goo blog サービス終了のお知らせ 

オリオン村(跡地)

千葉ロッテと日本史好きの千葉県民のブログです
since 2007.4.16
写真など一切の転用、転載を禁止します

2019年通信簿 9 福浦和也

2019-11-11 02:59:29 | 千葉ロッテ

 

9 福浦和也 内野手 44歳 年俸2000万円

【2019年成績】 1試合 4打数 0得点 0安打 打率.000 0二塁打 0三塁打 0本塁打 0打点 0盗塁 0四死球 0三振 得点圏打率.000 

こんなことになるだろうとは思っていましたが、文字どおりに引退試合のための現役続行となった一年でした。
ファンからすればせっかくなのですから1本でも多くのヒットを見たかったのですがそもそも井口監督にも福浦にも、当然のように球団にも一軍でのプレーを前提にしたものでなかったのは石垣島での練習ぶりで明々白々、CS争いが佳境のところでのスタメン起用に真剣勝負とセレモニーを同居させる興行優先への批判的な声もまま聞かれはしましたが、大多数のファンは福浦を見送ることを望み、そして球団としても実入りの無い3位と福浦祭りの三日間での収益を比べれば考えるまでもない、それがプロ野球というものです。

昨季の2000本安打達成が閉幕間際までずれ込んだことで引退試合の設定ができず、誰もが本意ではなかったであろうラストイヤーはコーチ業メインで始まりました。
自らの練習は朝早くに打撃ゲージでマシンを相手に打ち込んでいるぐらいで、キャッチボールを始めて「おっ」と思えば打撃投手をやるためのウォームアップでしかなく、その大半は第二球場での二軍打撃コーチとしてのお仕事でしたからむしろ5月あたりに二軍戦に出場をしたのが意外に思ったぐらいです。
ただそれも習志野開催のためのもので一軍を視野に入れたものでなかったのは、その一軍の習志野デー、福浦デーにはお客さんとしての登場でしかなかったことでモロバレでした。
それが分かっていれば習志野を逃すこともなかったのにと、後輩古谷の初勝利を演出した代打タイムリーを見られなかったのが一生の悔いになりそうです。
そんな福浦の来季はプロで初めて背負った70での二軍ヘッド兼打撃コーチは監督への英才教育の第一歩でしょうから、轍を踏むことなく5年計画で焦らずじっくりいきましょう。

2007年通信簿 2012年通信簿 2017年通信簿
2008年通信簿 2013年通信簿 2018年通信簿
2009年通信簿 2014年通信簿
2010年通信簿 2015年通信簿
2011年通信簿 2016年通信簿


【オリオン村査定】 2000万円 → 任意引退 ※1/24に引退表明


にほんブログ村 野球ブログ 千葉ロッテマリーンズへ
一日一クリック応援をお願いします

コメント (14)    この記事についてブログを書く
« 2019年通信簿 8 中村奨吾 | トップ | 美馬と初交渉 »

14 コメント(10/1 コメント投稿終了予定)

コメント日が  古い順  |   新しい順
お返事 (オリオン)
2019-11-12 03:41:16
>海猫さん
茶谷からすれば福浦と大嶺の枠は恨めしかったでしょう・・・
まあプロ野球はファンのための興行と考えれば分からないでもなく、しかし勝負という正論でいえばもちろん批判もあるでしょう、答えは一つではないかと。
引退試合が負けでなくてよかった、ですか。

>たかぽてさん
優勝争い、CS争いが絡んでいたこともあり、サブローらのときと違って左腕も出てくるしそこだけはイベントじゃなかったですからね。
最後の福浦のプレーで勝ちをもぎ取った、と考えれば、悪くなかったと思います。
今季にずれ込んだのは昨季の中盤戦あたりの停滞が痛かった、ってとこかしら。

>レコバさん
晩節を汚す、ってのもあれですが、昨季にその流れで華々しく幕引きってのが理想ではありました。
球団としては完全に興行ですから昨季の金澤、ファン感謝デーではありますが伊志嶺でもイベントを開催するのですから、これは規模の大小はともかく恒例行事になりそう。

>パンテーラさん
パシフィックはDHがありますからね。
そのDHにどしんと大砲が鎮座してもう一門をファーストで、なら分かりますが、そのDHですらまともに機能をしたのはデスパイネぐらいなわけで。

>なにわの鴎さん
それでもファンの喜ぶ顔があった、と考えれば。

>コウチポートさん
今岡さんは再来年の自分の居場所が不安で夜も眠れないですね!

>頑張れ福浦さん
息子さんは山本元監督から一字をもらったんでしたっけ。
余談ですが福浦〇也さんて人がいるんですけど、知り合いというわけでもないので、弟さんですかと聞くこともできず。

>mak6582さん
こればっかりは今岡監督が開けられなかった風穴ですからね、厳しそう。
2年後なのか3年後なのか、二軍監督になったときを考えて、あるいは一軍監督のための準備として、シャドーキャビネットじゃないですけどそんなのを想定して選手を育ててくれればと思います。

>まるをさん
自分もです、悔いても悔やみきれません(涙)
井口監督との関係はどうなんでしょう、石垣島では二人で練習をしていましたが上っ面のものだったのか・・・
井口監督にとっては自分の座を脅かす存在でしょうから、井口ロッテで一軍担当は回ってこないかなぁ、きっと。
そうなったときには球団内でのパワーが弱まっているのでしょうから、福浦監督秒読みかも。
理想は一軍で打撃コーチ、二軍監督、そして一軍監督ってのがよいかしら、5~6年後ぐらいに。
それまでの監督は今岡監督でいかが。

>doushitakoushitaさん
石井が移籍をしてきたときに外野に回されたりもしましたが、力で奪い取っての今があります。
福浦も平坦な道じゃなかったんですよね、長期離脱みたいな怪我こそありませんでしたが腰や背中は常に違和感みたいでしたし。
引退試合をペナントレースで、ってのはロッテに限った話ではなく、今季はそれがCS争いに絡んだのが異論のきっかけでしょう。
福浦以外にもありましたしね、今季も。

>オブさん
今季の現役続行はほぼ間違いなく球団主導ですし、サブローや井口が不振でも二軍に落ちることはなくとも福浦は落とされた、ことからベテラン枠で優遇されたイメージはありません。
昨季までの2000本安打のために、ってのはありましたがレギュラー扱いなわけでもなく、そうであれば2年ぐらい前に達成してそのまま引退していたでしょう。
これは伊東前監督のときの問題ですね。
選手として、技術者として優秀でもそれを教えられるかどうかは別問題、弟子大松の言葉からすると背中を見てというタイプにも思えて、よって仰せのとおりコーチングをしっかり学んでもらいたいです。
二軍監督を3年後、一軍監督を6年後、ぐらいでよいのでは、てか、そうあってもらいたい。

>幕張とんこつラーメンさん
若手はともかく福浦はバルガスが打てなくても代わりに、ってならないのは、石垣島での練習がそんなでしたからね。
ファンとしての心情では・・・ですが、実際に出てきたら何だよそれ、って思っちゃっただろうなぁ、きっと。
こと2000本安打については井口監督は昨季に我慢強く使ってくれたと思います。
伊東ロッテが続いていたらおそらく届いていなかったでしょうし、あるいは一昨年で引退をしていたかも。

>No.9さん
まあ最下位でも大きく離されたものでなければ、井口ロッテは3年で終わらないでしょう・・・
↑のとおり、5~6年後が理想な福浦監督ではありますが、その過程で適性の無さが見られれば見送ることも考えてもらいたく。
自分の考えを押しつけすぎないか、自分の考えを他人に伝える表現力はあるか、支えるコーチ陣を想定できるのか、などなど。
有藤、村田がそうだったように、名選手が名指導者とは限らない例は枚挙に暇がありません。
返信する
Unknown (No.9)
2019-11-12 03:02:21
取り敢えず現役お疲れ様でした。
流石に2000本達成し心置きなく引退と思っていたところからの続行でしたから驚きでした。
まぁ…ここ数年の球団による引退興業で儲ける魂胆が丸見えでしたけど(笑)
指導者として本格的にスタートしますが、監督をさせるつもりが球団に有るのならば3~5年じっくり時間を掛けて欲しいですね。無いとは思いますが来年すぐ監督は止めてほしい。
返信する
お疲れさまです (幕張とんこつラーメン)
2019-11-12 01:59:41
お疲れさまです。
最後まで球団都合で付き合って頂いて感謝してます。

一昨年の監督のプライドが許さないなのか(いままでビリになったことないとのこと)、あてつけに、パ〇〇○を使い続け、全体も不調であったったにも関わらず、福浦を使わない、若手も使わないのはどうかと思ったりしました。

それを観ていた現監督はビリにはなりたくないと思っている采配でした。(明らかに優勝を目指していないですね)


そういう意味で外様でない監督がよいかなと思っています。
ぜひ5年計画でなく、再来年でも監督になってほしいです。
返信する
Unknown (オブ)
2019-11-12 00:41:10
悪しき伝統
打撃技術、捕球技術、そしてその様式美を感じる選手でした。ただそういうタイプと言うことでしょうが、ある種の物足りなさを感じる選手でもありました。ファーストでありながら、長打力は欠き勝負づよいとも言えず、投手を鼓舞するスタンスもなく、ファンサービスをする印象もなかったと思います。
あとこれは選手の責任とは言えないのでしょうが、サブロー選手、井口選手にも感じましたが、ベテラン枠で甘やかす起用は彼も例外ではなかったですね。二千本きっかりでよかったんですよ。政治が見えてなんとも興醒めでした。
指導者としてはトークを磨くことでしょう。彼はコーチ向きだと思いますが、いずれにせよ育成の現場の中で試行錯誤や苦悩を重ねる必要があると思いますね。
返信する
Unknown (doushitakoushita)
2019-11-11 22:48:46
本人にはお疲れさまでしたと言いたいですね。ロッテというチームの最大の希望がヒットを量産する3番ファーストであった時代がありました。

福浦に観客動員力があったから2000本を達成できたのも事実。湯水のように投資を行える組織は今の時代多くはなく、ロッテがオーナーである以上、今年の福浦のように自分をダシに球団に利益をもたらす貢献の仕方はありです。実際、セレモニーは素晴らしかった。強いて言えば枠が埋まっていた茶谷がかわいそうでした。
返信する
Unknown (まるを)
2019-11-11 22:13:11
秋津野球場でのイースタン、
うっかりしてたら終わってました・・・・

マリーンズの生き仏というか、
曲者揃いのトップアスリートの中で、
福浦選手ほど後輩から慕われる選手はいないのでは。

今期は実質専任コーチ1年目でしたが、
来期は2軍ヘッドと微妙な立ち位置ですね。
タブロイド紙は井口監督が避けていると書き綴っていましたが果たして。
2~3年くらいは悩める若人に浦和で打撃の心理を授けてほしいです。
返信する
Unknown (mak6582)
2019-11-11 21:00:40
引退の花道は作りようがあったと思われますが、支配下選手という枠を一つ取り、結果勝ったとはいえCS進出のかかった土壇場の試合を引退試合とした球団、監督には違和感しかありません。

2軍ヘッドからの実質コーチ業のスタートですが、2軍には育て甲斐のある選手が多くいますので、1軍の固定起用に風穴をあける選手を育てて下さい。
返信する
Unknown (頑張れ福浦)
2019-11-11 19:06:28
セレモニーで息子さんが、バッターのお父さんに投げてから、インタビューを受けて、お父さんはやさしくてカッコいいですと心から言っているのが分かる、そんな福浦の人柄が分かるシーンでした。多分自分が思い描く人物像と余り変わらない人なんだと思います、真に勝負に拘り冷徹に人を裁き勝つためなら何でも出来るのが、プロの指揮官ですが、福浦にはまず無理だしなって欲しくない、名コーチとしてチームを支えて下さい。
自分は引退しても、頑張れ福浦を通します。
返信する
Unknown (コウチポート)
2019-11-11 18:13:14
オリオンさん、こんばんは。

この人には、コーチとしてしっかり今岡さんを支えてもらいたいものですね!!!
返信する
Unknown (なにわの鴎)
2019-11-11 15:38:47
なんなんだ、この球団は?と言う思いしかありません
返信する
福浦 (パンテーラ)
2019-11-11 12:53:51
福浦には何かこう複雑な思いが交錯します。
安打製造機で一塁守備がダントツにうまいロッテの看板選手で野球ファンの心を刺激する選手ではありました。
ただ、私はロッテに優勝をしてもらいたかったので、
一塁に長距離砲である外国人助っ人を置いてもらいたく複雑な思いを持ったものです。
また、小坂の暴投をことごとく拾い上げ、またはジャンピングキャッチしていたため、あれでは腰を痛めるだろうなと思っていました。
福浦本人はケン・グリフィーJr.のバッティングフォームを真似して背筋を伸ばしてスイングしていたからだとコメントしていましたが、
私はファースト守備での腰の負担が大きかったが小坂の送球によって、とは言えなかっただろうな、とそれこそ邪推しています。
そしてことごとく拾い上げるため小坂もまた生き延びることができ、強打のショートを置けなかった面があります。
要するに「マニアックな守備のチーム」路線に進まざるを得なかったことがある意味少し残念だったと思っていた時代があります。
誇りに思える選手でありながら何かモヤモヤを感じる選手でもありました。
でも今にして思えばロッテという貧打チームにあって、孤軍奮闘していた選手だったんだなと思っています。
今は井上という福浦とはある意味対極的な選手が一塁を守っています。
今度は打撃コーチ業としての福浦が見られるでしょう。
優秀な左打者を量産してください。
期待しています。
返信する
Unknown (レコバ)
2019-11-11 09:50:36
晩節を汚し至極残念です。
今後このような事はないようにして頂きたい。
て言うかこれ程の選手はしばらく出てこないか···
返信する
Unknown (たかぽて)
2019-11-11 09:48:56
サブローの、井口の引退試合にはそれぞれ素晴らしい打席を見せてくれたこともあり涙しましたが、残念ながら福浦にそれはありませんでした。
この一年の流れを振り替えれば致し方なしでした。

球団には意味があっても本人にもチームにもムダな一年、振り替えれば一昨年からの福浦の扱いから始まっていたのでしょう。
こんな未来を想定出来ていれば無理矢理にでも出場機会を増やして去年のうちに引退興行を済ませられたはずです。

本人も望まなかったような現役続行をフロント主導で行い、枠の無駄遣い、最終版の順位争いに興味を削ぐようなことをするくらいなら、もっと早くから現場介入すれば良かったのです。

本人の「2000本には拘っていない」発言は(無理して作る記録ではない)と言うことで、打てるものなら打ちたいと当然思っていたことでしょう。
その点では良かったですが、もっと、もっと、もっと、もっとファンにもチームにも何より本人にとって良い状況が作れたのではないかと思うと残念で仕方ありません。
返信する
引退のための (海猫)
2019-11-11 07:24:30
一年でしたね…残ったからにはファンとしては1打席でも多くみたい、しかし本人のイベント企画であってもそれで打席確約も本来おかしいですからね…ただ福浦デーで雄姿を見れるかもと来たファンも多いでしょうね
自分も見たさに行った一人ですけどね
貰ったグッズを即オークションサイトに流す方もたくさんいましたが…
球団としてはグッズ販売に引退興業で足を運んだファンも多くで来場記録を作りましたが来年はどうなるかでしょうね…
そして引退のための埋まっていた1枠で上がれなかった育成選手などもいるでしょうからモチベーションもありますし登録枠を大事にと思います

返信する