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シネマ日記

超映画オタクによるオタク的になり過ぎないシネマ日記。基本的にネタバレありですのでご注意ください。

ミルクマネー

2005-07-11 | シネマ ま行
メラニーグリフィスという人は若い頃からアメリカでは有名だけど、日本ではそんな有名ではないようですね。今では、アントニオバンデラスの奥さんと言ったほうが分かってもらえそうですね。

そのメラニーグリフィスが娼婦を演じるこの作品。娼婦が出てくるからといってエッチな作品ではない。ちょっぴりエッチなところもあるにはあるけど、主人公が性に目覚めた12歳の少年で、友達同士でお金を貯めて娼婦を買うという他愛もない(?)話。“娼婦を買う”と言ってもその目的は裸を見せてもらうことだからかわいいもんなのだ。

その男の子たちが出会ったのは気のいい娼婦で結局主人公は自分のやもめの父さんエドハリスとその娼婦をくっつけようとするというオイオイという感じの展開なんだけど、メラニーグリフィスの甘い声と物腰の柔らかさとエドハリスのシャイなやもめ父さんに妙な説得力を感じてしまいました。少年が研究発表の人間の体の見本にこの娼婦を学校に連れて行ってみんなの前で発表したり、全体的にカワイイなーーーという印象の作品ですね。

12歳の少年が娼婦に尋ねます。「触ったら女の子がすごーく感じるところがあるって聞いたんだけどそれはどこ?」優しい娼婦は最後に教えてあげるのです。「それはハートよ」と。

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