日刊魔胃蹴

暑すぎてつらい。

杉内の5月13連勝は来年に持ち越し。ホークスはサヨナラで2位浮上!

2009年06月01日 | HAWKS

中日ドラゴンズに先勝して交流戦首位キープの福岡ソフトバンクホークス。31日は「女子高生デー」であるとともに、乳がん撲滅を訴える「ピンクリボンキャンペーンデー」でした。1~3塁のベースがピンク色、選手も肩にリボンをつけていたそうです。殆どのメディアは「乳がん」の方を取り上げておりました。だって、「女子高生デー」は番組の企画でしょ?この日は「ミスター・メイ」の杉内俊哉が先発。5月最後の日に13連勝を飾れたのか?

杉内は1回、先頭の井端をセンターフライ、荒木を2塁ゴロに打ち取って2死とした後、森野に1塁内野安打を許しましたが、ブランコを3球三振に仕留め、初回0点の上々な滑り出しを見せます。その裏のホークスの攻撃は、先頭の本多が中日先発・川井雄太(私の母校・大東文化大学のOB)の4球目のスライダーをレフト前ヒットを放った後、盗塁を成功させます。川崎バントミスで1死後、オーティズがレフト線を破るタイムリー2塁打で1点を先制します。
2回、杉内は先頭打者を四球で歩かせますが、デラロサと平田を連続三振に仕留めて反撃を阻止。その裏、1死1塁で田上が川井の初球のスライダーを捉えると、打球はレフトスタンドに突き刺さる2ラン!女房役・田上の一発で2点を追加し、3-0としました。
杉内は3回もランナーを出しながらも後続をしっかり打ち取り、序盤の3イニングを無失点に抑えます。ところが、4回に1死から和田一浩に一発を浴びて1点を返されると、2死後に平田の3塁打、藤井にはレフト線への2塁打で1点差とされ、てしまいます。なおも2死2塁と同点のピンチ、ここで谷繁にライト前ヒットを許し、2塁から藤井が本塁突入しますが、右翼手・多村の好返球で本塁憤死。2日連続で多村が強肩を見せて同点を阻止しました。1点差に詰められたホークスはその直後、2死から森本のヒット、本多の四球で1,2塁の場面で川崎がレフトへ流し打ち、中日左翼手・和田がキャッチするもこぼれてしまい、森本がホームインして再び2点差としました。
追加点の援護を貰った杉内ですが、5回に先頭の井端に2塁打を許すと、2死3塁でブランコの場面で暴投してしまい、再び1点差とされます。それでもブランコを三振に仕留めて3アウト。6回には和田を四球で歩かせますが、牽制で和田を刺殺&後続を抑えました。杉内は6回を投げ終えたところでマウンドを降りました。
終盤に突入した7回、ソフトバンクは2番手に摂津がマウンドに上がります。藤井と谷繁を簡単に2死を取りますが、井端と荒木に連打を浴びた後、森野に初球を狙われてレフト線を破る2塁打で同点にされます。杉内の白星を消した摂津は、2死2,3塁の場面でブランコを迎えますが、高めの直球で空振り三振に仕留めました。8回にファルケンボーグが3番手で登板。ファルケンは中日打線から2つの三振を奪うと、9回も続投して3者連続三振の圧巻な内容を見せました。
打線の方は5回以降、中日中継ぎ陣の前に1点が奪えず。同点で迎えた9回、1死から森本がヘッドスライディングで内野安打にすると、本多もライト前ヒットで続き1死1,2塁とサヨナラのチャンス。ここで川崎が中日5番手・高橋聡文の2球目のストレートを3塁線へ!打球はフェアとなり、2塁から森本がホームインしてサヨナラ!川崎のサヨナラタイムリーでホークスが中日に連勝です!


交流戦 2009/05/31(日)
ソフトバンク-中 日 2回戦 
(ソフトバンク2勝、ヤフードーム、13:00、33231人)
D 000 210 100   4
H 120 100 001x  5
【投手】
(中)川井、中里、小林正、浅尾、高橋-谷繁
(ソ)杉内、摂津、ファルケンボーグ-田上
【責任投手】
(勝)ファルケンボーグ20試合3勝
(敗)高橋21試合1勝2敗
【本塁打】
(中)和田13号ソロ(4回、杉内)
(ソ)田上6号2ラン(2回、川井)


5月12連勝中の杉内が苦しいピッチングで3失点、7回に摂津が同点に追いつかれましたが、ファルケンボーグが好投を見せ、9回裏に川崎のタイムリーでサヨナラ勝ちを果たしました!チームも再び連勝に突入し、交流戦10試合を終えて8勝1敗1分けで単独首位は変わらず。あと、パリーグ2位の楽天が広島に負けたため、単独2位に浮上しました!首位・日本ハムとの差は3ゲーム、6月中に首位に立てるといいですね~。
今回の先発・杉内は、6回まで打者25人に対して106球、8奪三振・7安打・3失点という内容。5回まで毎回のようにランナーを出し、4回には和田のホームランと2つの長打で2失点、5回には自らの暴投もありました。勝利投手の権利を獲得したけど、7回に摂津が打たれて権利消滅。5月最終日に13連勝を目指していましたが、残念ながらお預けで来年に持ち越しとなったのでした。この日の勝利投手はファルケンボーグで今季3勝目。2イニングで5奪三振という快投ぶりを発揮し、中日打線の勢いを完全に消し去りました。最近は打たれて失点するシーンがありましたが、この2試合は好投が続いた事で復調したと思います。
打線の方ですが、チーム全体で11安打を放ち、サヨナラ打の川崎は5打数2安打2打点、川崎のほかにもオーティズ、本多、森本にマルチヒットが生まれました。2ラン本塁打を放った田上は4打数1安打、3試合ヒットが無かった松中は第2打席で久々のヒットが出ました。多村もヒットが出て好調をキープする一方で、長谷川が無安打、小久保はひざ痛が影響しているのかこの日も無安打。とても痛そうな表情をしているので、大事を取って休んでもらいたいのですが…。
5月の福岡ソフトバンクホークスは、15勝8敗1分けで勝ち越し。交流戦前は勝ったり負けたりが続いてましたが、交流戦に入ってからは6連勝と波に乗りだしました。それにサヨナラ勝ちが4試合もあり、オーティズ、田上、松中の3人がサヨナラ本塁打を放ちました。順位も5位から2位にジャンプアップ、秋山監督が「ミスターメイ」ぶりを見せれば、オーティズが好調&多村復帰で打線が強化しました。来月には開幕戦で骨折した松田宣浩が復帰してきますから、さらにパワーアップすることは間違いなしです。
6月最初の試合はヤフードームで横浜ベイスターズとの2連戦。大矢さんが解任され、田代監督代行になってからチームが変わった印象を受けます。でもオリックスに連敗してんですよね。交流戦の順位は9位と低迷中。大矢さんが続投してたらもっと負けてただろうな。5月勝ち越しの勢いをそのままに、6月も勝ち越してください!



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【キリンカップ2009】 日本VSベルギー 岡田JAPANまたもゴールラッシュ!

2009年06月01日 | soccer

キリンカップ初戦の水曜日は、チリを相手に4得点を奪って快勝した岡田JAPAN。日曜日は国立競技場でベルギー代表と対戦しました。ベルギーは金曜日のチリ戦で1-1の引き分けに終わっています。ベルギーとは2002年の日韓W杯以来3度目の対戦となります。岡田JAPANにとっては6月のW杯最終予選3連戦前の最後のテストマッチ。キリンカップ優勝で弾みをつけたいところです。

スタメンはこちら
GK 1 楢崎正剛
DF 4 田中マルクス闘莉王
DF 6 内田篤人
DF 15 長友佑都
DF 22 中沢佑二
MF 7 遠藤保仁
MF 14 中村憲剛
MF 17 長谷部誠
FW 9 岡崎慎司
FW 10 中村俊輔
FW 16 大久保嘉人
体調不良だった大久保と長友、故障を抱えている闘莉王、去就が注目される中村俊輔が先発出場。チリ戦で出番がなかった内田もスタメン入りで、ベストメンバーといえる布陣で挑みました。チリ戦で活躍した本田圭佑と山田直輝の出番はあるのか?

試合開始から日本がベルギーのゴールを襲いかかります。開始3分に左サイドの長友のクロスに憲剛が頭で合わせるも相手に当たりCK。続くCKでは決定的なシーンは生まれず。9分には長谷部の中央からのミドルがGKにセーブされ、CKで中澤のヘッドがポスト左に外れます。13分には遠藤がミドルを狙うも、またGKに弾かれてゴールならず。16分、俊輔クロス→岡崎のシュート→大久保コース変えるがポスト直撃→遠藤拾う→憲剛がシュートするもサイドネット…。波状攻撃でもゴールが奪えません。再三にわたりシュートを放つも決められない時間が続きましたが、前半20分に長友が左足で決めてようやく先制点を奪うと、その2分後に大久保のスルーパスに憲剛が抜け出し、右足ミドルが決まって追加点。2分間で2点を奪いました。
2点を追うベルギーは、29分にムヤンジがドリブルを見せますが、日本DFがブロック。31分、闘莉王のミスからピンチになり、ローランツが奪ってGKと1対1の場面でシュートを放ちますが、枠を捉えることができません。さらに中盤~前線でのパスがつながりますが、シュートまでには持ち込めず。37分にはポコニョリのクロスを中澤がクリア、CKは楢崎がキャッチしました。日本は39分、長谷部のミドルがポストに直撃、前半終了間際に憲剛のクロスに岡崎が飛び込むもゴール右に外れました。
日本が2点リードで折り返した後半、日本は開始と同時に俊輔→本田、長谷部→橋本英郎の2人を投入してきます。後半は前半とは違ってベルギーが積極的なプレーを見せますが、日本DF陣が反撃を許しません。日本は後半3分に遠藤のパスを受けた憲剛がシュートするもダメ。12分には長友のクロスに本田がボレーを見せますが、左に外れて追加点ならず。そして15分、大久保のクロスに岡崎のダイビングヘッドが決まって3点目!岡崎はこれで2試合連続ゴール!ベルギーは1点を返そうとチャンスを作りますが、18分のマルテンスのFK、21分のドゥラートのシュートも決まりません。
日本は17分に遠藤→阿部勇樹、22分に憲剛→興梠慎三、25分に岡崎→矢野貴章、29分に闘莉王→山口智と相次いで選手を入れ替え、残り15分で6人の交代枠をすべて使い切りました。山田直輝の出場はおあずけ…。29分、興梠がペナルティエリア近くで倒されてFKを獲得。このFKを本田が左足で強烈に撃ってきましたが、GKがなんとかセーブ。ボールは無回転ではありませんでした。32分、本田スルーパス→長友クロス→矢野がスライディングシュートで4点目!交代選手が結果を出した!ゴール後、大久保が相手GKの蹴ったボールが自分の膝に当たってダウン。なんとか手当を受けましたが、37分に負傷退場。残り時間を10人で戦うことになった日本でしたが、ベルギーの反撃を抑えて試合終了。4-0でベルギーに快勝して、キリンカップ3連覇達成です。



岡田JAPANがこの日もゴールラッシュを見せれば、2試合連続の完封勝利で3年連続10回目のキリン杯優勝を果たしました。この試合は長友、憲剛、岡崎、矢野の4選手にゴールが生まれ、先制点の長友選手は虫垂炎で一度離脱しましたが、復帰戦で「快気祝い」のゴールを決めました。前半はDFとMFの選手による得点でしたが、後半はFW陣が相次いで得点を奪いました。岡崎選手はダイビングヘッドを見せると、矢野選手は中央から滑り込んでのゴール。どちらも泥臭いものだけど、気迫がこめておりましたね。2試合連続得点の岡崎は今季7試合で6得点、キリン杯では3得点挙げました。この2試合の活躍でウズベキスタン戦の先発もほぼ確定だと思います。岡田JAPANの元気印のゴールで南アフリカ行きの切符を手にしてもらいたいですね。
キリンカップ2試合は、本田・山田・岡崎といった若手の活躍があれば、2試合で8得点と今までの決定力不足が見られなかったこと、それに中澤選手を中心とした守備陣が相手を完封したのも良かったです。今回の連勝は、6月の最終予選3連戦に大きな期待を感じさせる思います。3連戦もキリン杯の様な快勝劇が見てみたいわ~。岡田JAPANの次の試合は6月6日のアウェーでのウズベク戦。この試合で勝てばW杯出場が決まる重要な一戦です。皆さんも日本代表が南アフリカに行ける事を信じて応援しましょう!



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