サッカー・ブラジルW杯アジア最終予選「日本VSヨルダン」戦が8日、埼玉スタジアムで行われ、日本が6-0でヨルダンに圧勝しました。
前半から日本のゴールラッシュとなったこの試合、前半18分にCKから前田遼一選手のゴールで先制すると、3分後の21分には、遠藤保仁選手のスルーパス→本田圭佑選手が抜け出して2点目。30分には岡崎真司選手のこぼれ球を本田選手が押し込み3-0。さらに35分、右サイドからチャンスを作り、最後は香川真司選手のシュートが決まり4点目。前半だけで4-0とヨルダンを圧倒します。
後半に入り、後半7分に前田選手がペナルティエリア内で倒されてPKを獲得し、本田選手がしっかりと決めて5点目。本田選手はこの試合ハットトリックを達成!そして終了間際の後半44分、左ショートコーナーから途中出場の栗原勇蔵選手のヘディングシュートが決まってダメ押しの6点目。ヨルダンに快勝した日本は、これで2連勝。
いやぁ~最高の試合でした!過去2度戦って、90分以内での勝利が無かったヨルダンを相手に怒涛のゴールショーでした。前田選手の先制弾、本田選手のハットトリック、香川選手の最終予選初ゴールが生まれ、終わってみれば6得点。2試合連続の快勝を挙げたザックJAPAN、最高の状態で敵地・オーストラリアに乗り込みます!
本田選手は3得点1アシストの大活躍で勝利に大きく貢献。最終予選でのハットトリックは、1998年フランスW杯予選での三浦知良さん以来の快挙となります。ここ2試合で4得点と絶好調ですね。香川選手は試合前に「ゴールにこだわりたい」と言ってましたが、宣言通り決めてくれました。次戦のオーストラリア戦も2人のゴールで、豪州サポーターを黙らせてほしいものだ!
ダメ押しの6点目を挙げた栗原選手は、右ヒザを痛めた吉田麻也選手に代わって出場し、後半終了直前に代表初ゴール。途中から入って吉田選手の穴を埋めたので、豪州戦では先発出場もあるんじゃないかと思います。
ホームで連勝したザックJAPANは、2試合を終えて2勝0敗、勝ち点6でグループBの暫定首位。5大会連続のW杯出場へ、今のところ上々といえるでしょう。12日の第3戦は、アウェーでオーストラリア代表と対戦。中3日でのアウェー戦だから精神的にも体力的にもキツいかもしれません。厳しい戦いになるだろうけど、グループB最大のライバルに勝利し、3連戦3連勝を飾ってほしい!