52 益田直也 投手 25歳 年俸7200万円
【2014年成績】 52試合 7勝3敗1S 防御率4.94 51回 56被安打 3被本塁打 16与四球 2与死球 57奪三振 被打率.280
今季も50試合オーバーで獅子奮迅、と言っていいぐらいに投げ続けた益田です。
守護神の座は西野に譲りましたが中継ぎとして欠くことのできない存在であり、よくぞ持ちこたえてくれたといった感じです。
ただ7勝と自己最多の白星を手にしながらも防御率が5点に近いことを考えれば素直には喜べず、またルーキーイヤーからの下り坂は否めません。
藤田という例外中の例外はありますが、荻野忠と川崎は三年、伊藤は四年で力尽きました。
益田がどうなるかはチームの浮沈に関わる重大事ですので、順調にミリオンダラーズの仲間入りができる無事な活躍を願い、そして祈ります。
数字的には目立つほどに四球が増えたわけではありませんし、奪三振率は上がっていますので切れ味が落ちたわけでもないのでしょうが、それでも今季の益田は安定感に欠いていると言いますか、打者を打ち取るのにかなり苦労をしていた印象があります。
登板をした状況に左右されますので一概に比較はできませんが、昨年、一昨年と比べても一人あたりの球数はむしろ減っていますし、無安打無四死球で切り抜けた割合もさほど変わりはないところでそう感じてしまうのは、明らかなボールが多いことが理由なのかもしれません。
すっぽ抜けるようなボールもままありましたし、高めに浮きがちで四苦八苦をしているのが今季の益田、が自分の評価です。
もうどうにもならないのか楽天にはまた17.36という壊滅的な、これを防御率と呼んでいいのかをためらうような数字ですし、オリックスと日本ハムとの相性は良いままですがソフトバンクには押され気味となり、とにかく相手によって差がありすぎますのでベンチも使いづらいのが本音でしょう。
それでもストレートに力があるからこそ抑えることもできているわけで、140キロ台半ばが出ているうちは大丈夫ではないかとの思いもあります。
逆に言えば140キロそこそこになってしまえば黄色を通り越していきなりの赤信号ですので、開幕から出遅れた理由である右肘、そして右肩の状態が気になります。
とりあえずの山場である四年目を無事に乗り切って欲しい、そう願ってやみません。
【オリオン村査定】 7200万円 → 7600万円 (△6%)
これはもう使った方(監督)が悪いとしか・・・
とは言え、中継ぎ投手が相手をえり好みしていたら1軍には残れないので、来年の楽天戦初回登板しだいですかね?
イメージから言うとすっぽ抜けるような球があり、それが原因で甘く入ったのを打たれる感じでしょうか。
セットアッパーですから、良い場面(1点でも入れられたら困る場面)での起用がほとんどなので、打たれるとイメージが悪くなりそれを、本人も意識するからという具合に負のスパイラルに陥るのでしょうか。今年は、なんとなく自信が無いような顔をしている場面が多かったように感じました。常に完璧というのはあり得ないので、どんどん攻めていって欲しいですね。ケガや体調不良が無いなら、このクラスの投手は精神的な物が大きくなってくると思います。おそらく、リードの部分も大きくなっているとは思いますけど。まだ若いので、あと5年はセットアッパーでホールド王を狙えるぐらいの活躍をして欲しいですね。
絶大な効果を持つシンカーを右打者にも使えれば良いのですが。
勤続疲労が気になりますので先発転向もありでなないかと思いますけど・・・どうですかね?
幸か不幸か、先発陣も手薄ですし、後ろはロサ、松永、大谷、西野と割りと充実していますので、先発転向はアリでしょうね。ただ力投タイプだと思いますので、長いイニングはどうなんでしょうね?球種的にも?未知数ですね。
楽天は特に誰かに弱いのでしょうか?万遍無くやられているのでしょうか?気になります。
益田はアマチュア時代の投手歴が短かかったので連投が利くというのもあるかもしれませんが,いつ壊れるかというのはルーキーイヤーに72試合投げて以来個人的に毎年ビクビクしてるところがあります。
それでもどうにか息の長い投手になってくれればと祈っています。
またしっかり走り込もう。
気胸が再発せんければいいね。
薮田のように息の長い選手になって欲しい。
相手も慣れがあるでしょうし、それなりのイニングも投げているのですから頑張ってはくれていると思います。
来季も同じ使われ方なんでしょうから、無事に本人が満足いくような活躍を願いたいですね。
息の長いピッチャーになるには、自分をしっかりと理解することかと思います。高校生のころと今とは、体格も体力も違うでしょうが、30代になればそれはそれでまた違います。おそらく年々違うでしょう。そこの違いを自覚し、ケアに努めることが大事かなと思います。野球選手に限らず、みんなに言える当然のことですが。怪我したときの治りが遅いなぁ、と自分でも感じる今日この頃です。