52 益田直也 投手 30歳 年俸1億3000万円
【2019年成績】 60試合 4勝5敗27S 防御率2.15 58回2/3 36被安打 5被本塁打 22与四球 2与死球 56奪三振 被打率.180
鈴木の移籍で同期でただ一人となってしまった益田がチームに残ってくれたのは正直なところ意外ではあり、3年6億+出来高はロッテとしてはかなりな奮発ですが昨季に続いて被打率が2割を切り、内の行方不明で守護神を任されての防御率2点台ちょろですのでFA権というボーナスを加味すれば相応しい待遇ではあります。
その鈴木の後任の選手会長にも就任をしましたので名実ともにチームを引っ張る立場になったわけで、内の復帰が不透明なままですが本人が望んでいることもあり守護神の座は不動でしょう、通算での500試合登板、100セーブはただの通過点でしかなく、30セーブを契約期間中に続ければ200セーブ、そして小林雅の228セーブ更新も見えてきます。
4四死球で2点リードをひっくり返されたかと思えば翌日には連弾を食らうなど5敗もしましたので、常に安定をしていたわけではありません。
それでも幕張の防波堤としての代名詞になりつつあった4者凡退、5者凡退ではなくピシャリと3人で終える試合も少なくありませんでした。
そうなれば悪いときの修正能力が問われたりもしますが60試合も投げればそんなもの、昨季の内や晩年に近いころの小林雅に比べれば左うちわと言ったところでしょう。
益田と言えばシンカーですがそのシンカーに頼ってしまえば四球で崩れるケースが多く、高めでも勝負ができるストレートの威力があるシーズンに結果を残せています。
今季もその半数以上がストレートだったのではないかと、年齢的にはそろそろ次のことを考えなければならない時期にはきていますが、ここ二年を見ればまだまだいけるでしょう。
ただどうしても衰えは出てきますので緩急を意識する、あるいはカットボールで打たせてとることを考えてもよいような、三年後の先も見据えた来季であってくれればと思います。
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【オリオン村査定】 1億3000万円 → 1億8000万円 (△38%)