かっこうのつれづれ

麗夢同盟橿原支部の日記。日々の雑事や思いを並べる極私的テキスト

音楽ができるというのは素晴らしい事だと思います。

2006-07-04 22:53:05 | Weblog
 帰宅途中で突然前を駆け抜ける小さな影! 見えたのはホンの一瞬だったのですが、その影はととと、と1.5車線ほどの道を横断して、反対側のほとんど垂直と見まごうほどの斜面を一足飛びに駆け上がって消えました。はじめ、猫かと思ったのですが、その走り方や斜面へ飛びつくときのジャンプ力、何よりシルエットが猫らしくありません。色々考えてみたのですが、どうやら野ウサギではないか、と結論づけた次第。まあキジなんかは日常的に出てきますし、イタチの類やいのしかちょう一揃えいますし、猿も出没するわ、もう少し山に入ればクマもいたりするらしいところですので、野ウサギくらいいても不思議はありません。まあホントにウサギかどうかは多分永遠に謎でしょうけど、野良猫とか野良犬とか思うくらいなら、ウサギと信じておきたい気分です。

 今週は月曜日、疲労抜けず。火曜日、ちょっとマシ、といういつものパターンになっています。ようやく体調がまともになってきたかな? という感じです。週末に向けて体力を蓄え、やる事がしがし片づけていきませんとね。とりあえずアニメーション、さる方に相談したら早速音楽を付けて下さって、もう感謝感激です。
 絵とか音楽とか文章とか、いろんな芸術分野ってものがありますけど、私は、多分音楽が一番難しくって高尚で、とにかくエライのだという偏見を持っています。自分にその素養がないのでそう思うところもあるのですが、例えば文学と比較すると、今、江戸時代や室町時代の文章をみてすらすら読めるヒトはほとんどいませんし、その話し言葉を聞いても理解は難しいでしょう。ましてや外国語となるとほとんどお手上げです。でも、音楽は古典派だろうがバロックだろうが、あるいはもっと古い奴でさえ五線譜とか音符とかが一つの決まり事として連綿と伝えられ、それは古今東西を問わず共通のものとして共有できるのです。それ一つ考えてみても、音楽の方が影響力、寿命、普遍性の点で文学を遙かに凌駕する懐の深さをもつ事が容易に理解できると自分では思います。
 だから、どんなカタチであれ音楽ができるヒト、というのは、もうそれだけで尊敬の対象です。私も今更ながらせめて楽器の一つくらいできていたかった、と思うのですが、残念ながら幼稚園でハーモニカに挫折して以来、音楽は歌の外は全滅の成績でしたし、音符など外国語以上に謎のものと化していますので、今更どうしようもないでしょう。できていれば人生ちょっと違ったんじゃないか、と思うだけに、幼き頃の自分の頑迷さが、ちょっと恨めしかったりしないでもありません。

コメント
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