Pro house keeper

アメリカのローカルフードを中心に、世界各国の料理レシピを自宅で気軽につくる料理日誌。

シリアル・バー。

2008-07-21 09:30:20 | 料理
ソフトボール大会用お菓子制作第二弾。前回の続きです。
第一弾はココナツマカロンを作ったので、第二弾はオーブンを使わず簡単にできる"シリアル・バー"を作ってみました。

健康食品的イメージのつよいシリアル・バーですが、アメリカのレシピにはこの手の"バー"と呼ばれるジャンルがきちんと確立しています。
シリアル・バーもスナックの一つとしてよく見かけるレシピです。

アメリカではシリアルを朝食に食べる家庭は非常に多いと聞いたことがあります。たしかにあちらのスーパーでは業務用のような超特大サイズが標準で売られていますし、種類も半端ではありません。
今回使ったシリアルは、チョコワとコーンフレーク、とブラン粒フレーク。オリジナルの写真が輪状のシリアルを使ってあり、ファニーな仕上がりになっていたので、マネをしたかったのですが、売っていたのはチョコレート味の黒いチョコワだけでした。小麦色の方が見栄えがよかったですが。。。形はいろいろあった方がこのバーは見栄えがいいと思います。
日本の菓子レシピでほとんどシリアルバーの作り方を載せている本は少ないですし、シリアルバーは買って食べるものというイメージが強いように思いますが、作ってみると意外に簡単で、味も目的や好みに合わせて自在にできますので、買うなら作った方がいいお菓子ということがわかりました。

まず、バットにオーブンペーパーを敷きこみます。

フライパンにバターを加えて中火で溶かし、マシュマロと塩を加えて加熱しながらマシュマロをゆっくりと溶かします。

マシュマロが溶けたら、鍋を火からおろして、シリアルを加えてゴムべらでシリアル全体にマシュマロ液がからむように混ぜ合わせます。
混ぜているとかなりマシュマロがべたべたで糸を引くようにシリアルに絡みます。今回はシリアルが少な目だったため家にあったレーズンの残りも入れてみました。

冷めないうちに、フライパンの生地を準備したバットに流し込んで平らに伸ばし、ゴムべらを上からしっかりと押しつけて、押し固めます。
そのまま冷めるまで1時間ほど放置して完成。急ぐ場合やこの季節なら冷蔵庫で冷やしても構いません。

冷めたらお好みの大きさに切り分けてできあがり。夏場は室温では冷めていてもべたつくので、ちょっと食べにくいのが難点。べたついた表面にさらに乾いたシリアルをまぶしておくとべたつきが抑えられます。冷蔵庫で冷やしておくとべたつきませんが、ちょっと堅いので、味は常温の方がいいですね。

思ったよりべたつくので、夏場は外へ持ち出すのはいまいちなお菓子。でも味はカリカリのシリアルとマシュマロの甘さがちょうどよく、市販品のくどい甘さではないので食べやすい味でした。好みで味も変えられますし、グラノーラを使えばもっと栄養バーっぽくなるかも。チョコやドライフルーツを入れれば、お菓子的要素が強まってお茶菓子にもなりますね。目的に応じてかなりいろいろに造り替えられる便利なお菓子になりそうです。

しかしながら肝心のソフトボール大会。前日夜になって急遽中止が決定し電話が入りました。
理由はこの酷暑。当たり前と言えば当たり前。当初から予想はできそうなものです。前日の夜になってこんな理由で中止になるのはある意味常識を疑う。。。
よってお菓子はできたけれども不必要になりました。まあ仕方ないでしょう。無理に炎天下でスポーツをして倒れるよりはいいですから。。。
残ったお菓子の再利用考えなければ。。。。

このシリアル・バーを作ってみたい方はこちらを参考にしてください。↓
Cpicon ステッキーシリアル・バー


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コメント
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