オリオン村(跡地)

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佐々木朗の吉凶

2020-05-10 00:38:12 | 千葉ロッテ

あくまで6月19日を目指す、そんな報道もあった開幕タイミングですが、このコロナ禍が佐々木朗に及ぼす吉凶も気掛かりです。
その開幕が遅れることで間に合うのではないか、開幕一軍もあるのではないかとの声も聞かれますが、調整が遅れていると言いますかキャンプ前の状態にほぼ戻ってしまっているのは佐々木朗も例外ではないでしょう、個人練習は再開をされましたが外での練習は二日に一回、2時間程度でしかないのは佐々木朗も変わりません。
手指の耐性は気になりますが足腰は強風でもあの足を高く上げたフォームが揺るがなかったことからして思っていたよりは強靱な体幹、順調に増量もしているようですから楽しみではあるものの、だからこそ短いシーズンに無理をさせる必要があるのか、むしろそれを理由にじっくりと足場を固める一年にするのがよいと考えます。
種市ロードでもないですがルーキーイヤーは体作りに集中して実戦はシーズン終盤に二軍で数イニングを投げる、もちろん本人は投げたくてうずうずしているでしょうがそのあたりの心構えやそのときに何をどう考えていたのか、は成功例でもある種市が語れば師事する佐々木朗の耳にもすっと入ってくるのではないかと思います。
怖いのは実入りが大幅に減って焦っているであろう球団が客寄せパンダにしてしまうことで、実際のところ哀しいかなロッテと言えば佐々木朗と鳥谷、となってしまうのが現実なのは「日米韓のプロ野球選手がメッセージリレー」なる企画に名を連ねているのがその二人なわけで、商売のタネと考えて現場に介入をする可能性は否定できません。
無観客試合であれば収入にはなかなか直結をしませんからその圧力はやや弱まるにしても、ネタを欲するマスコミの、あるいはOBも含めた球界としての圧力は当然にあるでしょう。
大器とされた選手が必ずしも大成をするわけではない、のはスケールの違いはあるにせよ藤岡貴の例もあり、向かうべき方向を一致させないままの転げ落ちはあっと言う間です。
試合で投げる姿を見たい、のは自分も同じですし早く自然な流れの中でそうなって欲しいと思いつつぐっとこらえる、この奇禍を後年の福と成す一年としてもらいたいです。


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