かっこうのつれづれ

麗夢同盟橿原支部の日記。日々の雑事や思いを並べる極私的テキスト

お台場海浜公園の水質悪化でトライアスロン大会の水泳が中止に。来年のオリンピックは大丈夫なのでしょうか?

2019-08-17 22:35:00 | Weblog
 奈良市の今朝の最低気温は24.3℃、最高気温は34.6℃。五條市の今朝の最低気温は21.7℃、最高気温は33℃でした。奈良市では久しぶりに朝の最低気温が25℃を割り込みました。昼間は相変わらず暑いですが、朝の涼しさは少しだけ季節が進み、酷熱の夏の盛りが過ぎつつあるのを実感します。ようやく8月も半ばを過ぎたとほっと一息つきたくなる頃合いです。

 さて、本日来年のパラリンピックのテストを兼ねて開催されたトライアスロンのワールドカップで、会場のお台場海浜公園の水質が悪化、大腸菌群が国際トライアスロン連合(ITU)が定める上限の2倍を超えたため、水泳を中止、ランニングと自転車のデュアスロンに変更されたとのことでした。日本トライアスロン連合の大塚真一郎専務理事によると、用意したフォーマットに従ったまでのことで、想定内の出来事であることを強調されたそうです。
 水質悪化の原因は台風10号の影響ではないかと言われているそうですが、その前の11日のオリンピックテスト大会でも、「トイレのような」と言われる悪臭が取り沙汰され、下水の構造上、大雨などになると処理されていない汚水がそのまま海に流れ込む、という話もあって、問題になっているようです。11日は、競技エリアを長さ400m、深さ3mの水中スクリーンを張り、水質の改善を試みたそうですが、その効果の程は微妙な結果に終わった模様で、本番ではスクリーンを3重に張って水質確保に万全を期す構えとのことでした。
 しかし、スクリーンって一体どんなものなのでしょう? 大腸菌類をシャットアウトできるほどの高度なフィルターをその規模で広げられるとはとても思えませんし、スクリーンで囲ったところで、その内部が汚れたままならあまり意味をなさない気がします。囲い込んだ上で殺菌剤でも撒くつもりなのでしょうか? それでも、ただでさえ高温の時期にもし本当に汚水が処理されずに流れ込んでいるようなことがあるのなら、下手をすると選手の命に関わりかねない事態だと思われるのですが、オリンピックは本当に大丈夫なのでしょうか? あと1年足らずというのに今になってこのような問題が表面化するとは、つくづくついてない催しです。とにかく無事終わってくれることだけを祈るばかりですが、灼熱の東京で選手だけでなく観客も命がけになるようなことにはならないよう、残り期間で万全を期して準備を進めてほしいものです。


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