かっこうのつれづれ

麗夢同盟橿原支部の日記。日々の雑事や思いを並べる極私的テキスト

「表現の不自由展・その後」、中止にして本当に良かったんでしょうか。

2019-08-03 21:14:41 | Weblog
 奈良市の今朝の最低気温は26.8℃、最高気温は36.3℃。五條市の今朝の最低気温は25.2℃、最高気温は35.4℃でした。昨夜、多分0時過ぎから1時にかけて、バラバラと強い雨が降る音がしてふと目が覚めた気がしたのですが、気象庁のアメダスにも国土交通省の河川防災情報にも雨が降っていたとの記録がありませんでした。朝起きてから外を見ても大雨が降った、というような様子はありませんでしたし、夢でも見ていたんでしょうか? 夕立が降って欲しい、と願うあまり夢幻を見たのだとしたら、病膏肓に入ると言っても過言ではありませんね。というわけで、今日も安定した夏空の苛烈な暑さが続いていました。今後天気は、台風8号や、フィリピン東海上に発生した熱帯低気圧の今後の動きに左右されることになりそうです。8号は今の所5日(月)の夕方以降に九州へ上陸、縦断後朝鮮半島を経て日本海に進むとの予想進路が出ていますが、熱帯低気圧の方はまだ具体的な進路は判りません。それにしても、夏の台風は進路が不確定でフラフラするものとおもっておりましたが、 前のといい8号といい、割と安定して飽きの台風のように進んで来ます。規模が小さいからそうなのか、はたまた日本近辺の風の流れとかが今年は他の年とは違うのか、できれば専門家に解説して欲しいものです。

 さて、愛知県の大村知事が、芸術祭「あいちトリエンナーレ」で物議を醸した「表現の不自由展・その後」を今日限りで展示を中止すると発表しました。従軍慰安婦問題などに関連する展示に、2日までに1400件以上の抗議がメールや電話でもたらされ、更にFAXで知事宛に京アニ事件を彷彿させるような「脅迫状」が届くなど、非常な非難が殺到していることを受けての判断とのことです。
 展示内容をそう詳しく知るわけでもありませんが、個人的には芸術は科学同様タブーなど存在しない、と思いますので、いかに批判を受けるにせよそれを中止するというのはいかがなものか、とは思いました。芸術がヒトの情動に強く働きかけるものである以上、非難という非常に強い感情を引き出せたこの展示会はある意味成功だったのではないか、とさえ思います。こうして結構話題にもなりましたし。
 まあ個人的に見に行きたいかというと全く食指はそそられません。展示概要を見る限り、私の価値観とは随分かけ離れたもののようですし、多分見たとしてもそれが何を訴えているのか、私では読み取れないでしょう。さながら現代音楽が騒音にしか聞こえないのと同様、私の感性には合わない世界観のようです。故に無視するのが一番正しい態度であろうと私自身は思います。何より、非難轟々より反響なしの方がよほど製作者には堪えるでしょうし、展示会中止は逆にある意味箔を付けた効果をもたらしたのではなかろうか、とも思います。


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