かっこうのつれづれ

麗夢同盟橿原支部の日記。日々の雑事や思いを並べる極私的テキスト

あの天安門事件から35年。さすがに記憶は薄れ風化が著しい気もしますが、けして忘れてはいけない人類史の重要な1ページであることは間違いないでしょう

2024-06-04 20:13:33 | Weblog
 今朝の奈良市の最低気温は13.3℃、昼の最高気温は25.7℃、五條市の今朝の最低気温は12.4℃、昼の最高気温は24.1℃でした。空模様は今日も昨日とほぼ同じで、朝のうちよく晴れていましたがその後雲が増えて日が陰り勝ちになるという、晴れのち曇りな天気でした。土曜日までは、雲の多少は変化あるかもしれませんが基本同じ路線の天気が続くようなので、梅雨前の最後の初夏の空なのかもしれませんね。そう思うとなかなか貴重な日々に思えても来ます。

 さて、今日であの「天安門事件」から35年になるそうですね。1989年、一人の若者が戦車の車列の前に立ちはだかった映像や多くの命を奪い去った軍による一般民衆への発泡の様子は、今でも衝撃的な記憶として焼き付いています。しかしながら、未だ正確な犠牲者数すら判然としないなど、この事件を徹底的な隠蔽と厳戒態勢で抑え込む中国政府のやり口、それに35年という世代が一つ入れ替わるに等しい時間の経過は、遥かに情報が自由にやり取りできる西側諸国でさえ知らない人が増えているのではないでしょうか? いつの日か中国共産党もソ連のように力を失い、民主化される日が来たとしたら、その前史とでも言うべき天安門事件も少しは事実が解明されてきたりするものでしょうか? 大分先になる、もしくは未来永劫来ないかもしれませんが、まさか前大戦のように外側から戦争しかけて打ち負かし言うことを聞かせるというわけにも行きませんし、地道にその日が訪れるのを待つよりないのでしょうね。50年かかるのか、100年かかるのかわかりませんが、いずれその日が来て天安門事件の被害者らの名誉が回復されることを祈りたいと思います。
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