ISOな日々の合間に

土曜日は環境保護の最新の行政・業界動向、日曜は最新の技術動向を紹介。注目記事にURLを。審査の思い出、雑感なども掲載。

WHOはPM2.5を発がんリスクの5段階のなかで最高レベルに分類

2013年10月19日 | 週間ニュース:ピックアップ
気になるニュース131013-131019

●(経10/19社会38) 世界保健機関の国際がん研究機関はPM2.5を発がんリスクの5段階のなかで最高レベルに分類,環境省が予測法を見直しへ
http://www.iarc.fr/en/media-centre/iarcnews/pdf/pr221_E.pdf

◎(経10/19表紙1) 日本経済新聞は再生可能エネルギー発電に海外勢の参入相次ぐと,投資銀行など含め5年間に7000億円,主は太陽光発電 (固定価格が適切でないからですね)

◎(経10/18経済5) 総務省の有識者検討会は自動車税と軽自動車税に関し消費税率10%引き上げ時に燃費性能を考慮した課税方式を提言 (同様の提言は昔から幾度となくなされてきましたが実現していません,増税反対勢力が強く)

●(経10/17表紙1) 日本経済新聞は日経地球環境技術賞の最優秀賞に船舶の泡利用省エネ技術開発の日本郵船,優秀賞にJR東日本などを決定 (優秀賞に地球観測衛星のJAXA,小動物保護のアニマルパスウェイ研究会,ため池泥の泥対策の群馬工業高専,地下駅冷房負荷解析のJR東日本)
アニマルパスウェイ http://www.animal-pathway.jp/

◎(経10/17経済5) 日本経済新聞は原子力発電所再稼働申請の電力4社が資料提出に遅れで再稼働診査で大半が越年と,原子炉安全解析で重工に集中

◎(経10/17経済教室24) 東京大学の山口客員教授は経済教室欄で太陽光発電買取制の見直しを提案,過大な価格を国際水準に(英独18円,日本42円) (単純比較ではなく普及のステージごとの比較が必要)

●(経10/16経済教室29) 地球環境産業技術研究機構の茅理事長は経済教室欄で世界の温室効果ガス半減目標など実現困難と指摘,2.5度以内にを提案 (工業化以前の状態から2度上昇を上限とする目標の達成はきわめて困難と指摘)

◎(経10/16総合3) 経団連は今後のエネルギー政策に関する提言をまとめた,安全な原発の早期再稼働や原子力損害賠償制度の見直し,国の関与等 (核廃棄物に関する記述なし)

●(経10/12夕刊総合3) 世界保健機関(WHO)は20年迄に各国の医療機関での水銀を使った体温計や血圧計の使用をやめる指針,水銀を使わぬ医療

◎(経10/12夕刊総合3) 国連環境計画(UNEP)は水俣条約の発効のため途上国が批准できるよう水銀の削減を促すあらゆる支援策を実施する方針