日刊魔胃蹴

暑すぎてつらい。

ホエールキャプチャ無冠返上!6度目のGI挑戦で悲願成就!

2012年05月14日 | 競馬

2012年春の牝馬№1決定戦・第7回ヴィクトリアマイル(GI・芝1600m 18頭立て)が13日、東京競馬場で行われました。GI5勝を誇る前回の優勝馬⑦アパパネが史上初のVM連覇に挑戦すれば、昨年の桜花賞馬①マルセリーナ、⑫ホエールキャプチャ、⑯ドナウブルー、⑭オールザットジャズなどの4歳世代組、⑩フミノイマージン、⑧クィーンズバーン、②レディアルバローザ、⑪アプリコットフィズといった牝馬重賞の常連組などが参戦しました。混戦模様の古馬牝馬戦線で今一番強いのは誰だ!?


直前の単勝の上位人気は、1番人気がアパパネ(4.0倍)、2番人気オールザットジャズ(5.1倍)、マルセリーナが3番人気(6.8倍)。4番人気以降は、ホエールキャプチャ(7.2倍)、フミノイマージン(7.6倍)、アプリコットフィズ(11.7倍)、ドナウブルーと続きました。
スタートで⑥スプリングサンダーが躓いて出遅れ。あわや落馬するかと思った。他の馬達は綺麗に飛び出した。先行争いで、好スタートを切った⑧クィーンズバーンが先頭に立ち、2番手にドナウブルー、ホエールキャプチャ3番手、外側4番手に⑮エーシンハーバーが追走。5番手の位置にレディアルバローザと⑬チャームポット、その後ろに③キョウワジャンヌ、マイネイザベル8番手。注目のアパパネは中団グループの中にいて、10番手か11番手で追走。12番手グループにマルセリーナとアプリコット、イマージンにオールザットジャズと有力勢が固まっている。⑤アニメイトバイオ後方2番手、出遅れたスプリングサンダーはしんがり。
18頭がほぼ一団の状態で3コーナーに差し掛かり、逃げるクィーンズバーンは前半800mを46秒台で通過。ドナウブルーは単独2番手、エーシンハーバーが3番手に浮上し
、ホエール内ラチ沿いの4番手。アルバローザ、オールザット、マルセリーナ、アパパネはまだ馬群の中。4コーナーから直線コースに差し掛かり、ドナウとホエールが先頭に迫り、アパパネが内を突こうとするが前が塞がって抜け出せない。残り200mでホエールキャプチャが先頭に浮上、ドナウブルーが2番手で追い、マルセリーナ猛追するも3番手争いまで。先頭のホエールキャプチャはドナウブルーの追い上げを抑えてトップでゴールイン!嬉しいGI初タイトル、そして春の古馬牝馬の頂点に立ちました!


全着順&払戻金
1着⑫ホエールキャプチャ  1分32秒4
2着⑯ドナウブルー      1/2馬身
3着①マルセリーナ      1馬身1/4
4着③キョウワジャンヌ     ハナ
5着⑦アパパネ         3/4馬身
6着④マイネイサベル      クビ
7着⑧クィーンズバーン     3/4馬身
8着⑬チャームポット     1/2馬身
9着②レディアルバローザ    クビ
10着⑮エーシンハーバー     クビ
11着⑤アニメイトバイオ     クビ
12着⑰レインボーダリア     3/4馬身
13着⑥スプリングサンダー    3/4馬身
14着⑱アスカトップレディ   1馬身1/4
15着⑩フミノイマージン     クビ
16着⑭オールザットジャズ    クビ
17着⑨グランプリエンゼル    1馬身
18着⑪アプリコットフィズ   1馬身1/4

払戻金
単勝  12 720円
複勝 12 220円  16 400円  1 240円
枠連 6-8 2740円
馬連 12-16 5510円
馬単 12-16 10720円
ワイド  12-16 1570円  1-12 780円  1-16 1540円
3連複  1-12-16  10790円
3連単  12-16-1  75320円


「芦毛の鯨」無冠返上!単勝4番人気だったホエールキャプチャがヴィクトリアマイルを制し、GI初制覇を成し遂げました。道中は終始内ラチ沿いの4番手を追走し、直線でクィーンズバーンをかわし、前が開くと同時に抜け出し、ドナウブルーに半馬身差を抑えて優勝しました。ドナウブルーが2着、3番人気のマルセリーナが3着に入り、4着のキョウワジャンヌまで4歳勢が上位を独占。1番人気だったアパパネは5着に敗れ、VM連覇ならず。2番人気だったオールザットジャズは16着惨敗。5冠牝馬が敗れ、4歳勢が圧倒した今回のVM。古馬牝馬戦線も世代交代突入です。
優勝したホエールキャプチャに騎乗した横山典弘騎手は、2010年のオークス以来、実に2年ぶりとなるGI勝利で通算21勝目。ヴィクトリアマイルではブエナビスタとのコンビで制した2010年以来に次いで2勝目を挙げました。レース後のウイニングランで客席に向かって鞭を投げ入れたり、地下馬道にある検量室前でデット-リジャンプしたりと久々のGI勝利に喜びを爆発させていました。
2歳時から「関東の星」と言われていたホエールキャプチャでしたが、GIでは2着2回(阪神JF、桜花賞)、3着2回(オークス、秋華賞)、4着1回(エリザベス女王杯)と上位に入りながらも、あと一歩のところでGI制覇を逃し続けてきました。6度目のGI挑戦となった今回のVMで、悲願が成就されました。「善戦キャラ」からようやく脱却、今後は「ホエールキャプチャ時代」を築き上げられるか?それに牡馬を相手に互角に渡り合えるところも見てみたいものです。

来週は3歳牝馬クラシックの第2弾・第73回オークスが行われます。桜花賞馬・ジェンティルドンナは川田将雅騎手(岩田康誠の代役)とのコンビで2冠奪取に挑戦。ルドンナ意外にも、桜花賞2着だったヴィルシーナ、3着のアイムユアーズ、フローラステークスを勝ったミッドサマーフェア、スイートピーステークスを制したdアイワズーム、忘れな草賞を勝ったキャトルフィーユ、メイショウスザンナ、アイスフォーリスなどが登録しています。
ルドンナは1800m以上走った事が無いので、府中コースで勝利経験のあるヴィルシーナが最有力かもしれませんが、オークスは何が起こるかが分かりません。2年続けて別路線組の馬が波乱を巻き起こす事もあるかも…。




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