ISOな日々の合間に

土曜日は環境保護の最新の行政・業界動向、日曜は最新の技術動向を紹介。注目記事にURLを。審査の思い出、雑感なども掲載。

三越伊勢丹HDは売り場の混雑に合わせ制御する空調システムの実証実験を開始

2022年02月12日 | 週間ニュース:ピックアップ
注目ニュース 20220206-20220212

◎(刊2/11SDGs5) プラットフォームクローバは法政大学と共同でSDGsの情報基盤を構築し21年初頭に運用開始、利用各社の活動を記録蓄積

◎(経2/10夕刊総合3) 欧州のユーロヒュージョンは英JETの共同研究施設での核融合で過去の2倍以上のエネルギー発生に成功、59MJ (トカマク方式、10MW相当、持続時間の情報はない、前回は5秒、実用化までには何十年?)
https://www.euro-fusion.org/news/2022/european-researchers-achieve-fusion-energy-record/

◎(刊2/9表紙1) 三菱パワーアメリカ(重工系)はノルウエーのハイドロジェンプロから水素電解装置を導入しグリーン水素プラントで事業化へ

◎(経2/9ビジネス19) INPEXは豪での天然ガス開発事業に最大1000億円投資し二酸化炭素の地下貯留事業に乗り出す、日本からも受け入れ (INPEX;国際石油開発帝石)

●(刊2/9エネルギー24) 三越伊勢丹HDは売り場の混雑に合わせ制御する空調システムの実証実験を伊勢丹新宿本店で開始、諸費電力半減目指す
https://pdf.irpocket.com/C3099/OMfg/NlMe/PTPp.pdf

◎(刊2/9最裏面36) 日刊工業新聞は深層断面欄で全固体電池の開発動向を紹介、リチウムイオン電池の温度と安全問題の切札と、日本企業技術先行 (中韓に負けたリチウムイオン電池の轍を踏まないには? コストや政府支援は?)

◎(刊2/8素材14) 王子エフテックスは破棄される繊維端材を紙原料に配合した循環資源混抄紙を開発、第1弾にタオル端材、ロット毎に変化の妙

◎(刊2/8科学技術23) 広島大学の研究グループは水素化リチウムを擬触媒とした常圧のアンモニア合成プロセスを開発、2段階で
https://www.hiroshima-u.ac.jp/system/files/178942/20220205_pr01.pdf

◎(経2/7ビジネス5) カネカは24年までに兵庫県の工場の設備を増強し海洋分解性プラスチックの生産量を現在の4倍に拡大、価格が倍でも需要増で

●(刊2/7環境15) 英A-Gasは23年秋に千葉市内に回収した混合冷媒から個々にフロンを分離再生する工場を新設、新規ガス利用削減に貢献 (拐取利用が進まないフロンに対応)

UNEPは2100年までに気候変動で途上国を中心に累計4000万人が死亡と予測

2022年02月12日 | 週間ニュース:ピックアップ
気になるニュース 20220206-20220212

●(経2/12社会26) オーストラリア政府はシドニーなどを含む東部2州と首都の野生のコアラを絶滅の危険性が高いとし約41億円投入し対策する (干ばつや森林火災、病気、都市化などで)

●(経2/11表紙1) 日本経済新聞はグリーンバブル特集で温暖化ガス削減取引で質より安さ重視傾向、脱炭素効果見えぬ見切り品特需、含伐採森林 (植林地には伐採リスクが付きもので認証から5年越えが4割超えていると指摘)

●(経2/11グローバル市場9) デンマークの年金基金アカデミカーペンションは石油・天然ガス企業の社債の売却を決定、撤退拡大で企業の資金調達が難路に

◎(刊2/10第2部 ) 日刊工業新聞は第2部で地球環境特集、NCV、気候変動対策、農業におけるCO2有効利用、サボテンの食用化など (温暖化対策に危機感なく、NCV;ナノセルロースビークル)

●(経2/9国際10) 国連開発計画(UNEP)は気候変動に関する報告書で2100年までに気候変動で途上国を中心に累計4000万人が死亡と予測 (日本も災害多発国ですから無視できない死者発生の可能性)

●(経2/8グローバル市場11) 日本経済新聞は世界の再生可能エネルギーの銘柄が売却進行、主要銘柄の株価指数が21年前半にピーク、業績悪化や競争激化等 (過剰期待や政策停滞なども要因と)

●(経2/8ビジネステック14) 日本経済新聞は送電時の電力損失が少ない直流送電へ転換の動きと、日立は洋上風力向け受注、NTTは街中で構築目指す

●(経2/7グローバル市場12) 日本経済新聞はESGと名乗っているが環境対応などの実態が分かりにくい名ばかりファンドが増大と指摘、波乱相場が問う