かっこうのつれづれ

麗夢同盟橿原支部の日記。日々の雑事や思いを並べる極私的テキスト

オスプレイが果たして前評判通り被災地で活躍できるかに注目すればよいでしょうに。

2016-04-20 19:55:56 | Weblog
 今朝も大分冷え込んで、思わず朝はわずかに残った灯油を使ってストーブをつけましたが、アメが近いせいか昼間は日差しの下では汗ばむほどに暑い一日でした。明日は昼過ぎから雨のようですが、仕事で上京するため、雨に遭うのは夕方ー夜になりそうです。上京と言ってもいつものような会議とかシンポジウムとか展示会とかではなく、中央線沿いの某大学のキャンパスで外の仕事になるはずなので、降り出すのが遅ければ遅いほどありがたいのですが、こればかりは大学についてから、空模様と相談、ということになりますね。幸い雨の時間は短く、明後日は朝から晴れるようなので、万一明日既に雨降りだったとしても、翌日の午前中に仕事はできるので、無理せずとも何とかなることでしょう。

 さて、熊本の地震で、当初震度6強とされていたのが、気象庁の調査の結果震度7に改められたとのニュースを見ました。あれほどの災害ですから震度7も頷けるところですが、地震の規模的に近い阪神・淡路大震災とか、記憶が生々しい東日本大震災とかの被害状況からすれば、死者数が50人未満と比較的少なく済んだように見えるのは、それだけ地震対策が進化したのか、あるいは火山の国で日頃から災害には敏感な地域だったからでしょうか。もちろん人口の違いも大きいでしょうし、津波がないことなども影響しているのは違いないでしょうが、それはともかくとしても、過酷な避難生活でこれ以上犠牲者が増えないことを祈りたいものです。
 ところで自衛隊・米軍による救援活動が話題になっていますが、オスプレイを不安視したり政治的なパフォーマンスだ、と非難したりする声が上がっているそうですね。でも、ただでさえ陸上輸送が寸断された道路や渋滞などで滞っているのですから、空から迅速・大量に輸送できる手段があるなら、非常時は使えるものはなんでも使っていかないといけないはずで、たとえ米軍なりの思惑がどうであれ、その運んできた物資で救われる人が実際にいるのですから、まずはそのことを素直に喜ぶ方が建設的ではないかと思います。これで災害時に役に立つことが実証できれば、自然災害大国である我が国にとってもありがたい話です。新しい機械なんて、現場で実際に使ってみないことには判らないことが案外多いのですから、実践的なテストケースとして、利点だけでなく、もし現場での運用上何か問題がありそうなら、この際徹底的に洗い出ししておけば、次の機会には更によりその性能を活かした使い方ができるようになると思います。机上の避難や不安を書き立てる暇があるのなら、実際に運用されている状況を詳細かつ客観的に取材して、事実のみを淡々と報道されてはどうかと思います。



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