最近のホークスは打ちすぎです！16得点の大勝で広島に４戦全勝。

現在３連勝中で交流戦２位の福岡ソフトバンクホークスは、７日もMAZDA Zoom-Zoom スタジアム広島で広島東洋カープと対戦。ソフトバンク・中田賢一VS広島・大瀬良大地の投げ合いで始まったこの日の試合は、絶好調すぎるホークス打線が初回から火を噴きました。


スタメンはこちら
　　福岡ソフトバンク　　　　　広島
１（左）中村 　晃　　　　　　（三）梵 　英心
２（一）明石健志　　　　　　（二）菊池涼介
３（中）柳田悠岐　　　　　　（中）丸 　佳浩
４（指）李 　大浩　　　　　　（一）エルドレッド
５（右）長谷川勇也　　　　 （右）松山　竜平
６（三）松田宣浩　　　　　　（指）キラ
７（二）本多雄一　　　　　　（左）岩本貴裕
８（遊）今宮健太　　　　　　（捕）會澤 　翼
９（捕）鶴岡慎也　　　　　　（遊）木村昇吾
　（投）中田賢一　　　　　　（投）大瀬良大地




ホークスは初回、広島先発・大瀬良の立ち上がりを攻め立てます。１死１塁から柳田の２塁ゴロ→広島２塁手・菊池がトンネル。１,３塁となってイデホがカットボールを弾き返し、レフト前タイムリーヒットで１点を先制します。続く長谷川の四球で満塁となり、松田のライト前２点タイムリーヒットで２点を加えると、さらに本多にもライト前タイムリーが生まれて４点目。なおも２死ながら満塁という場面で、中村が大瀬良のストレートを捉え、レフトの頭上を越える走者一掃のタイムリー２塁打。満塁のランナーが一気に生還し、初回にいきなり７点を奪いました。
ホークス打線は２回も止まりません。柳田とイデホの連続ヒットで無死１,２塁のチャンスを作ると、長谷川がライト前に運ぶタイムリーヒットで１点を追加。これで大瀬良はノックアウト。続く松田が広島２番手・小野淳平から右中間を破る３塁打で２点を追加。４連打で２回で早くも10点目。２死後、鶴岡のセンター前ヒットが飛び出し、２回は４点を挙げで11点。４回には本多のヒット、今宮の２塁打の後、鶴岡の内野ゴロの間に１点を追加します。
ホークス先発の中田は、初回に上位打線を３者凡退に抑えますが、２回に広島４番・エルドレッドに右中間スタンドへのソロ本塁打を浴びて１点を失う。その後もランナーを出しながらも、打たせて取るピッチングで広島の追撃を断ち切り、６回終了時点で１失点と粘ります。
７回、ホークスは中村の２塁打、明石の内野安打で１,３塁とし、柳田のライト前タイムリーヒットで12点目を奪いますが、８回に中田が１死満塁のピンチを背負うと、菊池にセンター前タイムリーを浴びて１点を返されたところで降板。なおも満塁の場面が続きますが、２番手・森唯斗が丸を併殺打に仕留めて反撃を１点に喰い止めます。
９回、ホークスは３連打で無死満塁とすると、柳田が広島４番手・梅津智弘の低めの変化球を合わせ、ライト前タイムリーヒットで２点を追加。なおも１,３塁でイデホの代打・江川智晃の併殺打の間に１点追加し、16点目。広島はその裏に岩本がホークス３番手・嘉弥真新也から３ラン本塁打をかっ飛ばして一矢を報いたものの、時すでに遅し。ホークスが16－５で大勝し、４連勝を挙げました。



◇交流戦　広島－ソフトバンク最終戦
（ソフトバンク４勝、14時、マツダスタジアム、31466人）　
H　７４０　１００　１０３　　16
C　０１０　０００　０１３　　５

勝利投手　[ソ] 中田（６勝３敗０S）
敗戦投手　[広] 大瀬良（５勝３敗０S）
本塁打　　[広] エルドレッド 19号(２回裏ソロ) 、岩本１号(９回裏３ラン)
バッテリー
[ソ]中田、森、嘉弥真－鶴岡、拓也
[広]大瀬良、小野、今村、梅津－會澤


前日に10得点を挙げたホークス打線が、この日も大爆発。初回に広島ルーキー・大瀬良投手から７点を奪い、２回も４点を追加し、２回までに11得点を挙げました。その後も追加点を重ねて、終わってみれば今季最多の21安打16得点の猛攻で圧勝。３試合連続２ケタ得点で４連勝のホークス、ここ４試合で47得点と打線が繋がりまくっております。大黒柱・内川聖一選手が不在なのに、この得点力はヤバすぎませんか？この勢いが阪神戦でも続けばいいんですが…。
この日は先発野手全員安打を記録。その中でも中村選手がヒットを打ちまくり。最初の打席でライト前ヒット、次の打席では２死満塁から走者一掃の２塁打で３打点。３打席目はレフト前ヒットを放ち、２回で早くも猛打賞。９回にもレフト前にヒットを打って、なんと６打数５安打の固め打ち。自身も３試合連続で打点をマークし、打率も３割台に戻しています。中村選手も凄いけど、松田選手が３安打４打点、柳田選手も３安打３打点と活躍。初回に先制タイムリーを打ったイデホ選手は、これで12試合連続ヒットです。
先発の中田投手は、８回途中まで137球を投げ、被安打７・５奪三振・１与四死球・２失点で今季６勝目。大量援護に恵まれ、７回まで１失点の好投を見せましたが、８回に満塁から失点されて降板。４月26日のロッテ戦以来となる白星を手にして、ここからまた白星量産となるでしょうか。
広島との対戦が終わり、ホークスが４戦全勝。VS広島戦は昨年から６連勝となりました。８日からは阪神甲子園球場で阪神タイガースと２連戦を戦います。８日は阪神・榎田大樹VSソフトバンク・オセゲラの予告先発で行われます。オセゲラ投手は２試合投げて０勝１敗、３度目の正直で今季初勝利となるでしょうか？広島に続いて、阪神にも勝ち越しだ！あと、交流戦＆パリーグの単独首位に立ちたいぞー。