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日刊魔胃蹴

暑すぎてつらい。

FIFAコンフェデレーションズカップ2009 ブラジルVSイタリア

2009年06月22日 | soccer
FIFAコンフェデレーションズカップ2009は大会6日目。前日のA組の試合は、スペインが2-0で南アフリカを降して3戦全勝でA組首位通過。南アフリカは敗れはしたものの、イラクVSニュージーランドが無得点ドローに終わったためベスト4進出を果たしました。21日はB組の最終戦が行われ、ブラジルVSイタリアが対戦します。ブラジルは引き分けでもベスト4進出、イタリアはこの試合に勝たなければなりません。来年のW杯でも実現するだろう「カナリアVSアズーリ」の戦い、大会屈指の好カードを制するのはどっちだ?


スタメンはこちら
イタリア
GK ブッフォン
DF キエッリーニ
DF カンナバーロ
DF ドッセーナ
DF ザンブロッタ
MF デ・ロッシ
MF モントリーヴォ
MF ピルロ
MF カモラネージ
FW トーニ
FW イアキンタ

ブラジル
GK ジュリオ・セザール
DF マイコン
DF ルシオ
DF ジュアン
DF アンドレ・サントス
MF フェリペ・メロ
MF ジルベルト・シルバ
MF ラミレス
MF カカ
FW ルイス・ファビアーノ
FW ロビーニョ


ブラジルボールで前半キックオフ!ブラジルは開始3分に右サイドからマイコンが抜け出してシュートを放つが、オフサイドフラッグが上がっていた。今度はイタリアが右サイドでクロスを入れ、相手が当たってCK。CKは決定的にはならず。5分、またもCKからモントリーヴォが頭で合わせるもダメ。6分、ロビーニョが中央でドリブルを見せ、ラミレスがシュート!これはバーに直撃。7分にはロビーニョが狙うもカンナバーロに当たった。8分、カカがドリブルで見せる。イタリアはピルロが倒されるもノーファウル。
10分、フリーのロビーニョからカカが狙うが、相手にブロックされる。12分にブラジルがCKのチャンスを得るもイタリアが守る。1分後にはファビアーノがエリア内でボールを受けるが、イタリア守備陣が守り切った。14分、ロビーニョがドリブルから右足で狙うが、ブッフォンがキャッチ。15分、ファビアーノが一気に抜け出すが、ブッフォンが飛び出して止めた。イタリアは19分、ザンブロッタの縦パスからカモラネージがクロスを入れるが、相手に当たってCK。続くCKのこぼれ球の競り合いでカンナバーロがファウルを受けた。20分、スルーパスにイアキンタが抜け出すが、判定はオフサイド。ここに来てイタリアが攻撃のリズムをつかんだか?
24分、ブラジルに緊急事態。ジュアンが負傷で下がり、ルイゾンが投入された。25分、ラミレスがボールを奪ってクロスを入れるが合わせる人がいない。26分、カカのドリブルをカモラネージがブロック。今度は右足ミドルを放ったカカだが、ボールは枠の外。イタリアは28分、カモラネージがミドルを狙うもバーの上。29分、ピルロが3人に囲まれるが、左サイドへのパスで回避。ブラジルは30分、マイコンのクロスにファビアーノがヘッドを見せるが、ゴール左に外れた。33分、CKのこぼれ球を拾ってルシオがクロス、しかしブラジルの猛攻をブッフォンを中心としたイタリア守備陣が防ぐ。3本目のCKにまたもルシオ、今度はシュートを狙ってきたが、またブッフォンが止めた。
前半も残り10分。37分、マイコンのシュート性のパスをファビアーノが決めてブラジルが先制!オフサイドだと思っていたイタリア、守備のミスで1点を失った。イタリアはイアキンタを下げてデ・ロッシを投入。イタリアは40分、トーニが左サイドで粘ってFKを獲得したが、チャンスには至らず。ブラジルは43分、ロビーニョとカカのワンツーから、最後はファビアーノが押し込んで2点目!ファビアーノ2連続ゴールだ。イタリア大ピンチ。今度はカカがボールを奪うと、左サイドを突破してロビーニョへパス。ロビーニョがラミレスにパスを出すところをドッセーナがカット、しかしボールはゴールに吸い込まれてしまった…。まさかのオウンゴールで3点目。8分間で3失点を喫したイタリア、カテナチオ完全崩壊。

ブラジルが試合開始から試合の主導権を握るものの、イタリアの守備の前に1点が奪えない状態が続きましたが、37分と43分ににファビアーノの2連続ゴールなどで8分間で3点を奪いました。勝たなければ後がないイタリアですが、前半残り10分を切ったところで3失点。オフサイドだと思い込んでいたら、ゴールと認定されたことから崩れ始め、前半終了間際にはドッセーナがオウンゴール。あの3点目はカカとロビーニョのスピードにDF陣が着いていけませんでしたね。後半の45分で4点を奪う事はもはや不可能でしょう。
もう一方の試合、エジプトVSアメリカですが、前半21分にアメリカ代表・デイビスの先制ゴールで1-0とアメリカが1点リードして前半を終えました。このまま行けば、エジプトが得失点差で2位になり、イタリアが敗退する事になります。W杯王者、万事休すか。

後半開始と同時にイタリアはモントリーヴォに代えてペペを投入。この交代策で流れを変えたいところ。後半3分、ブラジルはファビアーノが倒されてFK。キエッリーニに警告が出されました。このFKをアンドレ・サントスが左足で狙うも失敗。8分経過しましたが、またブラジルの時間帯ですね。イタリアは9分に右サイドでペペ、左サイドにドッセーナがクロスを入れるもダメ。逆にブラジルはカウンターからロビーニョが粘ってシュートを放つが、相手がスライディングで阻止。イタリアは後半11分、トーニに代えてジラルディーノを3枚目のカードを投入。後半14分左サイドのクロスにカモラネージが合わせられず。
ブラジルは後半17分、ラミレスが打ってくるが、相手に阻まれる。今度はイタリアがチャンス。左サイドのクロスに選手が合わせられない。18分には右サイドのクロスにマイコンがクリア。19分、ロッシがロングシュートを狙うが、GKが正面でパンチング。今度はピルロが左足で狙うもこれもGKがキャッチ。21分にはドッセーナのクロスにジラルディーノが合わせるも決められない。更にペペが飛び込むも…。果敢にゴールを狙って行くイタリア、しかし1点が遠い。攻めまくるイタリア、守りがちのブラジルの時間帯が続く。23分にはロッシが強烈な左足!これはGKが防いだ。
24分、ブラジルは久々のチャンス。マイコン→ロビーニョと渡り、最後はカカのミドル!しかしゴール左。26分、イタリアがFKを獲得し、ピルロが狙っていくも壁に直撃。続くCKをペペが狙うがまたも相手に当たりCK。2本目はニアに狙うもまた相手に阻まれる。3度目はショートで繋ぐが、キエッリーニのジャンピングボレーをジウベルトがブロック。後半30分、ブラジルGKが飛び出してイタリアのチャンス、しかしジラルディーノ、ペペが決める事が出来ない。ブラジルよく守った!逆にブラジルはロビーニョが粘りを見せるが、イタリア守備陣が打たせない。
ブラジルは34分、中盤でのボール回しを見せるが、ピルロがカット。カモラネージが左サイドで前進するが、クロスはダメ。36分、カカ→ロビーニョと渡るが、キエッリーニがカット。今度はペペが右サイドでクロスを入れるもクリアされた。38分にはジラルディーノが頭で合わせようとするも届かない。39分、ロッシがエリア外から放つも左に外れた。ブラジルはジウベルトに代えてクレベルソンが入る。40分、カカが一気に狙うが、相手に当たってゴール右に外れてCK。CK前にラミレス→ジョズエが入る。41分、ルシオが狙うもGKに阻まれ、マイコンが拾うもミス。
ロスタイムが近づくにつれ、疲労により選手が倒れるシーンが目立つ。ルシオがロッシに倒されて担架で運ばれた。44分、ペペのシュートをGKがセーブ、さらにデ・ロッシがミドルを放つも枠を捉えず。ロスタイム、ブラジルはロングボールからファビアーノが受けるもオフサイド。47分には中盤での華麗なパス回しから、カカが左から狙うも相手にブロックされる。終了直前、ドッセーナが強烈なミドルを狙うもバーの上。そしてタイムアップ。ブラジルが3-0でこのまま逃げ切りました。


ブラジルはこれで3連勝、B組全勝で1位通過決定。後半はイタリアの猛反撃に遭うも、相手のお株を奪っただろう堅守で1点を許しませんでした。特にミドルシュートをGKのジュリオ・セザールが再三にわたって防ぎましたねえ。カカやロビーニョにゴールはありませんでしたが、この試合はファビアーノが2得点を奪ってアズーリに引導を渡しました。準決勝はA組2位・南アフリカと対戦、次はカカとロビーニョのゴールは出るのでしょうか?
一方のイタリアは、エジプトに続いて2連敗。前半の3失点は本当に痛かった…。カテナチオが前半でボロボロになった、ジラルディーノを投入してもダメ、遠目からのシュートを狙っても突き刺さらない、何もかもがダメダメでした。帰国後は現地ファンのバッシングが殺到する事でしょう。
もう1試合のエジプトVSアメリカは、後半にアメリカがブラットリーとデンプシーのゴールで2点を追加して3-0でエジプトに勝利。この結果、ブラジルが勝ち点9で1位。勝ち点3で3チームが並び、イタリアとアメリカが得失点差で同じだったんですが、総得点でアメリカ(4得点)が上回ったので、アメリカが大逆転で準決勝進出!W杯王者・イタリアは1点及ばず3位で敗退決定です。準決勝2試合はスペインVSアメリカ、ブラジルVS南アフリカという組み合わせになりました。順当に行けばスペインとブラジルが決勝で対戦することになるでしょうね。W杯前哨戦のコンフェデを制するのは一体どのチームか、24日と25日の準決勝も目が離せません。



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コメント (2)
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雨天決行の交流戦ラストゲームは、杉内の完封勝ち。

2009年06月22日 | HAWKS

福岡ソフトバンクホークスは前日の試合で6本のホームランを放ち、横浜ベイスターズに勝って完全優勝を決めました。交流戦最後の試合である日曜日は、午前中から雨が降っていたので試合ができないのかと思ったら、試合は雨天決行。それでもやっちゃうんだ!?最終戦はソフトバンク・杉内VS横浜・三浦のエース対決となりました。


ソフトバンクは初回、本多が三振で倒れて1死後、川崎が初球のスライダーを捕らえ、打球はバックスクリーン右に飛びこむソロ本塁打で1点を先取。2回には長谷川の四球、松田がレフト線を破る2塁打で1死2,3塁と追加点のチャンス。ここで田上がレフト前タイムリーで2者が生還し、3-0とします。4回、先頭の長谷川が三浦の5球目の低めのスライダーをすくい上げ、高く舞い上がった打球はライトスタンド上段まで飛んで行きました。松田もスライダーを狙い撃ち、左中間スタンド中段まで運び、2者連続ホームランで2点を追加し、5-0と横浜とのリードを拡げました。
ホークス先発の杉内は、1回を3者凡退に仕留めると、2回も横浜打線を封じて2イニング連続の3者凡退を見せます。3回に先頭の藤田にレフト前ヒットを浴びたものの、次の新沼には遊撃ゴロ併殺打に仕留めました。杉内は5回まで3者凡退のイニングが4度、打たれたヒットも1本に抑える好投を見せます。
ソフトバンク打線は中盤以降、横浜の中継ぎ陣の前に快音が聞こえず。6回には松田があと少しでホームランというライトフライ、7回には本多が相手のエラーで出塁するも後続が相次いで凡退。ダメ押しともいえる追加点が全く奪えません。
味方打線が沈黙しても、杉内の好投は続きます。6回にこの日2本目のヒットを許しながらも、松田のファインプレーでピンチを阻止。7回には先頭の仁志にヒットを浴び、自らの暴投で2死2塁と初めてのピンチを背負いましたが、佐伯を三振に仕留めてピンチを凌ぎました。8回は3者凡退に抑え、9回は下園と吉村を連続三振に仕留めた後、仁志に対して四球を与えたものの、内川を遊撃ゴロに打ち取って試合終了。交流戦最後の試合で杉内が完封勝利、チームも横浜に連勝しました。


交流戦 2009/06/21(日)
横 浜-ソフトバンク 最終戦
(ソフトバンク4勝、横浜、14:00、12700人)
SH 120 200 000    5
YB 000 000 000    0
【投手】
(ソ)杉内-田上
(横)三浦、牛田、加藤康、真田-新沼
【責任投手】
(勝)杉内12試合7勝1敗
(敗)三浦12試合6勝5敗
【本塁打】
(ソ)川崎2号ソロ(1回、三浦)、長谷川6号ソロ(4回、三浦)
   松田4号ソロ(4回、三浦)


雨の中で行われた横浜との最終戦は、この日もソフトバンク打線が一発攻勢を見せ、横浜先発・三浦から3本のホームランを放ちました。投げては杉内が今季初の完封で5-0で勝利しました。横浜相手に4戦全勝、チームも昨年から横浜戦8連勝となっています。チームの勢いの違いが表れてるような試合内容と結果でしたね。
先発の杉内は、9回まで打者30人に対して111球、横浜打線を散発の3安打に封じ、7奪三振、1四死球の内容。先週の巨人戦に続いて2週連続の完投勝利で今季7勝目を飾りました。9回2死まで無四球だったんですが、仁志を四球で歩かせてしまい、無四球完封はならず。横浜の1番・吉村に3三振、内川・村田・佐伯の横浜中軸を無安打に抑えてみせました。交流戦は6試合を投げて3勝0敗だった杉内投手、後半戦もエースの貫録を見せてほしいですね。
打撃陣はチーム全体で7安打で5得点、この日は川崎が先制弾、松田と長谷川が2試合連続ホームランを放ちました。「打球は場外までいった?場外だったらちょっと嬉しいんだけど」とコメントしていた長谷川選手、う~ん微妙です。たぶん場外までには行ってないと思います。長谷川はこの2日間で3発放ってます。松田は4打数2安打1打点、2回に2点タイムリーを打った田上は4打数2安打2打点、オーティズは打点こそなかったものの、9試合連続ヒットをマークしました。
横浜に連勝したホークスは、この交流戦は18勝5敗1分け・貯金13の文句無しの成績で交流戦連覇&完全優勝となりました。開幕前はBクラスで苦しんでいましたが、今ではAクラスまで躍進。21日は日本ハムが広島に敗れたため、再びパリーグ同率首位になりました。金曜日からはパリーグのレギュラーシーズンが再開し、ホークスは埼玉西武ライオンズとの3連戦です。金曜日は県営大宮公園球場、週末は西武ドームで行われます。交流戦での強さをリーグ戦でも見せつけ、単独首位&大型連勝を期待したいと思います。昨年のように7連敗だけは絶対にしないください…。




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