シネマ日記

超映画オタクによるオタク的になり過ぎないシネマ日記。基本的にネタバレありですのでご注意ください。

ベイビートーク

2005-05-10 | シネマ は行
ワタクシは「サタデーナイトフィーバー」や「スティング」の世代ではないので、映画を見始めたころにはすでにジョントラヴォルタは過去の人だった。そして、1989年にこの作品を見て彼のファンになった。ジョンの低迷期真っ只中であった。ワタクシはこの作品に出会ったおかげで1994年に「パルプフィクション」でジョントラ復活となったとき、「ずっと前からファンやったもんねー」と自慢の種にできたのだった。(そのネタは今現在も使わせてもらっている)

このお話。赤ちゃんがしゃべれたらどんなふうか、赤ちゃんの心の声をワタクシたちに聞かせてくれるのだけどその声をブルースウィリスがやっていて、いろいろと笑わせてくれるのだ。

赤ちゃんに対して面白い顔をして笑わせようとしてるおばあちゃんに「イカれてる」とか、赤ちゃんぽい服を着せようとするママに「動物柄の服なんてダサい」とかマセたことを言っているのだ。

中でも興味深いのはパパの定義。公園で他のお友達と会話している(赤ちゃん同士の会話)パパのいないマイキー。「パパって何?」というマイキーの質問に他の赤ちゃんが「ママと一緒にいる男の人のことよ」と答えます。悲しいかな、子どもたちにとってパパの定義とはこんなもんかもしれません。

このマイキー君を可愛がるベビーシッターのジョントラが非常に優しい顔をしていて、「この人、ホントに子どもが好きなんだろうな」というのがよく伝わってきます。ワタクシはその優しい顔にファンになったわけです。映画の中では、その優しい心がマイキーのママにも伝わって…となるわけですねー。

今のカップクのいい(良すぎ?)のジョントラとは違った少し若い彼が見れますので、一度観てみてくださいな。そして、気に入ったら2、3も。質は落ちますが同じようにほのぼの&ドタバタ笑わせてくれます。