かっこうのつれづれ

麗夢同盟橿原支部の日記。日々の雑事や思いを並べる極私的テキスト

連休明け、いきなり手のひらを返して日常復帰、とは行かないようです。

2007-05-07 22:29:58 | Weblog
 連休明け初日、創造していたほど体調は悪化しませんでしたが、身体全体になんとなく鈍い抜きがたい疲労、ふとした拍子に気づくだるさやめまいに似た酩酊感、そして散漫になっている注意力、など、気にしてみればやっぱり通常状態からは程遠い自分であることがわかります。まあその分行きかえりの運転は気をつけて、仕事も適度に切り上げて無理せず試運転状態で一日を過ごしました。が、報道によると朝通勤途上で具合が悪くなり、電車を止めてしまうほどの状態になったヒトが何人もいたそうです。私も連休明けだったかどうか記憶は定かではありませんが、この電車でないと間に合わない、と言うとき、急におなかの具合が悪くなってついに我慢できず、途中下車してトイレに駆け込んだことがあります。ああなると人間、仕事がどうとか遅刻が何だとか言ってられなくなるものですね。東京で通勤途上具合が悪くなったヒトも、きっと周りの状況など知ったことか! というような状態にそのときなっていたのでしょう。同じ電車に乗り合わせていたヒトやその電車のせいで混乱したダイヤに翻弄された方々にはお気の毒ですが、その切羽詰った状況に陥ったヒトにはほんの少しだけ同情いたします。その上でコトが収まった後は、迷惑をかけたことを自覚し、きっちり謝罪をしておいて欲しいものです。

 さて、夕刊の方には、例によって遊園地絶叫コースター事故の続報が載っております。なんでも、件の遊園地では15年間「も」折れた車軸を交換していなかったのだそうです。同型機を導入しているほかの遊園地では5年~14年で交換しているのに。15年放置が「も」とつけて強調しているのに対し、14年放置の方はあたかもちゃんとしているかのように書いてあり、一体15年と14年の差ってそんなに強調するほどのものなの? と私などにはかえって不可解に見えました。なんとしても事故を起こした遊園地を吊るし上げたいというマスコミの傲慢な正義感が透けて見えるようで不愉快でもあります。それよりも重要と思われることが一行だけちゃんと記載しています。製造メーカーから耐用年数について何の話も無かった、と。設計・製造した者がその製造物に対してちゃんとどれだけ強度が保たれるか明示しなかったと言うのですから、私にはその方がよほど信じられませんでした。もちろん証言が勘違いとか責任逃れのあまり口走った適当な言葉ではなく、事実そのとおりだったとして、と言う前提付きではありますが、もしそれが本当なら、製造者責任こそもっと大々的に追及すべきことなのではないのでしょうか。安全管理に関して点検は航空機並みに徹底すべし、と言う識者の言葉も掲載されてましたけど、そもそも安全基準とも言うべき耐用年数についてのデータが明示されない、と言うのでは、適切な点検もできはしないでしょう。今後製造責任を問う方向でも捜査が進むことを期待したいです。本当は警察などが手がけるべきではないといつも思いはするのですが・・・。

コメント
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