本日の朝食実習は、クロスタータ。
イタリアではジャム・タルトのことをクロスタータというようですが、レシピによっては、フィリングはジャムではなく、生フルーツのこともあるようです。
タルトやパイはあまり得意ではなく、生地がうまく作れないので敬遠していたのですが、"Bon"に載っていた"ルバーブ・ラズベリークロスタルト"がおいしそうだったので、久しぶりに作ってみることに。
気温が上がってくると、バターを使うパイ生地はダレやすく作りにくくなるので、今のうちに作っておくことに。
フィリングはレシピではルバーブを煮込んでジャムにするのですが、さすがにルバーブとはいかず、安価なリンゴを生で使う方式で作ってみました。
<材料>(15cm径1台分)
強力粉 30g
薄力粉 70g
全粒粉 大さじ2
砂糖 小さじ2
塩 小さじ1/4
バター 40g
卵 1/2個
牛乳 小さじ1
リンゴ 1/2個
フードプロセッサーに強力粉、薄力粉、全粒粉、砂糖、塩を加え、軽く混ぜ合わせます。全粒粉を加えることで生地の味がよくなるとのこと。強力粉も混ぜているので、今回はしっかりとしたタルト生地になりそうです。
冷たいバターを粉の上において、フードプロセッサーで荒砂状になるまで切り混ぜます。
別ボウルに卵を割りほぐし、牛乳を混ぜておきます。
荒砂状の粉に卵液を加え、小刻みにフードプロセッサーで切り混ぜて、ダマダマのソボロ状にします。
前回の生地作りで学んだのですが、ここでガーッと混ぜないことが生地作りのコツ。
小刻みにフードプロセッサーを数回だけ動かして大きめのソボロ状になったところで取り出すとサクサクとした生地が仕上がるようです。
ラップの上に生地を取り出して、ラップの上から包み込むように生地をまとめます。
そのままラップにしっかり包んで、冷蔵庫で一晩寝かせておきました。
時間がないときは1.5時間程度でもよいとのこと。
フードプロセッサーでタルト生地を作るととても便利。手も汚れず、短時間に生地を作り上げられます。
翌朝、フィリングの準備から。
リンゴの皮をむいて、一口大の薄切りにします。
煮込んでジャムにしてから使ってもいいですが、時間がないのでそのまま載せて焼くことに。朝食用にしたいので、甘さ控えめにするため、砂糖は絡めず、生のまま載せて焼くことにしました。
生地を冷蔵庫からとりだして、ラップに生地を挟んだ状態で麺棒で2mm程度の厚みになるように円形に延ばします。薄めに延ばした方がサクサクとした食感が楽しめます。意外とこの生地は薄くのばしても破れにくく、延ばしやすいですね。
オーブン皿にオーブンペーパを敷きこみ、タルト生地を載せます。
今回はフリーフォーム型にするので、好みの大きさより一周り大きく生地を伸ばします。
生地の中央部にリンゴを山盛りに載せて端を折り返して、ヒダをつけながら円形に形を整えます。
フリーフォームの場合は、フィリングの量や生地の延ばし具合によって形を自由に決められるので、とても楽。
日本ではあまり採用されない成形法なのですが、アメリカではこの形のタルトやパイは定番。ざっくり作れるのですが、仕上がりが型焼より素朴になるから日本ではウケないのでしょうか。。。
卵を生地表面に塗って200度に予熱したオーブンにいれて20分間焼きました。
生フルーツをフィリングに使うと、焼いている間に水分がでて生地がふやけてしまいがちなのですが、今回はリンゴを大降りに切って砂糖を加えずにそのまま焼きこんだためか、リンゴから水分が出ることなく、生地がべたつかずにうまくカリッと焼きあがりました。
ただタルト生地なので、パイのように層状に膨れることはなく、大きさはほとんど変わりません。
今まで作ったタルトでは、途中で形が崩れたりすることは多く、苦手意識があったのですが、今回は、形も保ってこんがりとよい焼き色がつき、サクサク感も上々。
バターもあまり使わなくて良く、そのわりに柔らかくて延ばしやすい生地でした。
網の上で冷ましてから、切り分けて、カッテージチーズを添えてチョコリキュールをかけて完成。生クリームやアイスクリームを添えるのがアメリカ流ですが。。。
味の方は、生地がおいしい。"Bon"にも生地がおいしいとかいてあったのですが、まさしく、よい生地。作りやすく、味もよく、なかなかよくできた生地です。
リンゴには味を加えなかったので、すこし甘さは控えめですが、朝食用にはこれでよかったです。生クリームを添えれば、リッチ感が増し、フルーツがたっぷり入ってボリュームもでて食べ応え満天。
茶菓子用であれば、もう少し甘さが必要かもしれませんね。
"Bon"のレシピでは特別関心するものは少なかったのですが、このレシピは生地に関してはかなり出来がよいですね。
今回の実習でタルト生地のハードルが少し下がった気がするので、セイボリーなものも夕食用に作ってみたいですね。
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イタリアではジャム・タルトのことをクロスタータというようですが、レシピによっては、フィリングはジャムではなく、生フルーツのこともあるようです。
タルトやパイはあまり得意ではなく、生地がうまく作れないので敬遠していたのですが、"Bon"に載っていた"ルバーブ・ラズベリークロスタルト"がおいしそうだったので、久しぶりに作ってみることに。
気温が上がってくると、バターを使うパイ生地はダレやすく作りにくくなるので、今のうちに作っておくことに。
フィリングはレシピではルバーブを煮込んでジャムにするのですが、さすがにルバーブとはいかず、安価なリンゴを生で使う方式で作ってみました。
<材料>(15cm径1台分)
強力粉 30g
薄力粉 70g
全粒粉 大さじ2
砂糖 小さじ2
塩 小さじ1/4
バター 40g
卵 1/2個
牛乳 小さじ1
リンゴ 1/2個
フードプロセッサーに強力粉、薄力粉、全粒粉、砂糖、塩を加え、軽く混ぜ合わせます。全粒粉を加えることで生地の味がよくなるとのこと。強力粉も混ぜているので、今回はしっかりとしたタルト生地になりそうです。
冷たいバターを粉の上において、フードプロセッサーで荒砂状になるまで切り混ぜます。
別ボウルに卵を割りほぐし、牛乳を混ぜておきます。
荒砂状の粉に卵液を加え、小刻みにフードプロセッサーで切り混ぜて、ダマダマのソボロ状にします。
前回の生地作りで学んだのですが、ここでガーッと混ぜないことが生地作りのコツ。
小刻みにフードプロセッサーを数回だけ動かして大きめのソボロ状になったところで取り出すとサクサクとした生地が仕上がるようです。
ラップの上に生地を取り出して、ラップの上から包み込むように生地をまとめます。
そのままラップにしっかり包んで、冷蔵庫で一晩寝かせておきました。
時間がないときは1.5時間程度でもよいとのこと。
フードプロセッサーでタルト生地を作るととても便利。手も汚れず、短時間に生地を作り上げられます。
翌朝、フィリングの準備から。
リンゴの皮をむいて、一口大の薄切りにします。
煮込んでジャムにしてから使ってもいいですが、時間がないのでそのまま載せて焼くことに。朝食用にしたいので、甘さ控えめにするため、砂糖は絡めず、生のまま載せて焼くことにしました。
生地を冷蔵庫からとりだして、ラップに生地を挟んだ状態で麺棒で2mm程度の厚みになるように円形に延ばします。薄めに延ばした方がサクサクとした食感が楽しめます。意外とこの生地は薄くのばしても破れにくく、延ばしやすいですね。
オーブン皿にオーブンペーパを敷きこみ、タルト生地を載せます。
今回はフリーフォーム型にするので、好みの大きさより一周り大きく生地を伸ばします。
生地の中央部にリンゴを山盛りに載せて端を折り返して、ヒダをつけながら円形に形を整えます。
フリーフォームの場合は、フィリングの量や生地の延ばし具合によって形を自由に決められるので、とても楽。
日本ではあまり採用されない成形法なのですが、アメリカではこの形のタルトやパイは定番。ざっくり作れるのですが、仕上がりが型焼より素朴になるから日本ではウケないのでしょうか。。。
卵を生地表面に塗って200度に予熱したオーブンにいれて20分間焼きました。
生フルーツをフィリングに使うと、焼いている間に水分がでて生地がふやけてしまいがちなのですが、今回はリンゴを大降りに切って砂糖を加えずにそのまま焼きこんだためか、リンゴから水分が出ることなく、生地がべたつかずにうまくカリッと焼きあがりました。
ただタルト生地なので、パイのように層状に膨れることはなく、大きさはほとんど変わりません。
今まで作ったタルトでは、途中で形が崩れたりすることは多く、苦手意識があったのですが、今回は、形も保ってこんがりとよい焼き色がつき、サクサク感も上々。
バターもあまり使わなくて良く、そのわりに柔らかくて延ばしやすい生地でした。
網の上で冷ましてから、切り分けて、カッテージチーズを添えてチョコリキュールをかけて完成。生クリームやアイスクリームを添えるのがアメリカ流ですが。。。
味の方は、生地がおいしい。"Bon"にも生地がおいしいとかいてあったのですが、まさしく、よい生地。作りやすく、味もよく、なかなかよくできた生地です。
リンゴには味を加えなかったので、すこし甘さは控えめですが、朝食用にはこれでよかったです。生クリームを添えれば、リッチ感が増し、フルーツがたっぷり入ってボリュームもでて食べ応え満天。
茶菓子用であれば、もう少し甘さが必要かもしれませんね。
"Bon"のレシピでは特別関心するものは少なかったのですが、このレシピは生地に関してはかなり出来がよいですね。
今回の実習でタルト生地のハードルが少し下がった気がするので、セイボリーなものも夕食用に作ってみたいですね。
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