
8 中村奨吾 内野手 27歳 年俸7000万円
【2019年成績】 143試合 512打数 68得点 119安打 打率.232 22二塁打 0三塁打 17本塁打 59打点 12盗塁 65四死球 96三振 得点圏打率.226
昨季のキャリアハイの打率と広角なバッティングで一気に開花を期待された中村奨でしたが、しかしその期待を大きく裏切る一年でした。
4月下旬にアクシデントで左こめかみ付近を10針も縫う負傷は不運ではありましたが打撃の調子が落ち始めていたのはそれより前からでしたし、それで外のボールが見えづらかったなどとの話も伝え聞こえてはきましたが治療に専念をしたい、とはなかなか言いづらいにせよプレーを続けた以上は言い訳にはできません。
一年目はあってもよいとは思いますが二年目ともなれば途中出場で無理矢理に繋いだ全試合出場にはさしたる価値はなく、それでリーグ最低の打率ともなればなおさらです。
それでも出場給の占める割合の大きいロッテな査定ではダウンどころかアップさえあるのではないかと、しかしこれでよしと本人に勘違いをさせないためにもダウンは必須でしょう。
3月の侍ジャパンの強化試合に選出をされるなど名実ともにチームを代表する選手になりつつあった中村奨は、開幕ダッシュも見事でした。
開幕戦で今季初アーチを放つとそこからの3カードで5発10打点4盗塁と鴎子奮迅の活躍で、しかしそれも長くは続きません。
次のカードからぱたっとヒットが出なくなり負傷後はこれでもかの右肩下がりで、弱っちいセントラルを相手にした6月を除けば.250を超えることはなく、リーグ内での対戦成績も押し並べて低打率となれば打順も三番を維持できずに六番、七番、そして九番まで落ちたこともありました。
それでもスタメン落ちとなっても終盤に守りだけ入る、をしてまでの全試合出場へのこだわりは誰のものだったのか、あまりに露骨すぎて居心地が悪かったようにも思いますから井口監督の贔屓の引き倒しで中村奨も被害者の側面があったとは藤岡と同じで、しかし控え組からすれば出番をもらえるだけでも幸せ、の自覚があるかどうかが問われます。
技術面ではようやく外のボールを無理に引っ張らずに強く流すバッティングができるようになったと喜んだのも元の木阿弥で、一昨年までのそれに戻ってしまったのが残念すぎます。
出塁率が大きく下がったにせよ盗塁の企画自体が減ったのは成功率が上がらないことが理由なのか、守備範囲はそこそこ広めながらも併殺プレーで捕ってから投げるまでが遅いのも相変わらずで、それでも自己最多の17発はZOZOマリンでのそれが1/3でしかないことからしてチーム内ではトリプルスリーに一番近い選手であることは間違いありません。
ただ三拍子揃った、あるいは率も長打も求めるのが中村奨にとってよいことなのかどうかは悩ましく、今となっては他の選手との兼ね合いで現実的ではありませんがサード、あるいはレフトへの転向を推していたのは「考えさせてはダメな選手」と評しているからで、守備の負担を軽くすることで打撃に専念をさせるのも一案ではないかと考えます。
もっとも井口ロッテが続く限りはあり得ないことですから鈴木が抜けたときにチームリーダーとして一皮むけるかどうか、三番セカンドで花開く来季であってもらいたいです。
2015年通信簿
2016年通信簿
2017年通信簿
2018年通信簿
【オリオン村査定】 7000万円 → 6800万円 (▼3%)
しかし、まわりが面白くないのは分かりますし、やる気が失せるでしょう、井口監督の夢を背負はされて中村も被害者でしょうけど、清田、田村も少し突き放されて、つぎは中村もあり得ますから、その時に本当のフラットな競争をして、セカンドのポジションを勝ち取って下さい、潜在能力は高いはずです。
一度彼の外野守備、藤岡も含めてみてみたいです、使い物になるかどうか。
今は、本人にも危機感を持たせ、試合に出たいなら、若いのだから複数のポジションができるようにしとけ、ぐらい(鈴木に井口監督がファーストミット、外野ミットも用意しておけといったように)言い放ったほうがいいと思いますけど。
一番苦しんでるのは井口監督だったりして。
昨年の起用は必要だったと思うし中村選手も応えました。ただ今年はさらに高いレベルを求め突き放すことが必要だったと思います。彼の起用も監督一党のビジョンのなさを象徴しています。自分の立てたプランのみ固執して彼のことも考えていない。全試合出てこの数字ではさすがにチーム内に波紋を呼ぶと思いますよ。これで年棒が上がればなおさらです。あと残念なのは終わってから自身で目の症状のことを話して発言が表に出たこと。プレーもそうですが、判断力がいまいちと感じました。一連の流れはチームメートもみているわけですから、ベンチは勝手に「鈴木選手の後釜」と考えても、これでは求心力は厳しいと思います。
今のベンチには彼を超一流にするノウハウはないと言いきれます。先ほどの判断力と動きの固さより、村長さんが仰せの通り彼はプロでは外野向きの選手だと思いますね。彼にとっても「盲愛」はこれからのキャリアの足かせにしかならないでしょう。球団はベンチの采配ミスを正しくフォローするには、大幅減が最低限の収拾の方法と思います。能天気に出場数で少しでも上げたら球団は何も考えていないことを意味します。
しかしそれだけの期待を背負っているという事でしょうから何故自分が使い続けられているか?も踏まえオフを送り来年への準備をと思います
それまではまずまずの活躍だったと思っています。
打席では投手よりの眼、直後は腫れもあったでしょうし随分見辛かったんじゃないでしょうか。
やたらと早打ちだったのは見えないから追い込まれるといつも以上に打てないとわかっていたからでは。
見えていないのを見透かされてストライクゾーンからボールへのスライダーを多投されてアッサリ空振りが目立った。
守備でもお手玉が多かった。普段ならワンハンドで処理できる打球も距離感が掴めずこぼす。届く打球ならしっかり足を使って正面に入ってミスをしてもカバーできる姿勢を見せて欲しかった。
強行出場が本人の希望か、ベンチの指令かは判りませんが、この二年間の井口監督が目指すレギュラー固定化から推測すれば後者でしょう。
本来なら復調するまで休ませるべきでした。
確かにプロであらばこそ自ら進言して休場する勇気も必要かも知れませんが、今年の彼には同情します。
シーズン終盤になっても良く見えないとの報道がありました。
来シーズンまで後遺症が残らず、去年のような期待します。
物足りないといえばその通りですが、全く働かないドラ1もいるわけですからまだマシとも言えます。
皆さま酷評されるのは成績が伴わないのに毎試合レギュラーとして出ていることが原因であり、これは使う監督の問題です。身体能力の高さは間違いないので来年真価を発揮してくれることを期待します。
一度ポジションをシャッフルしましょう。
中村藤岡平沢茶谷三家は二遊間と外野を本格的に練習。
角中清田岡は一塁、香月も外野を練習。
適性見極めし、真のレギュラー争いを見せてほしいものです。
オープン戦から開幕あたりまでは素晴らしい活躍。調子が落ちてから、特にケガをしてから後の対応が問題。一度調整をし直していれば、後半戦もっと働けたのではと思わざるを得ません。ただこれも、監督が痛いの痒いの言わずに出続けるのがいい選手という前時代的な考えであれば、選手としてはそれに合わせざるを得ず、本人を責めづらいです。
先発落ちのときも守備固めや代走で出てきたことは、私は適切な起用だと思います。中村奨吾のUZRは今年パリーグでセカンドを守った全39選手の中で最も良い9.8. ダブルプレイのDPRが-2.4と良くないのですが、守備範囲を示すRngRは11.5でトップです。2位外崎が5.9、3位牧原が2.4なので、数字上はパリーグで圧倒的に守備範囲が広いセカンドということになります。去年よりディフェンスの数字は良くなっているので、ここは評価していい。
一方で、今年は打つ方がダメでした。OPSはついに.700を切って.692。出塁率も長打率も落ちています。いい時の状態に戻せなかった理由、原因を徹底的に洗い直さないと。もし見えにくかったのが原因なら、首脳陣の大失策です。
それでも結果として、選手のトータルの価値を示すWARは3.7で、チームの野手の中で荻野、鈴木大地に続いて3番目。パリーグ全体でも12番目です。なんとか踏みとどまったという感じです。
どうすれば1シーズン通してある程度以上の調子を維持できるのか、シーズンオフの間にじっくり考えて準備してもらって、来シーズンの活躍を期待したいと思います。もし鈴木大地がチームに残らないのであれば、中村にセカンド以外を守らせる理由はないと思います。
しかし中村は3番トリプルスリーを狙う逸材のミスターロッテなら話は別、中村はチームの顔や引っ張るタイプでないでしう。脇役でたまに長打がるセカンド位のレベルです。トリプルスリーを目指すのに、規定打席到達で233リーグ最下位てはちゃんちやらおかしい、目の怪我を言い訳にしている時点でプロ失格、無理して使った井口監督にも失礼だし、控えのチームメイトにはもつと失礼、追い込まれたらスライダーとフォークにあっさり三振、遠回りするスイングでは、早い球にはタイミングが窮屈になる、取ってから投げるまでが遅いからダブルプレーが取れない、YouTubeで大学生時代のスイングは今よりシャープでしたよ、26歳を越えて逸材はない、中村を過大評価しすぎる、250位が中村の実力です。3番で使うなら打率280、ホームラン20本、打点80、得点圏打率300、こらは全てクリアして合格、中村は長打力を磨き30本打率250でいいから、守備はレフトでいいのではセカンドは無理
前もコメントに書きましたが、そのスイングスタイルを薦めたあるいは容認したのが、監督、コーチであるのか、奨吾自身の判断なのか、その上でポップフライ、ひっかっけゴロ、三振のような打ち損じが多く、率が上がらなかったのは、ケガのせいなのか、結果自体には救いようがありませんが、来年に期待したいと思います。
起用方法については、本人の依るところではないので、彼の評価の外だと思いますが、首脳陣の問題としてフラットな競争にするべきという意見はみなさんと同じです。