シネマ日記

超映画オタクによるオタク的になり過ぎないシネマ日記。基本的にネタバレありですのでご注意ください。

シャルウィダンス?

2005-05-01 | シネマ さ行
実はこの映画、別に見に行くつもりだったわけじゃないんです。でもね、あの前売り券に付いていた特典見ましたか?ギア様がダンスのポーズでゆっくり上下するボールペンですよ!あのディズニーランドとかのお土産ものでキャラクターがボールペンの柄のところに入ったオイルだかなんだかのなかでフワーッて上下するヤツありますよね。あれです。映画館の予告編でその特典の宣伝があったときみんなの笑い(失笑?)を誘っていました。
そう、そのボールペン欲しさにワタクシとにゃおは前売り券を買ってしまったのでした。(宣伝部さん大勝利~

というわけで、見に行ってきました。日本版はビデオかテレビで見て面白かったなぁー、でもま大絶賛ほどではないかなと思っていました。ハリウッドで映画化の話になった時、役所宏司をリチャードギア→ふんふん、ピッタリん。草刈民代をジェニファーロペス→っえ~、ぜーーーんぜん違うじゃーん。あのそこはかとない魅力がジェイローにだせるわけないじゃーーーん!と不満たらたらだったワケなんですが、見るときにはもう日本版を比べてどうとかはやめようと決めて見ることにしました。

うん、ワタクシはいいと思いました。これも同じく大絶賛ってワケではないけれど、冴えないサラリーマンの覚醒ものとしては王道を行く、ちょっとほろり、そして爽やかっていうのが踏襲されていましたね。

息子とクラブに行くシーンなんかはちょっと演出の無理やりさを感じたけど、妻役のスーザンサランドンとの関係や探偵のリチャードジェンキンスもカワイイおじさんで洒落てたし、脇役は全員が全員ともいい味だしてました。

ほろりシーンは何ヶ所かありますが、
「人はなぜ結婚するのか?」という探偵さんの問いに「その人の人生の証人になるため」とスーザンサランドンが答えるところがワタクシは好きでした。