TOHOシネマズが今春から試験的に宇都宮など7館で行っていた1800円から1500円の値下げは、この値下げに合わせてシニア割引やレイトショー割引などのサービスをやめたために逆に全体的な集客がマイナスに転じたことで中止をするとの発表がありました。
ほとんどがレイトショーで映画を観ている自分としては気がかりな試験上映だっただけに、この結果にはホッとしています。
そんなこともあっての御礼というわけでもありませんが、日が変わるぐらいから始まるレイトショー中のレイトショーで「カウボーイ&エイリアン」を観てきました。
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カウボーイ&エイリアン |
西部劇の要素にエイリアンという、まさにB級映画の香りが漂う作品です。
しかしながらダニエル・クレイグとハリソン・フォードというハリウッドの名優が出演をしていますので、大作と言えば大作なのでしょう。
それなりの特撮がされていますし、思ったよりはシナリオにもチープさは感じられませんでした。
グロテスクなエイリアンの唐突な登場には何度も驚かされましたし、世間的な評価の3.5に相応しい自分に合っていた映画だとも言えます。
それでも主人公がなぜに記憶喪失となったのかの描写がありませんでしたし、その記憶の取り戻し方にあまりに無理がありすぎました。
ヒロインがどうやって、そして何のためにやってきたのかも分からないままで、またその自己犠牲ぶりにも違和感が強かったです。
そして何よりエイリアンがどういった理由で裸なのか、これはこの映画に限った話ではないのですが、スターウォーズなどの宇宙空間を舞台にした作品では知的生命体として衣服を身にまとっているものもありますが、地球に侵略者としてやってくるケースではその大半が裸です。
もしかしたら服を着ていることが後進的なのかとすら思えるような、ステレオタイプ的な描き方がちょっと残念ではありました。
そんな中で男と男の友情、親子の愛情などのいろいろなテーマが散りばめられており、英語が分かれば細かなジョークまじりの会話も楽しめるでしょう。
PGやR指定ではありませんので、さすがに小学生以下ですと厳しいかもしれませんが、さほどのショッキングなシーンはありませんので観る者を選ばないと思います。
アクションあり、謎解きあり、失笑ありと、あっという間の2時間弱は深夜に観に行っただけの価値のある映画でした。
2011年10月29日 鑑賞 ★★★★☆(4点)
平日の午前中ですと料金やすいですし。
空いてていいです。^^
オリオンさんのコメント聞いて観たくなりました。
カウボーイ&エイリアン
異色な対決に期待します
平日の午前中はちょっと無理です(笑)
カイジも興味がありつつ、前のを観てないのが痛手で腰が引けています。
八千代緑が丘は駅ビルに映画館があっていいなぁと、2度ほど船橋から自転車で行きましたが遠すぎました・・・
>%%%さん
私は面白いの沸点が低いので、あまりあてにはならないかも(笑)
もうすぐTOHOシネマズのマイルが6000になりますので、観たい放題が楽しみです。
本当の傑作は「ミッション8ミニッツ」です。 今期最高でした。
どうやら私は自分の楽しみの沸点が低いことを感謝しなければならないのかも(笑)
ミッション:8ミニッツも今月中に観に行くつもりです。
たぶん映画通ではないので、騙されないかなと。