本日もダンナさん昼食会議につき、お弁当なし。
よって朝食用にドーナツを製作してみることに。
以前からずっと挑戦してみたかったものなのですが、ドーナツは油で揚げる工程が入るので敬遠していました。朝からできるだけ油は触りたくはないし、カロリー的にもちょっとヘビー過ぎるかと。。。
アメリカでも一度ELPのハイキング用にオールドファッション系ドーナツを作ったことがあるのですが、その時はほとんど失敗でした。クイック系ドーナツなので発酵させずに作ったのですが、油の中でさくさくになる過ぎて崩れてしまい、形があるものは油を吸いすぎてベタベタ。
それでもなぜか台湾人には大うけした苦い経験があります。台湾にもミスドがあるらしく、相当好きなようでした。だからなのかこの失敗オールドファッションドーナツでもレシピを教えろとの催促が。。。
そんなこともあり、ダンナさん朝食用にはレシピを色々探して、事前予習を入念にしました。
今回はちょっと時間はかかるもののイースト発酵ドーナツにすることに。この方が揚げても吸油が少なくべたつきが少なくなること、やわらかい仕上がりになること。さくさくのオールドファッション系よりももちっとしたパンドーナツ系の方が我が家の好みにあうと思いました。パン作りと似ているので発酵状態である程度失敗しているかどうかが見えやすく、揚げるまで生地の状態がどうかわからないよりリスクが少ないかという公算も。
まずはボウルに薄力粉、強力粉、塩、砂糖、ドライイースト、スキムミルクを加えます。パン作りと同様水分を加えるのですが、オリジナルレシピは卵水。でも粉類100gという少量のため100%牛乳で代用しました。
牛乳にバターを入れて電子レンジで温めてバターミルク(アメリカのバターミルクとは違います。。。)にして粉類のボウルに投入。倍量くらいの製作なら機械捏ねがいいのですが、ちょっと少量過ぎるので、今回は手捏ねにしました。
ゴムベラで混ぜ合わせ、水分が行き渡れば捏ね開始。パンよりも水分が多い生地状態でべたつきぎみなので、ゴムベラで捏ねることに。先日本屋で立ち読みした捏ねないパンの作り方のやり方を参考にして捏ね方研究。
ボウルの側面いっぱいに生地を貼り付けるようにゴムベラで広げ、大きく掬うようにしてまたひとつにまとめます。これを繰り返して捏ねる代用にするやり方です。広げることで表面を張ることになり、引っ張って捏ねているのと同じ効能があるとかないとか。。。10分ほど繰り返しているとそれなりにべたつきが収まり、捏ねあがってきました。
パン生地と違いどの程度で捏ね上がりなのかわからないので、まとまりと伸びはあるけれどパンのように薄膜までは伸びないちょっと浅い捏ね上がりで終了。
次は一次発酵へ。
いつもは鍋を使って発酵させるのですが、今回は量も少なく時間も短いので、温めたオーブンにいれて発酵。30秒ほど200度でオーブンを加熱してから電源を切り、生地を入れたボウルを入れて発酵させます。二次発酵で使う手段ですが、今回は1次発酵もこの方法で。
30分ほど発酵させて、2倍弱くらい膨れました。発酵時間も短いためか、パン生地ほどは膨れていない感じ。生地のべたつきはさらに治まり、ずいぶん扱いやすくなりました。
成型できそうな生地にはなっているため、ここまでは問題なさそう。5つに分割してリング状に成型しました。
リング状への成型には大別して2種類あり、ひとつは棒状に伸ばして端をつなげて輪にする方法と平たく伸ばして円形カッターで抜く方法です。きれいな成型にはカッター抜きの方がいいのかも。ただし、中心部分の丸生地が残ってしまい、すべてをリング状にすることはできません。棒状成型の方が好きな大きさにできるので、用途や目的に応じて臨機応変に成型できます。今回は道具の要らない前筆の方法で成型しました。
要領はベーグルの成型と同じ。棒状に伸ばして端の一方をもう一方の端で包んで閉じました。思ったより小さめのドーナツになりました。4つに分割してもよかったかも。ちょっとボリュームに欠けそうです。
四角に切ったオーブンペーパーの上に一つずつ生地を乗せ、また温めたオーブンに戻して二次発酵へ。
通常は40分ほど発酵させるようですが、途中でダンナさんが起きてきてしまったので20分弱の発酵となりました。ダンナさんの起床が予定より1時間早かったのはちょっと計算外でした。30分早めには起きてきても大丈夫なように対応していたのですが。4時に起きてもだめか。。。
ちょっと発酵不足ですが、間に合わないのですぐに揚げにかかりました。
180度の油に生地を乗せたペーパーごと入れて揚げます。片面1分程度でやってみましたが、思ったより色付きが良すぎて片面30秒強の加熱でO.K.。ひっくり返して同様に全体で1分くらいでも良い感じ。砂糖がちょっと多かったでしょうか。
ちょっとこげ色気味になりました。
油を切って、最後に砂糖をまぶして完成。急いでいたので、手元にあった白砂糖をさっとまぶして仕上げました。粉砂糖やグラニュー糖の方が仕上がりが良かったかもしれませんね。バタバタでしたのでしかたないでしょう。
なんとかダンナさんを待たせずに朝食用に仕上がりました。
食感は外側はかりっとしていて、中はもちっとしたパンドーナツになりました。小さかったのでクラム部分が少なくふんわり感は少ないですが、クイック系ドーナツのさくさく感はなく、前回よりはかなりいい仕上がりです。味はほんのり甘みが利いてこちらはO.K.。想像していたより吸油量が少なく、油っぽくない仕上がりになったのは満足です。食べても軽い感じで前回と大きく違うところですね。
次回の課題は倍量にして機械捏ねにし、成型はもう少し大きくする。砂糖の量も減らして揚げ色を薄くすれば、市販のパンドーナツにもう少し近づくのでは。
レシピはクリスピードーナツをまねて作ったものらしいので、お手本はどんなものか食べてみたいですね。ニューヨークに行ったときに探して食べればよかった。ロサンゼルスにもお店でているのでしょうか。日本では東京にしかまだないみたいなので、来年のLA再々訪問の際でも探してみたいですね。
油で揚げるので焼き時間がパンよりも短く、総製作時間としてはパンを作るよりも手軽かも。吸油が少なければ、ハードルが低くなりますね。ダンナさんにもかなり好評だったため、また作ってみたいと思います。
よって朝食用にドーナツを製作してみることに。
以前からずっと挑戦してみたかったものなのですが、ドーナツは油で揚げる工程が入るので敬遠していました。朝からできるだけ油は触りたくはないし、カロリー的にもちょっとヘビー過ぎるかと。。。
アメリカでも一度ELPのハイキング用にオールドファッション系ドーナツを作ったことがあるのですが、その時はほとんど失敗でした。クイック系ドーナツなので発酵させずに作ったのですが、油の中でさくさくになる過ぎて崩れてしまい、形があるものは油を吸いすぎてベタベタ。
それでもなぜか台湾人には大うけした苦い経験があります。台湾にもミスドがあるらしく、相当好きなようでした。だからなのかこの失敗オールドファッションドーナツでもレシピを教えろとの催促が。。。
そんなこともあり、ダンナさん朝食用にはレシピを色々探して、事前予習を入念にしました。
今回はちょっと時間はかかるもののイースト発酵ドーナツにすることに。この方が揚げても吸油が少なくべたつきが少なくなること、やわらかい仕上がりになること。さくさくのオールドファッション系よりももちっとしたパンドーナツ系の方が我が家の好みにあうと思いました。パン作りと似ているので発酵状態である程度失敗しているかどうかが見えやすく、揚げるまで生地の状態がどうかわからないよりリスクが少ないかという公算も。
まずはボウルに薄力粉、強力粉、塩、砂糖、ドライイースト、スキムミルクを加えます。パン作りと同様水分を加えるのですが、オリジナルレシピは卵水。でも粉類100gという少量のため100%牛乳で代用しました。
牛乳にバターを入れて電子レンジで温めてバターミルク(アメリカのバターミルクとは違います。。。)にして粉類のボウルに投入。倍量くらいの製作なら機械捏ねがいいのですが、ちょっと少量過ぎるので、今回は手捏ねにしました。
ゴムベラで混ぜ合わせ、水分が行き渡れば捏ね開始。パンよりも水分が多い生地状態でべたつきぎみなので、ゴムベラで捏ねることに。先日本屋で立ち読みした捏ねないパンの作り方のやり方を参考にして捏ね方研究。
ボウルの側面いっぱいに生地を貼り付けるようにゴムベラで広げ、大きく掬うようにしてまたひとつにまとめます。これを繰り返して捏ねる代用にするやり方です。広げることで表面を張ることになり、引っ張って捏ねているのと同じ効能があるとかないとか。。。10分ほど繰り返しているとそれなりにべたつきが収まり、捏ねあがってきました。
パン生地と違いどの程度で捏ね上がりなのかわからないので、まとまりと伸びはあるけれどパンのように薄膜までは伸びないちょっと浅い捏ね上がりで終了。
次は一次発酵へ。
いつもは鍋を使って発酵させるのですが、今回は量も少なく時間も短いので、温めたオーブンにいれて発酵。30秒ほど200度でオーブンを加熱してから電源を切り、生地を入れたボウルを入れて発酵させます。二次発酵で使う手段ですが、今回は1次発酵もこの方法で。
30分ほど発酵させて、2倍弱くらい膨れました。発酵時間も短いためか、パン生地ほどは膨れていない感じ。生地のべたつきはさらに治まり、ずいぶん扱いやすくなりました。
成型できそうな生地にはなっているため、ここまでは問題なさそう。5つに分割してリング状に成型しました。
リング状への成型には大別して2種類あり、ひとつは棒状に伸ばして端をつなげて輪にする方法と平たく伸ばして円形カッターで抜く方法です。きれいな成型にはカッター抜きの方がいいのかも。ただし、中心部分の丸生地が残ってしまい、すべてをリング状にすることはできません。棒状成型の方が好きな大きさにできるので、用途や目的に応じて臨機応変に成型できます。今回は道具の要らない前筆の方法で成型しました。
要領はベーグルの成型と同じ。棒状に伸ばして端の一方をもう一方の端で包んで閉じました。思ったより小さめのドーナツになりました。4つに分割してもよかったかも。ちょっとボリュームに欠けそうです。
四角に切ったオーブンペーパーの上に一つずつ生地を乗せ、また温めたオーブンに戻して二次発酵へ。
通常は40分ほど発酵させるようですが、途中でダンナさんが起きてきてしまったので20分弱の発酵となりました。ダンナさんの起床が予定より1時間早かったのはちょっと計算外でした。30分早めには起きてきても大丈夫なように対応していたのですが。4時に起きてもだめか。。。
ちょっと発酵不足ですが、間に合わないのですぐに揚げにかかりました。
180度の油に生地を乗せたペーパーごと入れて揚げます。片面1分程度でやってみましたが、思ったより色付きが良すぎて片面30秒強の加熱でO.K.。ひっくり返して同様に全体で1分くらいでも良い感じ。砂糖がちょっと多かったでしょうか。
ちょっとこげ色気味になりました。
油を切って、最後に砂糖をまぶして完成。急いでいたので、手元にあった白砂糖をさっとまぶして仕上げました。粉砂糖やグラニュー糖の方が仕上がりが良かったかもしれませんね。バタバタでしたのでしかたないでしょう。
なんとかダンナさんを待たせずに朝食用に仕上がりました。
食感は外側はかりっとしていて、中はもちっとしたパンドーナツになりました。小さかったのでクラム部分が少なくふんわり感は少ないですが、クイック系ドーナツのさくさく感はなく、前回よりはかなりいい仕上がりです。味はほんのり甘みが利いてこちらはO.K.。想像していたより吸油量が少なく、油っぽくない仕上がりになったのは満足です。食べても軽い感じで前回と大きく違うところですね。
次回の課題は倍量にして機械捏ねにし、成型はもう少し大きくする。砂糖の量も減らして揚げ色を薄くすれば、市販のパンドーナツにもう少し近づくのでは。
レシピはクリスピードーナツをまねて作ったものらしいので、お手本はどんなものか食べてみたいですね。ニューヨークに行ったときに探して食べればよかった。ロサンゼルスにもお店でているのでしょうか。日本では東京にしかまだないみたいなので、来年のLA再々訪問の際でも探してみたいですね。
油で揚げるので焼き時間がパンよりも短く、総製作時間としてはパンを作るよりも手軽かも。吸油が少なければ、ハードルが低くなりますね。ダンナさんにもかなり好評だったため、また作ってみたいと思います。