また旅客機が墜落したそうですね。もっとも、今度はイランの航空会社の飛行機で、旧ソ連製のツボレフ154型機とのことです。ソ連の飛行機、と言うだけで、その当たりの事情をよく知らない私はなんとなく危なっかしげな気がしないでもなかったのですが、ちょっと調べてみますと割とポピュラーな機体で、ソ連製だから危ないとか言うようなこともなさそうですが、基本的にあんまり整備とかにコストをかけそうに無い国々で採用されるためなのか、派手な事故も多いような感じがします。今回の事故も、そんな運行上の問題が無かったのか、疑問は尽きません。
さて、参院での首相問責決議や総理の衆院解散発言で、多くの重要法案が廃案になるのだそうです。総理の言の通りなら、衆院の解散まではまだ少し時間がありますから、参院で審議しようとすれば出来ないことは無いはずなのですが、既に問責決議した以上審議することは出来ない、と民主党が拒否しているため、このまま廃案にするしかないのだそうです。これに対し、法案の一つである肝炎対策基本法の成立を心待ちにしている薬害肝炎全国原告団の方は、「政党間の争いで踏みつぶされた。国会は命より政局を優先するのか」、「肝炎患者は見殺しにされたも同然」、と痛烈に批判されたとの事。まことにお気の毒としか言いようの無い話ではあります。他にも、北朝鮮貨物検査特別措置法案も衆院を通過したのに参院で審議されないがために廃案になる見込みだそうですし、民主党、それでいいのか? とちょっとそのやり口に不満と不安を感じます。
今更これらの法案を一つ二つ審議して通したところで、自民党の得点にはならないのではないでしょうか。
そんなことで自民党の支持率が回復したりするようなら、これまでに通してきた重要法案の数々で立派に逆転できるだけの得点は稼いでいるはずです。然るに世論はどうやら自民党に大変厳しく、何はともあれとにかく変えてみよう、と言うような空気に包まれている様子のためか、一向に自民党の人気は回復する兆しも見えません。ならば、ここは度量広く、問責決議はしたが、国民のため、特に重要と思われるものは自発的に審議して進ぜよう、と明言し、それを喧伝した方が、よほど民主党に利することになるんじゃないのでしょうか。それが出来ないのはどうしてなのか、せめて民主党には国民に出来ない理由を説明し、薬害肝炎全国原告団の方などに、もう少し待ってくれ、と説得する責任があるように感じます。民主党はもう良くも悪くも政権交代を担いうる一翼であり、かつての万年野党な第二党とは存在価値がまるで違っていることを自覚し、その自覚に基づいた行動をとってもらいたいと思うのです。たとえば、かつて薬害エイズ問題で勇名を馳せた代表代行殿は、この患者の方々の言葉をどう受け止めているのか、伺ってみたいものです。
さて、参院での首相問責決議や総理の衆院解散発言で、多くの重要法案が廃案になるのだそうです。総理の言の通りなら、衆院の解散まではまだ少し時間がありますから、参院で審議しようとすれば出来ないことは無いはずなのですが、既に問責決議した以上審議することは出来ない、と民主党が拒否しているため、このまま廃案にするしかないのだそうです。これに対し、法案の一つである肝炎対策基本法の成立を心待ちにしている薬害肝炎全国原告団の方は、「政党間の争いで踏みつぶされた。国会は命より政局を優先するのか」、「肝炎患者は見殺しにされたも同然」、と痛烈に批判されたとの事。まことにお気の毒としか言いようの無い話ではあります。他にも、北朝鮮貨物検査特別措置法案も衆院を通過したのに参院で審議されないがために廃案になる見込みだそうですし、民主党、それでいいのか? とちょっとそのやり口に不満と不安を感じます。
今更これらの法案を一つ二つ審議して通したところで、自民党の得点にはならないのではないでしょうか。
そんなことで自民党の支持率が回復したりするようなら、これまでに通してきた重要法案の数々で立派に逆転できるだけの得点は稼いでいるはずです。然るに世論はどうやら自民党に大変厳しく、何はともあれとにかく変えてみよう、と言うような空気に包まれている様子のためか、一向に自民党の人気は回復する兆しも見えません。ならば、ここは度量広く、問責決議はしたが、国民のため、特に重要と思われるものは自発的に審議して進ぜよう、と明言し、それを喧伝した方が、よほど民主党に利することになるんじゃないのでしょうか。それが出来ないのはどうしてなのか、せめて民主党には国民に出来ない理由を説明し、薬害肝炎全国原告団の方などに、もう少し待ってくれ、と説得する責任があるように感じます。民主党はもう良くも悪くも政権交代を担いうる一翼であり、かつての万年野党な第二党とは存在価値がまるで違っていることを自覚し、その自覚に基づいた行動をとってもらいたいと思うのです。たとえば、かつて薬害エイズ問題で勇名を馳せた代表代行殿は、この患者の方々の言葉をどう受け止めているのか、伺ってみたいものです。