58 石崎剛 投手 29歳 年俸1440万円
【2019年成績】 2試合 0勝0敗0S 防御率9.00 2回 4被安打 0被本塁打 1与四球 0与死球 0奪三振 被打率.444
シーズン中に高野とのトレードで途中入団をした石崎は、しかし一軍で結果を残すことはできませんでした。
高野とは違って二軍では1点台の防御率に目を付けたのかもしれませんが今やパシフィックとセントラルのリーグ間格差は二軍にも及んでいるのでしょう、21試合とかなりな起用をされながらも5点台の防御率ですからそれなら高野でよかったじゃん、と思ったりもして、また24回2/3で36奪三振、5与四球ながらも失点が15と持っていなさも感じてしまいます。
巷では選手会が持ち出した現役ドラフトへの対抗策としてのトレードだったとも囁かれていますが、ジャクソン対策もあったのでしょうが来季から阪神のときと同じ30を背負って形としては大嶺からそれを奪ったわけですから、その背番号に相応しい活躍を、もし二軍でくすぶるようであればあっさりと戦力外になってしまうでしょう。
高野と同じくストレートでぶいぶいと言わせるピッチングですので、なおさらトレードの意図が分からなかったりもします。
そのストレートは140キロ台後半から150キロに届くこともありましたので威力はあるのでしょうが、せっかくのそれも流れるような軌道でなかなかゾーンに入ってきません。
サイドスローと言うよりはスリークォーターな腕の振りは右打者からすれば見づらいのかもしれませんが、ありがちなスライダーが武器ですので外勝負になってしまっています。
それが左打者には内を突くことになりますがボールの出所は逆に見やすくなってしまい、その特徴を活かせていないように思えます。
クロスファイアも流れてしまえば中後になってしまいますし、適度な荒れ球を武器にして右打者の内を突くようなスタイルにしないと来季で見納めになりそうな気がしてなりません。
【オリオン村査定】 1440万円 → 1300万円 (▼10%)