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原子力安全保安院は全国の原発が想定すべき津波の高さを従来より8.5m上積みするよう要求

2011年05月07日 | 週間ニュース:ピックアップ
環境ニュース 110501-110507

●(経5/7表紙1) 首相は緊急会見で浜岡原子力発電所の全原子炉(2基稼働中)の運転停止を中部電力に要請したと,防潮堤完成まで2年程度 (東海地震の震源域の真上に位置、今朝のラジオニュースで中部電力は応諾の方向と、また様々な非難かな,1億総評論家時代)

◎(経5/7総合3) 原子力安全保安院は電力各社に全国の原子力発電所が想定すべき津波の高さを従来より8.5m上積みするよう要求,応急策も (事故保全(福島の例)ではなく,予防保全を願う臨界保全かな)

◎(経5/4社会31) 東京電力は福島第一原子力発電所から沖合20km程度の海底から通常の1000倍の放射性セシウムなど検出

◎(経5/3経済5) 福島原子力発電所事故対策統合本部は緊急時迅速放射能影響予測ネットワーククシステムの予測結果未公表分5千件と,公開へ

●(刊5/2表紙1) 世界資源研究所(WRI)は政界経済人会議(WBCSD)と共同で温室効果ガス排出量算定基準作成中,スコープ3発行9月 (スコープ1;工場など直接排出量、スコープ2;さらに電気使用など間接分含む排出量、スコープ3;原料から廃棄までサプライチェーン排出量)

◎(経5/2特集6) 日本経済新聞は放射性物質の飛散状況の開示を巡り政府の隠ぺい体質が際立ったと指摘,誤解を恐れと専門家の間だけに提示 (誤解の心配がある場合には非公開ではなく,誤解を生まないような丁寧な説明を選択すべきとの教訓。昔地下水汚染で公開のリスクと隠ぺいのリスクがあると指摘)

◎(経5/2夕刊社会14) 米の社会的責任のための医師の会(PSR)は年間20mSvの設定を子供の発がんリスクを高めるので安全ではないと声明

◎(経5/2科学技術15) 耐震指針策定時の原子力安全委員長は事故原因に作業ミスや部品故障の偶然多重リスクのみ考慮,自然現象起因同時破壊軽視と (外部者;後からは誰もがいかような批判もできる,今後は教訓を生かすのみ,当事者;想定外と言い訳したくない)

●(経5/1社会31) 茨城県(水産関係者震災)対策本部は暫定規制値を上回る放射性物質の相次ぐ検出でコウナゴの今季の漁を断念する

●(経5/1社会31) 厚生労働省は福島県や東京都など1都4県の23人の女性の母乳を検査し7人から微量を検出したが健康への影響なく授乳をと


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