お正月以来、私実家にお泊り里帰りです。
よって例のごとく手土産お菓子つくり。今回は"キャロットケーキ"です。
以前に一度キャロットケーキを作ったのですが、これはライト仕様のもので、味は悪くはないものの、もう一度作って食べようと思うほどではないお菓子。ちょっとぼそぼそというか、リッチさにやや欠け、蒸しパンのような感じでした。ライトだからこの味なのか、アメリカンキャロットケーキというものがこういうものなのか確かめるために一度フルファットで作って比較してみたいと思っていました。
作り方は前回とほぼ同様でフードプロセッサー仕様。量は手土産用のため、レシピどおりの分量にし、ただし、型はマフィン型を使ってカップケーキ仕様にしました。
フロスティングは前回はクリームチーズを使いましたが、他のレシピを見ているとマスカルポーネチーズを使うものがあり、おいしそうなのでこちらを採用してみることにしました。
ボウルに小麦粉、ベーキングパウダー、重曹、スパイス類、塩を加えます。前回はスパイスを規定量加えたのですが、ちょっと我が家には効きすぎたようですので、子供でも食べられるように今回は1/4量に抑えました。使用したスパイスはシナモン、ナツメグです。あればクローブをいれてもいいですね。
包丁で人参を半割りにし、フードプロセッサーで人参を摩り下ろします。
今回は400gと大量のため、フードプロセッサーで作るとかなり楽。暑い折ですし、機械作りの作業は助かります。こういうときはアメリカンレシピのお菓子はいいですね。
摩り下ろした人参は粉類と合せておきます。今回は子供仕様のためここへレーズンを投入。量が大量で混ぜにくく、粉とダマダマ程度にしか混ぜていなかったのでちょっと心配しましたが、結果的には問題なかったです。あまり混ぜると、粉がべたつくので、かえって適当がいいかも。
人参を摩り下ろしたあとのフードプロセッサーのアタッチメントをカッターに付け替えて、砂糖と卵を加えて混ぜ合わせます。砂糖は三温糖とグラニュー糖を使用。フルファットで作るにしてもあまりに砂糖が多いので2割程度削減しました。
フードプロセッサーを動かしながら卵液に油を細く垂れ流して乳化させます。前回はライト仕様だったので、油が少量。スプーンですくいいれながら運転させるくらいで十分でしたが、今回は量が1cup以上と大量なので、フープロで切り混ぜながら入れることに。このレシピで一番フープロが活躍するところですね。油の量も2割ほど減量。持っているフープロのワークボウル容量がいっぱいであふれてしまい、強制的に削減になりました。
このあたりから、いかにアメリカの標準レシピの分量が多いか思い知らされることに。。。
乳化した卵液と人参と粉の混合物を混ぜ合わせて生地完成。やはり分量が多く、もともと人参と粉の混合物がダマダマ状態だったため、卵液と混ぜ合わせてもダマダマ状態。混ぜすぎると生地が固くなってしまうのを懸念してやはりダマダマのままカップに入れてオーブンへ。
この生地は焼きあがり後もべたつくので、今回はマフィン型にライナーを引いておきました。この方が個別ケーキにした場合見栄えもいいですね。他のレシピの写真でもカップケーキ仕様はライナー付きが多いですね。同じような形でもマフィンはライナーが付いていないのが標準なのですが。。。
本来は10個程度の製作予定でしたが、かなり生地量が多く、マフィン型2つ(12個)とセルクル6つ+バンド型1個分できました。半量製作にすればよかったですね。これで10人分とは思えない。。。20人分くらいはありそうです。バンド型1個分は余計でした。。。
170度に予熱したオーブンで30分間焼きました。生地は前回より良く膨れ、表面も油分が多いためつやつやの仕上がりになりました。
焼き上がり後は、フロスティングを乗せるためにしっかりケーキを冷ましておきます。
前回のフロスティングはクリームチーズ主体。キャロットケーキはクリームチーズフロスティングが標準ですが、マスカルポーネは二番手にメジャーのようですね。
今回は生地がフルファットなので、フロスティングはちょっとライトなマスカルポーネをつかってみることにしました。
バターと砂糖をボウルでふんわりとしっかり泡立てておきます。そこへマスカルポーネを加えてゴムベラで混ぜ合わせて完成。クリームチーズより柔らかいので混ぜやすく作りやすいですね。でもコストはクリームチーズの約2倍でした。ケーキは甘めのようでしたので、フロスティングはライトにバターは半量、砂糖は1/5程度に減量で作りました。これでも味はちょうどいいくらい。アメリカのフロスティング類はめちゃくちゃ甘いので注意が必要です。これでケーキのバランスを崩していると思う時が多々あるくらいです。
クリームチーズ仕様より味は上々。ライトなだけでなく、酸味が押さえられているため、クリーミーで濃厚です。でも油っぽさを感じることなく意外に風味は軽く後に残らないさわやかなフロスティングでした。
冷めたケーキにたっぷりのせて、山形にラフにゴムベラで盛り付けて完成。ざっくりしたフロスティングをするのがアメリカ流。絞り袋で絞ったりする必要はありません。
味の方が、前回より数段上。やはりライト仕様ではキャロットケーキのよさが半減するようですね。今回の方がカロリーは高めですが、しっとりとして味わい深くおいしい。スパイスの効きもちょうどよく、甘さもほぼ合格。手土産でなければもう少し減量してもいいところですが、贈答用にはこれくらい甘さがある方が万人うけしそうです。油っぽさは意外なく、フロスティングとの相性もばっちり。見た目はやや素朴系ですが、なかなかいい味のケーキになりました。失敗しやすいスポンジケーキよりずっといいと思います。
あえて言うともう少し人参の風味が利いていると良かったですね。人参の問題かもしれませんが、キャロットケーキの割りに人参の風味がまだずいぶん弱いように思います。
ライト仕様も健康的なのですが、味の追求から言うとやはりフルファット仕様にはかないませんね。やはりフルファット仕様で基本的なレシピの評価はすべきですね。ライト仕様はあくまでバリエーションと考えることにします。
来週はひさしぶりに友人宅でポットラックパーティがあります。日本ではポットラックは基本的に初めてです。アメリカでは寿司など日本のレシピがうけましたが、日本ではアメリカンレシピの方がうけるかも。メニュー何にしようか考え中です。
このキャロットケーキを作ってみたい方はこちらを参考にしてください。↓
スタンダード・キャロットケーキ。 by PCWP
よって例のごとく手土産お菓子つくり。今回は"キャロットケーキ"です。
以前に一度キャロットケーキを作ったのですが、これはライト仕様のもので、味は悪くはないものの、もう一度作って食べようと思うほどではないお菓子。ちょっとぼそぼそというか、リッチさにやや欠け、蒸しパンのような感じでした。ライトだからこの味なのか、アメリカンキャロットケーキというものがこういうものなのか確かめるために一度フルファットで作って比較してみたいと思っていました。
作り方は前回とほぼ同様でフードプロセッサー仕様。量は手土産用のため、レシピどおりの分量にし、ただし、型はマフィン型を使ってカップケーキ仕様にしました。
フロスティングは前回はクリームチーズを使いましたが、他のレシピを見ているとマスカルポーネチーズを使うものがあり、おいしそうなのでこちらを採用してみることにしました。
ボウルに小麦粉、ベーキングパウダー、重曹、スパイス類、塩を加えます。前回はスパイスを規定量加えたのですが、ちょっと我が家には効きすぎたようですので、子供でも食べられるように今回は1/4量に抑えました。使用したスパイスはシナモン、ナツメグです。あればクローブをいれてもいいですね。
包丁で人参を半割りにし、フードプロセッサーで人参を摩り下ろします。
今回は400gと大量のため、フードプロセッサーで作るとかなり楽。暑い折ですし、機械作りの作業は助かります。こういうときはアメリカンレシピのお菓子はいいですね。
摩り下ろした人参は粉類と合せておきます。今回は子供仕様のためここへレーズンを投入。量が大量で混ぜにくく、粉とダマダマ程度にしか混ぜていなかったのでちょっと心配しましたが、結果的には問題なかったです。あまり混ぜると、粉がべたつくので、かえって適当がいいかも。
人参を摩り下ろしたあとのフードプロセッサーのアタッチメントをカッターに付け替えて、砂糖と卵を加えて混ぜ合わせます。砂糖は三温糖とグラニュー糖を使用。フルファットで作るにしてもあまりに砂糖が多いので2割程度削減しました。
フードプロセッサーを動かしながら卵液に油を細く垂れ流して乳化させます。前回はライト仕様だったので、油が少量。スプーンですくいいれながら運転させるくらいで十分でしたが、今回は量が1cup以上と大量なので、フープロで切り混ぜながら入れることに。このレシピで一番フープロが活躍するところですね。油の量も2割ほど減量。持っているフープロのワークボウル容量がいっぱいであふれてしまい、強制的に削減になりました。
このあたりから、いかにアメリカの標準レシピの分量が多いか思い知らされることに。。。
乳化した卵液と人参と粉の混合物を混ぜ合わせて生地完成。やはり分量が多く、もともと人参と粉の混合物がダマダマ状態だったため、卵液と混ぜ合わせてもダマダマ状態。混ぜすぎると生地が固くなってしまうのを懸念してやはりダマダマのままカップに入れてオーブンへ。
この生地は焼きあがり後もべたつくので、今回はマフィン型にライナーを引いておきました。この方が個別ケーキにした場合見栄えもいいですね。他のレシピの写真でもカップケーキ仕様はライナー付きが多いですね。同じような形でもマフィンはライナーが付いていないのが標準なのですが。。。
本来は10個程度の製作予定でしたが、かなり生地量が多く、マフィン型2つ(12個)とセルクル6つ+バンド型1個分できました。半量製作にすればよかったですね。これで10人分とは思えない。。。20人分くらいはありそうです。バンド型1個分は余計でした。。。
170度に予熱したオーブンで30分間焼きました。生地は前回より良く膨れ、表面も油分が多いためつやつやの仕上がりになりました。
焼き上がり後は、フロスティングを乗せるためにしっかりケーキを冷ましておきます。
前回のフロスティングはクリームチーズ主体。キャロットケーキはクリームチーズフロスティングが標準ですが、マスカルポーネは二番手にメジャーのようですね。
今回は生地がフルファットなので、フロスティングはちょっとライトなマスカルポーネをつかってみることにしました。
バターと砂糖をボウルでふんわりとしっかり泡立てておきます。そこへマスカルポーネを加えてゴムベラで混ぜ合わせて完成。クリームチーズより柔らかいので混ぜやすく作りやすいですね。でもコストはクリームチーズの約2倍でした。ケーキは甘めのようでしたので、フロスティングはライトにバターは半量、砂糖は1/5程度に減量で作りました。これでも味はちょうどいいくらい。アメリカのフロスティング類はめちゃくちゃ甘いので注意が必要です。これでケーキのバランスを崩していると思う時が多々あるくらいです。
クリームチーズ仕様より味は上々。ライトなだけでなく、酸味が押さえられているため、クリーミーで濃厚です。でも油っぽさを感じることなく意外に風味は軽く後に残らないさわやかなフロスティングでした。
冷めたケーキにたっぷりのせて、山形にラフにゴムベラで盛り付けて完成。ざっくりしたフロスティングをするのがアメリカ流。絞り袋で絞ったりする必要はありません。
味の方が、前回より数段上。やはりライト仕様ではキャロットケーキのよさが半減するようですね。今回の方がカロリーは高めですが、しっとりとして味わい深くおいしい。スパイスの効きもちょうどよく、甘さもほぼ合格。手土産でなければもう少し減量してもいいところですが、贈答用にはこれくらい甘さがある方が万人うけしそうです。油っぽさは意外なく、フロスティングとの相性もばっちり。見た目はやや素朴系ですが、なかなかいい味のケーキになりました。失敗しやすいスポンジケーキよりずっといいと思います。
あえて言うともう少し人参の風味が利いていると良かったですね。人参の問題かもしれませんが、キャロットケーキの割りに人参の風味がまだずいぶん弱いように思います。
ライト仕様も健康的なのですが、味の追求から言うとやはりフルファット仕様にはかないませんね。やはりフルファット仕様で基本的なレシピの評価はすべきですね。ライト仕様はあくまでバリエーションと考えることにします。
来週はひさしぶりに友人宅でポットラックパーティがあります。日本ではポットラックは基本的に初めてです。アメリカでは寿司など日本のレシピがうけましたが、日本ではアメリカンレシピの方がうけるかも。メニュー何にしようか考え中です。
このキャロットケーキを作ってみたい方はこちらを参考にしてください。↓
スタンダード・キャロットケーキ。 by PCWP
知らなかったのですが、フロスティングにも使えるんですね^^
フロスティングも粉砂糖で作るものしかないと思っていたので
クリームチーズやマスカルポーネを使ってできるなんてびっくりです
ちょっと上に乗っかってると、お菓子にも表情が出ていいですね~♪