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ざらっと石垣 キャンプ篇 内野手の巻

2020-04-10 03:06:54 | 千葉ロッテ

 

スタッフとして参加をした西岡は黙々と、まさにこの一語に尽きる黒子ぶりでした。
自分はグラウンドでしか見かけなかったのですが、見かけた人からの情報ではファンからの声かけにも会釈をするぐらいでサインの求めに応じることもなかったそうです。
セカンドベース上でボールを受けたり外野での球拾いと文字どおりにスタッフに徹して選手と言葉を交わすのも一言二言程度、悪く言えばちゃらちゃらとした、良く言えば明るくポジティブな西岡のイメージとは真逆でやや意外でしたが、それだけに鳥谷のロッテ入りには表面上はともかく内心では複雑な思いにかられていることでしょう。
メジャーでも阪神でも大きな怪我に見舞われて不運ではありましたが甘く考えていたところがなかったか、若手には今を考えるにいい経験としてくれたと思いたいです。
内野陣でまずチェックをしたのは三木と平沢の治癒状況で、三木は第二クールこそ別メニューでしたが第三クール途中からは守備もやっていましたしキャンプ打ち上げ後の練習試合で実戦復帰もしましたので開幕延期により一軍昇格が見えたのではないかと、ただ鳥谷の加入で三木のポジションが侵される懸念はあります。
一方の平沢はキャンプ最後まで右肘の状態が思わしくなかったのかノックを受けても捕るまでで他の選手が返球する中で横にコロコロと転がすのみ、打撃練習や走塁練習は普通にやっていただけにそれがかえって目立ってしまい、やはりキャンプ打ち上げ後の練習試合でセンターやショートを守れるようにはなりましたが不安解消とはいきません。
その平沢を追い抜くかのように一軍に抜擢をされた西巻はショートを守らせるには守備範囲も肩も物足りないですし前評判とは裏腹にエラーの目立った福田光も然り、ただ鳥越ヘッドは両選手に期待をしているのか足捌きや身のこなしなどを指導する場面もありましたのでこの構図は暫くは続くのでしょう。
そんな中で右打者としてのアドバンテージを活かしたい茶谷がほぼ二軍だったのが残念で、秀でた動きは見られませんでしたが186センチのショートは絵になりますので楽しみです。
故障というところでは松田が早々に腰を痛めて宗接とともに軽い練習に終始し、高濱もキャンプ中はずっとリハビリ組でまだ腰を庇うような素振りを見せてキャッチボールがせいぜいでしたので、その後に教育リーグで鳥谷からの途中交代が大半ながらもヒットのみならずしっかりと四球を選ぶなど地味ながら堅実なプレーをしていたのがとにかく喜ばしいです。
支配下選手登録をされればまた00を背負うのだろうと思っていたところでの鳥谷にそれを奪われ、三木と同じくその鳥谷の役回りに自らの居場所を奪われて浮上できないままに終わってしまいそうな悪寒もありますが、体制が変わらないと厳しいでしょうが来季を迎えるためにも確実な一歩が必要ですので諦めずに最後まで頑張ってください。


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3 コメント

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お返事 (オリオン)
2020-04-11 00:41:28
>たかぽてさん
成瀬の動向も伝わってきませんなぁ。
報道によれば西岡の希望に球団はかなり渋ったところを押し切られたみたいで、それだけロッテからすれば西岡の存在感の大きさへの警戒感のようなものがあったのでしょう。
今後に復帰の道筋が開けるかどうかは微妙のような、本人の意欲よりは監督が強く望むかどうかが鍵になると思います。
帰ってきたときにロッテに戻っていれば、とは思いますがそれがあれば鈴木の台頭が阻まれた可能性もあり、山崎と落合の関係に近いかなぁ、難しいところです。

>doushitakoushitaさん
三木にしてもまだ評価はこれからにせよ福田光にしても、前評判の守備力を見せられていないのは誤算でしょう。
酒井とまでは言いませんが森田ぐらいの選手が一人いれば違ってくるのですが、なかなかに難しい。
安田もサードを守れるような足の動きが相変わらずに出来ていませんし、ファーストで鍛えた方が近道のような。
ショートは運動量が多いですからね、イメージ先行で実のところ数字が伴っていない今宮の衰えも見え始めましたし、そう考えるとやっぱり小坂は偉大でした。
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Unknown (doushitakoushita)
2020-04-10 19:50:42
こうして内野手の写真を見ても、守備ではセカンド中村以外、元々ポジションとして打撃優先のファースト井上とサードレアードは他チームと張り合えますが、ほかに守備に長けた選手がいないのは痛い。三木が守備固めにならないレベルである点など、チーム構成としてはかなり問題です。逆に言えば、今守備力を見せれば、1軍ベンチには入れるはず。

鳥谷も西岡も全盛期は守備のうまい選手でしたが、過去の栄光であることは致し方ない事実。ショートは一番早く衰えが起こるポジション。鳥谷の普通の打球処理を、実況やスポーツニュースがさすが鳥谷と持ち上げるのを見ると、守備力ってファンとメディアが作るイメージでかなり左右されているんだとあらためて感じます。ゴールデングローブを取る選手がけっして守備がうまいわけではないのは昔から有名ですし。

掛布は若いころ、レギュラーシーズンの普通の試合前の練習で、ドロドロになりながら毎日のように1時間もノックを受けて、それで守備が上達したと言ってました。若い選手、鍛えてほしいですね。
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Unknown (たかぽて)
2020-04-10 08:29:36
キャンプ後の消息も聞きませんし西岡が何を目途にスタッフ入りしたのか未だに理解に苦しみます。

成功した人物は周りの意見や目を意に介さない傾向にありますが、その周りの者からすればどうしても「あの西岡が」と思わずにいられません。ましてやご指摘のように「あのチャラ男が」です。

同じタイプに見える新庄の様な言動も反感を覚えますし、考え方は人各々なので晚節を汚したとは言いませんが、寂しさは拭えません。

ただ、受け入れを許可したことから近い将来の復帰を球団が視野に入れているのかとも考えています。
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