Pro house keeper

アメリカのローカルフードを中心に、世界各国の料理レシピを自宅で気軽につくる料理日誌。

チョコとくるみのフォカッチャ。

2011-10-16 07:00:34 | 料理
ちょっと涼しさが増してきて、オーブンの熱が心地よくなってきました。
今回の朝食実習は新しい作り方で"フォカッチャ"を作ってみることに。
いつもはチーズやハーブなどのセイボリー系なのですが、今回はチョコとくるみをトッピングしたスイート系でつくってみました。

作り方は"ノーニード"タイプの手捏ねなしで手軽に作れる方法で試してみました。

<材料>(二人分)
温水      120cc
ドライイースト 小さじ2/3
砂糖      小さじ1
植物油     小さじ2
強力粉     140g
塩       小さじ1/4
チョコチップ  大さじ3
クルミ     大さじ2


ボウルに温水とドライイーストを加えて混ぜ合わせます。

さらに砂糖、植物油を加えて混ぜ合わせ、強力粉と塩を加えます。

混合物全体をゴムベラで全体を大きく折りたたむように混ぜ合わせます。
通常のパン生地作りの際には、小麦粉にイーストと砂糖を加え、そこへ温水や油を加えて捏ねていくのですが、今回は、逆にイースト液に粉混合物を入れる方法でこねてみました。
さらに手捏ねせず、ヘラで折りたたむようにまとめていきます。
力もほとんど要らず、数分で簡単に生地がまとまってきます。

まだ滑らかな生地にはなっていない状態で一度ボウルに蓋をして10分ほど常温で寝かせておきます。

10分後、生地が水分となじんで少し柔らかくなったところで、また全体を大きくヘラで数回折りたたんでこねます。

これを2回程度繰り返し、ほぼ生地が滑らかになったら、蓋をして15分ほど常温で寝かせ、冷蔵庫に入れて1晩寝かせます。

時間はかかりますが、手は汚れず、手粉も不必要のため粉まみれになることもなく、夜寝る前にササッと作れてるので便利です。

翌朝、冷蔵庫から2倍程度に膨らんだ生地を取り出し、ゴムベラで数回折りたたんで空気をぬき、再度ボール状にまとめて、オーブン紙を敷いた天板に移します。

指に油を少々つけて、天板に2~3cm厚程度で押し伸ばしていきます。
油をつけることで、麺棒を使わず引っ張らずに生地を押し広げられ、成形も簡単です。

生地の表面にチョコチップと刻んだクルミを散らして、30分ほど暖かい場所で二次発酵させます。

一回りボリュームが出たら、200度に予熱したオーブンに入れて15分間焼きました。

思ったより厚みがでて、今まででは一番大きくふっくらとしたフォカッチャとなりました。

フォカッチャはピザと同様、焼きたてが一番。すぐに熱々を切り分けて朝食に。

チョコレートがとろりと溶けて、クルミが香ばしく、生地は表面がカリカリで中はふっくら。
今まで作ったものは生地が薄めでカリカリ感が強いのですが、このフォカッチャはパン生地がしっかりしているので、ふっくらもっちりして食べ応えがあるのが特徴です。
余分な甘みはつけず、チョコレートの甘みだけで作るので、チョコレートの味は重要。

このチョコチップも味が優しく、甘みもちょうど良かったです。
従来の手捏ねのフォカッチャより手軽に作れるので、これからも活躍してくれそうな方法ですね。

このフォカッチャを作ってみたい方はこちらも参考にしてください。↓
cotta recipe circle チョコとくるみのフォカッチャ。 by PCWP



にほんブログ村 料理ブログへ
にほんブログ村 料理ブログ レシピ本料理へにほんブログ村
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする