日刊魔胃蹴

暑すぎてつらい。

マイケル・ジャクソンが心臓発作で死去

2009年06月27日 | Weblog

20世紀を代表するトップアーティストで、「キング・オブ・ポップス」と呼ばれたマイケル・ジャクソンさんが現地時間の25日、心臓発作→心不全のため急死しました。50歳でした。スーパースターの突然の最期に全米いや世界中が衝撃を受け、悲しみに包まれました。

マイケルの兄であるジャーメインさんが記者会見で、マイケルさんは25日午後にロサンゼルス市内の自宅にて心臓発作を起こして倒れ、救急車で病院に搬送されるも心肺停止状態。医師団が懸命に心肺蘇生マッサージを試みましたが、午後2次26分に搬送先のカリフォルニア州立大ロサンゼルス校医療センターで死亡が確認されました。この後、ロス市警がマイケルさんの自宅を捜査し、犯罪の可能性に否定的な見解を示した。遺体は夕方に司法解剖のため、ロサンゼルス郡検視局へ搬送され、26日の検視の結果で死因が判明するとのことです。
突然の訃報に全米中は悲しみに包まれ、ラジオ番組はヒット曲を流し続け、搬送された病院の外は大勢のファンが駆けつけ、「マイケル」コールが鳴りやまず、深夜になっても献花に訪れる人が絶えませんでした。ニューヨークのアポロシアターでは、マイケルさんの曲を合唱する人たちがいました。マイケルとともに一時代を築いたマドンナは「涙が止まらない。世界は偉人の1人を失った」と哀悼の意を示していました。
日本では、CD店では追悼コーナーが設置され、ソニーミュージックには15万枚の追加オーダーが入ったそうです。同社では紙ジャケットのCDが来月リリースされることになっているのですが、通常通り発売する予定。発売当日はCDを買い求めるファンが殺到し、想像以上の売り上げを記録するかもしれません。ネット通販の大手・amazonでは、マイケル追悼特集のページが開設され、CDなどの注文が急増。Gyaoも追悼特別番組を放送し、過去のPVを紹介します。


マイケル・ジャクソンの経歴を振り返ると、1958年8月29日にインディアナ州で生まれ、当時はジャクソン家の10人兄弟の8番目で六男でした。8歳だった1966年に「ジャクソン5」を結成し、マイケルはメインヴォーカルを担当。子供とはいえ歌唱力は抜群で、「I Want you back」、「ABC」などヒット曲を連発し、ジャクソン5はアメリカを代表とするアイドルグループとなったのです。14歳でソロデビューを果たし、「ベンのテーマ」で全米チャート5位に入ります。
ソロデビューから9年後の1982年、「スリラー」でビルボードチャートのアルバム部門で37週連続1位を獲得すれば、2700万枚は当時のアメリカ最高セールス記録を樹立でした。このアルバムには「スリラー」の他にも「Beat it」、「ビリー・ジーン」が収録されていました。全世界で1億枚以上売り上げて2006年にギネスに認定。1984年のグラミー賞では8部門を受賞。
翌年にはアフリカの難民を救済する歌「We are the world」で作詞・作曲を担当、自らもコーラスに入りました。1987年に「BAD」を発売し、スリラーには遥に及ばないものの、全世界で2800万枚以上売りあげる大ヒット。その後、92年に「デンジャラス」、95年に「ヒストリー」をリリースしてともに全米1位になりました。
栄光を極めたマイケルですが、ゴシップも絶えませんでした。自伝で鼻とあごの整形をカミングアウトすれば、年々白くなっていく肌と整形による顔の変わり様が報じられました。1993年の子供への性的虐待疑惑、1994年にはエルヴィス・プレスリーの娘と結婚するも1年半で離婚。2002年には子供をホテルのベランダから落とすふりを見せ、「児童虐待じゃないのか」と波紋を呼び、翌年に少年への性的虐待容疑で逮捕されました。裁判では無罪を勝ち取りましたが、かつての栄光は崩れたのでした。
マイケルは親日家としても有名で、日本での公演を5回実現。初来日のときは大きな話題となり、「マイケルブーム」が巻き起こりました。98年には空手団体の名誉五段を授与され、最後の来日となった2007年は、ビックカメラ有楽町店を貸し切ってショッピングするというのがありました。


最近ではロンドンで最後のツアーを行うことを発表し、50公演が一気に完売。本人も完全復活を目指してトレーニングに励んでいたそうですが、心臓発作に倒れて帰らぬ人となり、ロンドンでのライブが幻となってしまいました。あの時チケットを購入した人も非常にショックだろうし、チケットとかは払い戻されるのだろうか?
マイケル・ジャクソンを初めて知ったのが「BAD」のころで、その時はまだ2~3歳でした。「BAD」が流れたらノリノリになってた事もあったかも…。ダンスは本当にカッコよくて、ムーンウォークを真似しようとしても難しいです。「Beat it」はウチの姉のテーマソングにもなっていました。
マイケルの人生は「スリラー」な感じで、ゴシップや整形などで「BAD」なところもありましたね。黒人→肌が白人化していくというのは、最初はメイクか皮膚移植なのかと思っていたんですが、色々調べたら病気だということがわかりました。整形を繰り返した事で顔面が交通事故で複雑骨折した人みたいになり、鼻の辺りはブラスチックが入ってました。死因とかはまだ不明だそうで、皮膚がん説というのもあるかもしれないし、トレーニングのしすぎで体調が悪くなってしまったというのもありますが、鎮痛剤などの薬を服用していたという情報もあるみたいなので、たぶん薬物中毒ではないかと思います。
アメリカのエンターテイメントをリードし続けたマイケル・ジャクソンが死んだことで、日本においてブームが再燃するはず。ファンが「マイケル」コールをしたり、往年の曲を合唱しているシーンを見ると、マイケルは年代・性別・人種に関係なく愛されていたんだと実感しました。彼の死は世界の音楽史において一つの時代が終わりを迎えたと言っても良いでしょう。謹んでお悔やみ申し上げます。




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