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今日の試合ですが、上には上がいるように、下にも下がいるようです。
弱者同士の無防備な殴り合いは、6連敗中の横浜が勝手にこけてくれました。
今日の試合の最大のポイントは、守護神の配置転換です。
昨日の試合でリリーフを失敗した荻野が中継ぎとして起用をされて、ここまでほぼ完璧な投球をしてきたシコースキーが抑えとして登板をしました。
バレンタイン監督らしくもなく荻野を途中で交代をさせた昨日でしたから予兆があったとは言え、荻野も守護神としての失敗らしい失敗は数えるほどですから、かなりの意外な思いで受け止めている向きが多いかと思います。
気分転換という意味合いでのテンポラリーな措置なのかもしれませんが、しっかりと話し合いをした上での起用なのかが個人的には気になります。
荻野も昨年の30セーブのプライドがあるでしょうし、きちんとした説明がないままでの今日の起用であれば、ボビー語録の「彼への信頼は変わらない」という言葉が口先だけだと受け取られても仕方がなく、ますますチーム内の信を失うことになるでしょう。
もっとも私は荻野の守護神には懐疑的であり、今回の措置はウェルカムだったりしますので、バレンタイン監督が人柱になってくれたのであれば別に不満もありません。
先発の成瀬はオセロ状態から抜け出せず、先日の横浜戦の失敗を繰り返して3発を食らってKOをされてしまいました。
立ち上がりからボールが高めに浮いていましたし、チェンジアップの制球もままならず、打線の援護が無ければ5回までも持たなかったでしょう。
顔つきがアンパンマンに戻りつつあるのが気がかりとは言え、今年の不安定さが体調面によるものとも思えず、やはりキャンプの出遅れによる調整不足を取り戻せないままのシーズンとなってしまっていると見た方がよいのかもしれません。
それでも勝ち星を拾えたことをツキがあると前向きに考えて、気持ちだけでも好調さを維持していけばきっと道は開けていくと、そう信じてやっていってもらいたいです。
成瀬を救ったのはグリンの立ち上がりの乱調でしたが、試合の流れを作ったのは大松でした。
初回に左方向へのヒットを打ったことで調子づいたのか、5回には中押しのホームラン、そして9回には左腕から決勝点となる2本目のホームランを放ちました。
左方向を意識することで打率が上がってくる、そのことで調子は上向きになってくるであろうと思っていましたが、今日の活躍がきっかけになってくれれば言うことはありません。
大松が5番にどっかりと座れば井口の負担も軽くなり打線が機能をし始めるでしょうから、とにかく大松の復調に期待をします。
浦和行きも視野に考えているランビンが、今日は自らの誕生日を祝うかのように攻守に活躍を見せました。
初回のグランドスラムは高めのホームランボールであったとは言え、あそこまで飛ばす力があるとは思ってもいませんでした。
守備でもスタートが分からないのでファインプレーかどうかは微妙ではありましたが、7回のダイビングキャッチは荻野を救いました。
スイッチヒッターであり、内外野を守れるユーティリティーぶりを考えれば、その陽気さと生真面目さ、そして30歳という年齢もあって、何とか育てたいと思える選手です。
2軍に控える若手と打率2割のランビンをどう天秤にかけるのか、悩ましい日々が続きます。
そのランビンよりも低打率にあえぐ早坂も、経験を積むことで着実に成長の跡を見せてくれています。
どのプレーも全力を尽くしているように見えるのが好印象で、これは他の選手に爪の垢を煎じて飲んでもらいたいぐらいです。
とにかく1軍で試合に出られることの喜びが体中から弾き出ており、多少の失敗には目をつぶって「次に頑張れよ」と言いたくなるオーラが出ています。
トップバッターとして期待をするのは荷が重すぎるとは思いますし、バットを強く振りすぎているなどの課題も多々ありますが、初心を忘れないプレーに今後も期待をします。
初回に6点を取っても左うちわで試合を見ることができないのはロッテファンぐらいなのかもしれませんが、それでもギリギリながら勝てただけマシなのかもしれません。
横浜はあれだけの打者を揃えながら、ホームランの出やすい球場をホームにしながらも、セントラルの最下位を独走している理由が分かりません。
投手陣が壊滅をしているわけでもなく、低打率ながらも同じぐらいの成績の広島は5割前後で戦っているわけですから、やはりベンチワークの問題が大きいのでしょう。
そんな中で福澤コーチが試合中に細山田にかなり厳しい口調で指示を出していたこと、これを見て福澤を欲しいとの気持ちがさらに強くなりました。
ロッテ時代も若手に慕われた兄貴分の福澤が、ああいった指導ができるようになっているのであれば、きっと来季の新政権の大きな力になってくれるはずです。
仁王像に過ぎない袴田コーチよりも、里崎や橋本将に怒ることができるであろう福澤コーチを渇望します。
失礼ながら相手が横浜だったからこその勝利ですから、明日はどうなるかは分かりません。
今日のように前の打席にきっちりとバントを決めた成瀬に代打を送りながらも、その代打の田中雅にバントを指示しきれないベンチに勝ち運があるとは思えません。
すがるとすれば「Mr.ビジター」の大嶺の奮闘ぐらいで、あとは三浦が乱調であってくれることを願うばかりです。
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