日刊魔胃蹴

暑すぎてつらい。

アメリカ帰りの井川慶に勝ったのに、たった4安打で1点しか取れないの?

2012年05月10日 | HAWKS

GW9連戦を6勝3敗の成績で終えた福岡ソフトバンクホークスは、8日からほっともっとフィールド神戸(スカイマークスタジアムから改称)でオリックスバファローズと3連戦を戦っておりますが、8日の初戦は2点を先取しながらも、山田大樹投手が5回に3失点され、2-3の逆転負け。さらには大物助っ人として注目されたペニー投手の退団が発表され、ホークスファンにとって失望感たっぷりの1日となりました。
迎えた9日は、ソフトバンク・大隣憲司、オリックス・井川慶が先発。元メジャー(といっても大して活躍せず、マイナー暮らしがほとんどだったなあ)の井川投手の国内復帰戦で注目されていましたが…。


スタメンはこちら
1(二)明石健志
2(遊)今宮健太
3(右)内川聖一
4(指)ペーニャ
5(三)松田宣浩
6(一)小久保裕紀
7(中)江川智晃
8(左)中西健太
9(捕)山崎勝己
 (投)大隣憲司
下位打線に変更があり、中西健太が今季2試合目のスタメン入り、山崎がマスクを被りました。


ホークス先発の大隣は、初回に先頭打者の坂口智隆にセンター前ヒットを許します。しかし、続く大引啓次の犠打を松田がダイレクトキャッチ→1塁送球で坂口戻れず併殺打。2死後にヒットを打たれたものの、4番のイ・デホをストレートで見逃し三振に仕留め、この回を無得点に抑えます。2回と3回はオリックス打線を3者凡退に斬り落とします。
オリックス先発・井川を攻略したいホークス打線ですが、初回に上位打線が3者凡退に抑えられると、2回にはペーニャ・松田・小久保の3人も凡退。2イニング連続3者凡退とヒットどころかランナーを出せません。
迎えた3回表、先頭の江川がセンターへのラッキーな2塁打を放つと、中西の犠打、山崎の四球で1死1,3塁と先制のチャンス。ここで明石が井川の2球目のストレートを叩きつけ、ショートへのタイムリー内野安打。3塁走者・江川が生還してホークスが1点を先制。なおも今宮のヒットで満塁とチャンスが続きましたが、内川三振、ペーニャ2塁ゴロに倒れ、追加点を奪えず1点止まり。
4回、井川にアクシデントが発生。松田と小久保を抑えて2死とした後、江川への2球目を投げた直後に右太ももを抑え、コーチ陣がマウンドに駆け寄るが、続投できず降板。思わぬ形で日本球界復帰戦を終えました。
大隣は1点の援護を貰った後も、オリックス打線を5回まで無失点の好投を続けます。6回、2死から大引の2塁打、後藤光尊の四球で1,2塁とピンチを背負いましたが、イデホをチェンジアップで空振り三振に仕留め、相手の反撃を封じます。
7回、北川博敏に2塁打を打たれると、川端崇義に死球、鈴木郁洋のレフト前ヒットで1死満塁と再びピンチを招きます。宮崎祐樹から見逃し三振を奪った後、坂口が出てきたところでホークスベンチが動き、大隣を下げて2番手・岡島秀樹が登板。一打同点or逆転のピンチで出てきた岡島は、坂口をカーブで遊撃フライに打ち取り、この日最大のピンチを凌いで見せました。
その後、8回に2番手・森福允彦が3人で抑えると、9回はファルケンボーグが3者連続三振を奪い試合終了。ホークスが明石にの内野安打よる1点を守り切り、オリックス戦の連敗を止めました。



試合結果 パ・リーグ 2012/05/09(水)
オリックス-ソフトバンク 8回戦 
(ソフトバンク5勝3敗、ほっともっと神戸、18:00、9153人)
Sh 001 000 000  1
Bs 000 000 000  0
【投手】
(ソ)大隣、岡島、森福、ファルケンボーグ-山崎
(オ)井川、塚原、香月-斎藤、鈴木
【責任投手】
(勝)大隣5試合3勝2敗
(S)ファルケンボーグ14試合1敗13S
(敗)井川1試合1敗


勝ったのは良いんですが、たった4安打で1点のみですか…。3回に明石選手の内野安打で先制したけど、その後の満塁のチャンスをモノにできなかったのが、その後に大きく影響したのかもしれませんね…。投手陣では大隣投手が無失点に抑えると、岡島投手、森福投手、ファルケンボーグの中継ぎ陣が相手の反撃を許しませんでした。いやあヒヤヒヤしたなあ。
先発の大隣投手は、7回途中まで111球を投げて被安打6・8奪三振・2与四死球・無失点の内容で今季3勝目。登板5試合目で早くも昨年の勝ち星に並ぶとともに、日ハム戦以外で勝利を挙げました。初回に先頭打者を出しながらも味方の守備に助けられ無失点、2回から4回まで3イニング続けて3者凡退。ピンチを背負った場面では、チェンジアップが効き、6回にイデホを空振り、7回の満塁の大ピンチでは宮崎選手を見逃し三振に仕留めました。
ヒットがたった4本しか出なかった打線の方は、決勝打を放った明石選手がチーム唯一の2安打マルチヒット。3回の2打席目で井川投手からタイムリーを放つと、8回の4打席目にはオリックス2番手・塚原周平投手からヒットを打ちました。
これでオリックスとの神戸3連戦は、2試合を終えて1勝1敗のタイ。10日の3戦目の予告先発は、ソフトバンク・新垣渚、オリックス・中山慎也となっています。前回の日ハム戦では8回無失点の好投を見せた新垣投手、1週間前のような安定感あるピッチングが残っていればいいんですが。あと、打線は2点以上取ってほしい。2000本安打まであと10本に迫っている小久保選手、最近足踏み状態ですけど大丈夫ですか?


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