目を奪います。
後半に入ってもシャキリは果敢にゴールを狙います。後半14分、ペナルティエリア右のメーメディのパスを受けてシュートを打つもホンジュラスGKに阻まれる。後半26分、ロングボールに反応したドルミッチが左サイドを突破し、相手DFを1人かわしてからラストパス、最後はシャキリが左足シュートを決めてハットトリック達成。試合も3-0でスイスが快勝しています。


グループE フランス(2勝0敗・勝ち点6)VSエクアドル(1勝1敗・勝ち点3)@マラカナンスタジアム(リオデジャネイロ)
2連勝で先に決勝トーナメント進出を決めたフランスは、引き分け以上で首位通過。エクアドルは1点でも多く取って勝ち点3を取りたい。
フランスは前半11分、ペナルティエリア手前での混戦からグリーズマンが左足シュートを放つも、ゴール右に逸れる。15分には左サイド・ポグバのクロス→PA右にいたシソコが左足ダイレクトボレーを見せるが、エクアドルGKにキャッチされます。39分、左サイドのFKをポグバが頭で合わせるが、エクアドルGK・ドミンゲスのセーブに阻まれます。前半終了間際にはベンゼマがミドルを放つもGKにキャッチされる。
エクアドルは後半5分にアントニア・バレンシアが一発退場を受け、10人となりますが、後半9分にカウンターからチャンスが生まれ、エネル・バレンシアのパス→ノボアがフリーの位置からシュートを打ったが、ゴール右に外れる。後半37分、イバーラが右サイドから中央へ切れ込んでシュートするも、GKに防がれる。フランスは後半39分、ベンゼマがジルーとのワンツーからシュートを打ったが、GK正面に阻まれる。終了間際、右サイドのクロスにジルーが合わせるも決まらず。両チーム決定的なチャンスが生まれながらも、最後までゴールが生まれず、0-0の引き分けに終わりました。


E組最終結果
1位 フランス 2勝1分 勝ち点7
2位 スイス  2勝1敗 勝ち点6
3位 エクアドル 1勝1敗1分 勝ち点4
4位 ホンジュラス 0勝3敗 勝ち点0


グループE第3戦は、フランスとエクアドルがスコアレスドロー、スイスがホンジュラスに快勝して勝ち点3を獲得。この結果、フランスが勝ち点7で首位通過、最終戦で勝ち点3を奪ったスイスが勝ち点6で2位で決勝トーナメント進出。GL突破のチャンスがあったエクアドルは3位で敗退。ホンジュラスは3連敗で最下位となりました。
準優勝だった2006年のドイツ大会以来、2大会ぶりの決勝トーナメント進出を果たしたフランスは、3試合で8得点を奪い、エースのベンゼマ選手がホンジュラス戦で2得点、スイス戦でも1ゴール2アシストの活躍を見せました。大会直前に司令塔のリベリー選手が腰痛で離脱してしまいましたが、リベリーの穴をチーム全体でカバー。4年前の南アフリカ大会のときは内紛騒ぎがありましたが、今大会はチームが一つにまとまっていますね。このまま仲間割れを起こさなければいいんですが。




グループF ボスニア・ヘルツェゴビナ(2敗・勝ち点0)VSイラン(1敗1分・勝ち点1)
今大会唯一の初出場チームであるボスニアでしたが、アルゼンチンとナイジェリアに敗れて、早々とGL敗退が決まりました。対するイランは、前回のアルゼンチン戦で善戦しながらも0-1で惜敗。ボスニアに勝って初の決勝トーナメント進出なるか?
試合は立ち上がりからボスニアペースで進み、前半9分に左サイドのクロスにジェコがヘッドで合わせるも、GKにキャッチされる。前半23分、中盤で味方のパスを受けたジェコが、ペナルティエリア手前の位置から右足を振り抜き、ゴール右隅に吸い込まれてボスニアが1点を先取します。イランは1分後の24分、ショジャエイがループシュートを放ったが、クロスバーに直撃して同点ならず。前半はボスニア1点リードで折り返します。
エンドが代わった後半、ボスニアは14分に相手陣内でボールを奪い、スヴェン・スシッチのスルーパス→抜け出したピャニッチが右足でゴールを決めて1点を追加。2点を追うイランは後半36分、グーチャンネジャドのシュートはGKに阻まれる。その1分後、CKのこぼれ球をグーチャンネジャドが押し込み1点を返します。しかしその1分後、ボスニアはカウンターを仕掛け、右サイドを抜け出したブルサイェビッチが、ドリブルからそのままシュートを決め、3-1と突き放しました。イランを下したボスニア・ヘルツェゴビナ、W杯3戦目で悲願の初勝利を挙げました。


グループF アルゼンチン(2勝・勝ち点6)VSナイジェリア(1勝1分・勝ち点4)@エスタジオ・ベイラ・リオ(ポルト・アレグレ)
主将を務めるメッシの活躍で2連勝を挙げたアルゼンチンと、引き分け以上でベスト16入りとなるナイジェリアは、W杯で4度目の対戦。過去の対戦成績はアルゼンチン3戦3勝。今回は試合序盤から試合が動きました。
前半4分、アルゼンチンは味方の縦パスを受けたディマリアが左サイドからシュートを狙うもポスト直撃、こぼれ球をメッシが左足で叩き込み、早々と1点を先制します。しかしその1分後にナイジェリアがすぐさま反撃し、ババドゥンデがドリブルで仕掛けてから左サイドへパス→アーメド・ムサの強烈な右足シュートが決まり、1-1の同点。
アルゼンチンは9分、メッシのスルーパスに反応したイグアインがシュートを打つも、左サイドネット直撃。30分にはディマリアが左足ミドルを狙ったが、ナイジェリアGKに防がれて勝ち越しならず。前半44分、右サイドでのFKをメッシが直接狙うも相手GKにセーブされる。アディショナルタイム、今度はゴールほぼ正面の位置でFKを獲得し、メッシが左足で直接蹴りこみ、ゴール右隅に決まった!メッシの2得点目でアルゼンチンが2-1と勝ち越します。
後半に入り、ナイジェリアは2分にアーメド・ムサがエメニケとのワンツーから抜け出し、最後は右足で流し込む。ナイジェリアが2-2と再び同点に持ち込みます。再び同点とされたアルゼンチンは後半5分、左サイドのCKをマルコス・ロホがヘディングシュートを決め、3-2と3たびリードを奪います。後半14分、左サイドのグラウンダークロス→メッシがワンタッチで合わせたが、ゴール左に外れてハットトリックならず。試合はこのまま3-2でアルゼンチンが勝利し、GL3連勝を果たしました。


F組最終成績
1位 アルゼンチン 3勝0敗 勝ち点9
2位 ナイジェリア 1勝1敗1分 勝ち点4
3位 ボスニア・ヘルツェゴビナ 1勝2敗 勝ち点3
4位 イラン  2敗1分 勝ち点1

グループFはアルゼンチンが3連勝で堂々の首位通過。ナイジェリアはアルゼンチン戦で敗れましたが、勝ち点4で2位通過。98年のフランス大会以来16年ぶりの決勝トーナメント進出を果たしました。初出場のボスニアは、最終戦で勝ち点3を挙げて3位。イランは未勝利で最下位。アジア勢はオーストラリアが3連敗、日本が1分2敗、イランも1分2敗。H組の韓国も2試合で1分1敗。4カ国合わせて8敗3分けと未だ勝ち星なし。韓国は27日にベルギーと対戦します。このままアジア未勝利のまま終わったら、次回のW杯ではアジア枠が削減されるんじゃないかと思います。 

メッシ選手はグループリーグ3試合で全て得点を挙げており、「さすが世界最強ストライカー」と言わんばかりの活躍ぶりを見せています。ボスニア戦では後半20分にゴールを決め、イラン戦では終了間際に劇的な決勝ゴール。そして今回のナイジェリア戦では先制弾とフリーキックを直接決め、2得点をマーク。FKが直接決まったのは、今大会初めてかな?3試合で4得点は、ブラジル・ネイマールと並んで得点ランキング首位タイです。この後の決勝トーナメントでもゴール量産となるでしょうか。やっぱりスーパースターは大舞台でしっかりと決めてきますね。日本にもメッシのような点取り屋が出てくるといいなあ。




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