「EURO2012」準々決勝第4試合・イングランド代表VSイタリア代表が日本時間25日未明、ウクライナ・キエフで行われました。D組1位のイングランドは、開幕前に色んな問題を抱えながらも、グループリーグを2勝1分けで首位通過。対するイタリアは、スペインとクロアチアに引き分けた後、勝利が絶対条件だった3戦目のアイルランド戦で勝ち、1勝2分け・勝ち点5でC組2位に滑り込みました。勝った方が28日の準決勝でドイツ代表と激突。「堅守」イングランドVS「脱カテナチオ」イタリアの古豪対決はどちらが制するか?
両チームのスタメンはこちら
イングランド
GK 1 ハート
DF 2 ジョンソン
DF 3 アシュリー・コール
DF 6 テリー
DF 15 レスコット
MF 4 ジェラード
MF 11 ヤング
MF 16 ミルナー
MF 17 パーカー
FW 10 ルーニー
FW 22 ウェルベック
イタリア
GK 1 ブッフォン
DF 6 バルザレッティ
DF 7 アバーテ
DF 15 バルザーリ
DF 19 ボヌッチ
MF 8 マルキージオ
MF 16 デ・ロッシ
MF 18 モントリーボ
MF 21 ピルロ
FW 9 バロテッリ
FW 10 カッサーノ
前半開始30秒過ぎにイタリアのバロテッリが遠い位置からミドルを叩きつけるが、イングランドGKがキャッチ。3分、右サイド・マルキージオの折り返し→デロッシが左足ミドルを狙ったが、ボールはポスト左直撃!決まればスーパーゴールだった。対するイングランドは5分、右サイドのミルナーがグラウンダークロス→ゴール前まで上がったDFのジョンソンのシュートは、GKブッフォンが左手セーブ!普通のGKだったらゴールを許してた。
イングランドは13分、ブッフォンのパンチングのこぼれ球をパーカーがダイレクトでシュートを打ったが、左に逸れてしまう。14分にはジョンソンのクロス→ルーニーのダイビングヘッドはバーの上。
イタリアは18分過ぎからはイタリアの攻める時間帯が続くも、イングランドDF陣が守り抜きます。25分、ピルロのロングパス→バロテッリがDFラインを抜け出して絶好のチャンスを迎えたが、DFジョン・テリーがブロック。31分、モントリーボが中央で浮き球のパス→バロテッリのシュートはGKがキャッチ。その1分後、イングランドはカウンターからルーニー→ウェルベック狙うも枠を捉えられない。
イタリアは38分、バロテッリのパスを受けたカッサーノがミドルを打ったが、イングランドGK・ハートが正面で防ぐ。39分にはバロテッリがペナルティエリア内で倒されるもノーホイッスル。41分、ピルロ→カッサーノが頭で落とし、バロテッリがゴール前で詰めるも上手く押し込めない。イングランドは43分、相手のボールを奪ってから速攻を仕掛け、ヤングがドリブルで持ち込み、ルーニークロス上げるもDFにクリアされた。結局前半は両チームとも決定的なチャンスを作りながらも、先制点を奪えず0-0で折り返し。
後半3分、イタリアはピルロの左CKをGKが弾いた後、味方がヘッドで繋ぎ、DFの裏にいたデロッシがシュートするが、わずかにポスト右。7分、デロッシのミドルをGKが弾くと、バロテッリがこぼれ球を押し込めず、さらにモントリーボが打つも外した。3連発も決まらないイタリア、1点がこんなに遠い!
イングランドは10分にカウンターを見せ、ルーニーが中央突破、ジェラードがスリップしながらも右サイドでボールをキープ。しかし、ここまで。後半14分、イタリアは右サイドのクロスボールを受けたバロテッリが、オーバーヘッドシュートを放ったが、バーを越えて行った。
イングランドは15分、ウェルベックに代えてキャロル、ミルナーを下げてウォルコットと2枚同時投入。19分、右サイドのウォルコットのクロス→キャロルが落とし、こぼれ球をヤングがシュートを放つも、相手に当たりCK。続くCKをキャロルが飛び込むも、ファウルがあった。
後半30分、イングランドは中央でFKを獲得し、ジェラードのセンタリング→ルーニーがバックヘッドで叩きつけたが、ブッフォンに押さえられる。33分、イタリアはカッサーノを下げ、ディアマンティを投入。さらに34分、デロッシOUTノチェリーノIN。両チームとも2枚のカードを切った。36分、ディアマンティが反転してからミドルを打ったが、GKハートがキャッチ。
43分、イタリアはマルキージオのロングボール→ノチェリーノが飛び出してシュートしたが、イングランドDF・ジョンソンがクリア。ロスタイム、イタリアはアバーテに代えてマッジョが入る。これでイタリアは3人の交代枠を使い切った。47分、イングランドは左サイドでヤング→アシュリー・コールのクロス→キャロルが頭で繋ぎ、ルーニーオーバーヘッドも決まらない!90分が終って0-0のスコアレス!今大会初の延長戦へ!
延長戦、先にシュートを打ったのはイタリアで、ノチェリーノがミドルを放つも失敗。イングランドは延長4分、パーカーに代えてヘンダーソンが入る。その直後、左サイドでのFKをテリーやレスコットが飛び込むもオフサイド。イタリアは6分にピルロのロングボールからDFライン裏に抜け出していたバロテッリに通るも、トラップが出来ない。9分、バロテッリのシュートは正面。11分、ディアマンティのクロスはポスト直撃、あわやゴールかと思われた。イングランドは延長前半終了間際、ウォルコットクロス→キャロルが合わせるも、その前にラインを割る。
延長後半2分、ディアマンティがペナルティ右から狙うも、左に外れる。後半6分、ほぼ右寄りのFKをバロテッリが右足で直接狙ったが、大きく外れます。8分、左サイドのバルザレッティのグラウンダーをディアマンティがシュートするも決まらず。後半9分、バロテッリ→ディアマンティクロス→ノチェリーノが頭で押し込んでゴールかと思われたが、オフサイドだった!イタリアは一方的に攻めながらも、イングランドの壁を破れず。120分終えて0-0。勝負はPK戦までもつれ込んだ。
PK戦はイタリア先攻で開始。イタリア1人目はバロテッリは左隅に決めて見せた。対するイングランド1人目・ジェラードも左隅に決めた。両チーム1人目成功。
イタリア2人目・モントリーボのシュートは左に外れてしまう!イングランドの2人目はルーニー登場。ルーニーは左に決めた。これで2-1とイングランドリード。
3人目。イタリアはピルロが余裕で成功。浮かしてるよ…。イングランド3人目・ヤングはバーに当ててしまった!これで2-2の同点。
4人目、イタリアのノチェリーノは左隅に流し込む。イングランドはアシュリーコールが出てきたが、シュートはブッフォンにキャッチされた!イングランド連続失敗で、イタリアが3-2。そしてイタリア5人目、ディアマンティが決めて勝負あり!イタリアがPK戦の末、準決勝進出を決めました!
120分間+PK戦までもつれ込んだイングランドVSイタリアの長期戦は、圧倒的にボールを支配し続けたイタリアに軍配が上がりました。前半からいきなり両チームに決定的なシーンが相次ぎ、その後はイタリア一方的に攻め、120分間で30本以上のシュートを放ちながらも、イングランドの守備を崩す事ができず。後半に3連続シュートが決まらなかった時は、流れが相手に傾くんじゃないかと思われました。交代選手も存在感を見せ、ディアマンティが延長戦で何度もチャンスメイクすれば、5人目のPKを決めて勝利に貢献しました。
敗れたイングランドは、GKのハートが奮闘し続け、前半にサイド攻撃で何度もチャンスを作りました。イタリアの猛攻に120分間も耐え続けたけど、PK戦でヤングとアシュリーが続けて失敗。それにしてもイングランドはPK戦に弱いなあ…。
これで準決勝の2試合の組み合わせが決まり、スペインVSポルトガル、ドイツVSイタリアとなりました。ドイツとイタリアの戦いは激しいシュートの打ち合いになるだろうし、スペインとポルトガルの隣国同士の対決は白熱した試合になるでしょう。クリスチアーノ・ロナウドも2試合連続ゴールと好調だから、次の試合でも決めてきたりして…、ヨーロッパ最強を決める戦いもいよいよ大詰めです。
両チームのスタメンはこちら
イングランド
GK 1 ハート
DF 2 ジョンソン
DF 3 アシュリー・コール
DF 6 テリー
DF 15 レスコット
MF 4 ジェラード
MF 11 ヤング
MF 16 ミルナー
MF 17 パーカー
FW 10 ルーニー
FW 22 ウェルベック
イタリア
GK 1 ブッフォン
DF 6 バルザレッティ
DF 7 アバーテ
DF 15 バルザーリ
DF 19 ボヌッチ
MF 8 マルキージオ
MF 16 デ・ロッシ
MF 18 モントリーボ
MF 21 ピルロ
FW 9 バロテッリ
FW 10 カッサーノ
前半開始30秒過ぎにイタリアのバロテッリが遠い位置からミドルを叩きつけるが、イングランドGKがキャッチ。3分、右サイド・マルキージオの折り返し→デロッシが左足ミドルを狙ったが、ボールはポスト左直撃!決まればスーパーゴールだった。対するイングランドは5分、右サイドのミルナーがグラウンダークロス→ゴール前まで上がったDFのジョンソンのシュートは、GKブッフォンが左手セーブ!普通のGKだったらゴールを許してた。
イングランドは13分、ブッフォンのパンチングのこぼれ球をパーカーがダイレクトでシュートを打ったが、左に逸れてしまう。14分にはジョンソンのクロス→ルーニーのダイビングヘッドはバーの上。
イタリアは18分過ぎからはイタリアの攻める時間帯が続くも、イングランドDF陣が守り抜きます。25分、ピルロのロングパス→バロテッリがDFラインを抜け出して絶好のチャンスを迎えたが、DFジョン・テリーがブロック。31分、モントリーボが中央で浮き球のパス→バロテッリのシュートはGKがキャッチ。その1分後、イングランドはカウンターからルーニー→ウェルベック狙うも枠を捉えられない。
イタリアは38分、バロテッリのパスを受けたカッサーノがミドルを打ったが、イングランドGK・ハートが正面で防ぐ。39分にはバロテッリがペナルティエリア内で倒されるもノーホイッスル。41分、ピルロ→カッサーノが頭で落とし、バロテッリがゴール前で詰めるも上手く押し込めない。イングランドは43分、相手のボールを奪ってから速攻を仕掛け、ヤングがドリブルで持ち込み、ルーニークロス上げるもDFにクリアされた。結局前半は両チームとも決定的なチャンスを作りながらも、先制点を奪えず0-0で折り返し。
後半3分、イタリアはピルロの左CKをGKが弾いた後、味方がヘッドで繋ぎ、DFの裏にいたデロッシがシュートするが、わずかにポスト右。7分、デロッシのミドルをGKが弾くと、バロテッリがこぼれ球を押し込めず、さらにモントリーボが打つも外した。3連発も決まらないイタリア、1点がこんなに遠い!
イングランドは10分にカウンターを見せ、ルーニーが中央突破、ジェラードがスリップしながらも右サイドでボールをキープ。しかし、ここまで。後半14分、イタリアは右サイドのクロスボールを受けたバロテッリが、オーバーヘッドシュートを放ったが、バーを越えて行った。
イングランドは15分、ウェルベックに代えてキャロル、ミルナーを下げてウォルコットと2枚同時投入。19分、右サイドのウォルコットのクロス→キャロルが落とし、こぼれ球をヤングがシュートを放つも、相手に当たりCK。続くCKをキャロルが飛び込むも、ファウルがあった。
後半30分、イングランドは中央でFKを獲得し、ジェラードのセンタリング→ルーニーがバックヘッドで叩きつけたが、ブッフォンに押さえられる。33分、イタリアはカッサーノを下げ、ディアマンティを投入。さらに34分、デロッシOUTノチェリーノIN。両チームとも2枚のカードを切った。36分、ディアマンティが反転してからミドルを打ったが、GKハートがキャッチ。
43分、イタリアはマルキージオのロングボール→ノチェリーノが飛び出してシュートしたが、イングランドDF・ジョンソンがクリア。ロスタイム、イタリアはアバーテに代えてマッジョが入る。これでイタリアは3人の交代枠を使い切った。47分、イングランドは左サイドでヤング→アシュリー・コールのクロス→キャロルが頭で繋ぎ、ルーニーオーバーヘッドも決まらない!90分が終って0-0のスコアレス!今大会初の延長戦へ!
延長戦、先にシュートを打ったのはイタリアで、ノチェリーノがミドルを放つも失敗。イングランドは延長4分、パーカーに代えてヘンダーソンが入る。その直後、左サイドでのFKをテリーやレスコットが飛び込むもオフサイド。イタリアは6分にピルロのロングボールからDFライン裏に抜け出していたバロテッリに通るも、トラップが出来ない。9分、バロテッリのシュートは正面。11分、ディアマンティのクロスはポスト直撃、あわやゴールかと思われた。イングランドは延長前半終了間際、ウォルコットクロス→キャロルが合わせるも、その前にラインを割る。
延長後半2分、ディアマンティがペナルティ右から狙うも、左に外れる。後半6分、ほぼ右寄りのFKをバロテッリが右足で直接狙ったが、大きく外れます。8分、左サイドのバルザレッティのグラウンダーをディアマンティがシュートするも決まらず。後半9分、バロテッリ→ディアマンティクロス→ノチェリーノが頭で押し込んでゴールかと思われたが、オフサイドだった!イタリアは一方的に攻めながらも、イングランドの壁を破れず。120分終えて0-0。勝負はPK戦までもつれ込んだ。
PK戦はイタリア先攻で開始。イタリア1人目はバロテッリは左隅に決めて見せた。対するイングランド1人目・ジェラードも左隅に決めた。両チーム1人目成功。
イタリア2人目・モントリーボのシュートは左に外れてしまう!イングランドの2人目はルーニー登場。ルーニーは左に決めた。これで2-1とイングランドリード。
3人目。イタリアはピルロが余裕で成功。浮かしてるよ…。イングランド3人目・ヤングはバーに当ててしまった!これで2-2の同点。
4人目、イタリアのノチェリーノは左隅に流し込む。イングランドはアシュリーコールが出てきたが、シュートはブッフォンにキャッチされた!イングランド連続失敗で、イタリアが3-2。そしてイタリア5人目、ディアマンティが決めて勝負あり!イタリアがPK戦の末、準決勝進出を決めました!
120分間+PK戦までもつれ込んだイングランドVSイタリアの長期戦は、圧倒的にボールを支配し続けたイタリアに軍配が上がりました。前半からいきなり両チームに決定的なシーンが相次ぎ、その後はイタリア一方的に攻め、120分間で30本以上のシュートを放ちながらも、イングランドの守備を崩す事ができず。後半に3連続シュートが決まらなかった時は、流れが相手に傾くんじゃないかと思われました。交代選手も存在感を見せ、ディアマンティが延長戦で何度もチャンスメイクすれば、5人目のPKを決めて勝利に貢献しました。
敗れたイングランドは、GKのハートが奮闘し続け、前半にサイド攻撃で何度もチャンスを作りました。イタリアの猛攻に120分間も耐え続けたけど、PK戦でヤングとアシュリーが続けて失敗。それにしてもイングランドはPK戦に弱いなあ…。
これで準決勝の2試合の組み合わせが決まり、スペインVSポルトガル、ドイツVSイタリアとなりました。ドイツとイタリアの戦いは激しいシュートの打ち合いになるだろうし、スペインとポルトガルの隣国同士の対決は白熱した試合になるでしょう。クリスチアーノ・ロナウドも2試合連続ゴールと好調だから、次の試合でも決めてきたりして…、ヨーロッパ最強を決める戦いもいよいよ大詰めです。