かっこうのつれづれ

麗夢同盟橿原支部の日記。日々の雑事や思いを並べる極私的テキスト

心配はコメだけに限らないと思うのですが、あんまり他の植物は話題になりませんね。

2011-08-02 21:06:07 | Weblog
 台風9号、ここまではふらつきながらも北へ北へと上がってきましたが、気象庁の予報によると今夜から明日にかけて急激に西に進路を変えて、沖縄から大陸の方に行ってしまうようです。かなり発達してきたので、このまままっすぐ北にこられると厄介なことになりそうでしたが、沖縄の方には申し訳ないことながら、とりあえずその心配はあまりなさそうです。個人的には、本当に急にこんな進路が折れ曲がるものなのか、疑問に感じるところもありますが、前の台風もいきなり進路を変えたりもしましたし、気象庁も米軍も基本西へ進路を振る、という予報には違いがないので、まずそのようになるのは違いないのでしょう。あとは夏台風の特性として知られる定まらない進路、というのがここに来て影響してくるのかどうか、位で、とりあえずは明日進路がきっちり西に振れたかどうかを確認してから安心したいと思います。

 さて、今年の稲作は台風の心配よりも放射性物質による汚染を心配しなければならないかもしれません。原発事故周辺等で作付け禁止措置が取られた後、牛のセシウム汚染もあって突如あちこちで水田の土壌汚染調査や玄米の調査が行われるとのこと、栃木、千葉といった事故近隣地帯だけでなく、事故現場からは遠く離れた兵庫、京都、でも調査を実施、他、奈良県でも調査が検討されているそうです。他の地域でも検討されているところも多いのでしょうが、検査装置やそのオペレーターがどれだけ確保できるのでしょうか。聞くところによると、装置は一台2000万円程かかるそうで、欲しいと言ってすぐ手に入るというものでもないある意味特殊な分析機器ですから、やる気なら早く動かないと装置が入手できませんし、どこも微妙な判断を求められているところでしょう。
 でも、今は田んぼや稲が問題になっていますが、空から降ってきて土に残り、植物に吸われるというのなら、野菜はもちろん果物、それに日本全国の山を覆っている杉や檜、竹なんかにも出てきたりしないのでしょうか? 野菜は当初から結構懸念されて調査も進められている所があるようですが、材木はひょっとしたら今のところ何も聞こえてこないので、見落とされているのかも知れません。まさかよもやあるまい、とは思いますが、杉が吸った放射性物質が花粉に移行して、花粉症+放射性物質バラマキ、なんてことになったりしたら、ソレこそ日本中がパニックになるかも知れません。個人的には馬鹿馬鹿しい事だとは思いますが、木の専門家から、そんなことはありえない、とちゃんと断言しといてもらったほうがいいような気もします。
 それとも来年の花粉のシーズンに、花粉の放射線量を計測して懸念には及ばないことを証明するか、ですね。


 
コメント
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