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電脳筆写『 心超臨界 』

強みは物理的な能力がもたらすものではない
それは不屈の信念がもたらすものである
( マハトマ・ガンディー )

東京裁判はインチキ 《 溥儀の証言——中山理 》

2025-06-20 | 04-歴史・文化・社会
20年に及ぶブログ活動の集大成 → <a href=https://blog.goo.ne.jp/chorinkai/e/3d8eb22fad45ce7b19d6a60e8a70b7e7" target="_blank">★仏様の指
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東京裁判に証人として召喚(しょうかん)された溥儀は、もっぱらソ連から言われたとおりに証言し、すべては日本の軍閥の仕業(しわざ)であり、自分はまったくの傀儡(かいらい)にすぎなかったという答弁に終始したのである。満州事変当時、溥儀が陸相南次郎(みなみじろう)大将に宛てた親書の中で、満州国皇帝として復位し、龍座に座することを希望すると書いていたという事実を突きつけられても、溥儀はそれを偽造だと言って撥(は)ねつけたのだった。


◆溥儀の証言

『紫禁城の黄昏(下)』
( R・F・ジョンストン、中山理訳、渡部昇一監修、詳伝社黄金文庫、p439 )

(訳者あとがきより)

戦後日本との関係で溥儀といえば、1947年、極東国債軍事裁判での証言を思い出す読者も多いだろう。あの東京裁判では、溥儀自身も、1週間にわたり証言台に立った。2年半という異例な短期間で結審(けっしん)した東京裁判で、国家指導者28名がA級戦争犯罪人として起訴され、7名が絞首(こうしゅ)刑になったが、その中には溥儀とともに時代を歩んだ日本人も含まれていた。満州事変の後に溥儀を天津(てんしん)から脱出させる際に活躍した土肥原賢二(どひはらけんじ)大将、溥儀の満州国元首就任について交渉した板垣征四郎(いたがきせいしろう)大将、満州で帝政が実施されてから、関東軍の憲兵司令官から参謀長になった東条英機(とうじょうひでき)大将である。

大清国皇帝になった溥儀が、紫禁城から追放されて満州国皇帝となるまで、どのような思いで日々を送り、どのような経緯で物事が進展したかは、溥儀の帝師(チューター)であり、よき理解者でもあったジョンストンがつぶさに観察し、『紫禁城の黄昏』の中で詳しく書き残しているとおりである。

ところが、東京裁判に証人として召喚(しょうかん)された溥儀は、もっぱらソ連から言われたとおりに証言し、すべては日本の軍閥の仕業(しわざ)であり、自分はまったくの傀儡(かいらい)にすぎなかったという答弁に終始したのである。満州事変当時、溥儀が陸相南次郎(みなみじろう)大将に宛てた親書の中で、満州国皇帝として復位し、龍座に座することを希望すると書いていたという事実を突きつけられても、溥儀はそれを偽造だと言って撥(は)ねつけたのだった。

この強弁には血を分けた弟の溥傑(ふけつ)でさえも憤慨し、日本軍閥はわれわれを利用したかもしれないが、われわれも彼らを利用しようとしたことを、どうして証言しないのかと言って、兄である溥儀のふがいなさを嘆いたという。

もし、あの裁判で溥儀がソ連の圧力に屈せず「私は日本の力を借りて満州国皇帝の座に復活したかったのだ」と証言し、本書が証拠資料として採用されていたら、たとえ溥儀が傀儡の満州国皇帝だったとしても、キーナン主席検事はどのような論告求刑をし、ウェッブ裁判長はどのような判決を下していただろうか。

もっとも、東京裁判は、戦勝国が敗戦国を断罪する一方的な裁判であるだけに、政治的な軍事裁判に終始した可能性はきわめて高い(この裁判の違法性は、1983年5月、長編記録映画『東京裁判』の公開を機に2日間にわたり、世界の著名な学者や知識人が参加して開催された東京裁判国際シンポジュームでも、公然と批判されている)。
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