電脳筆写『心超臨界』へようこそ!
日本の歴史、伝統、文化を正しく学び次世代へつなぎたいと願っています。
20年間で約9千の記事を収めたブログは私の「人生ノート」になりました。
そのノートから少しずつ反芻学習することを日課にしています。
生涯学習にお付き合いいただき、ありがとうございます。
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東京裁判史観の虚妄を打ち砕き誇りある日本を取り戻そう!
そう願う心が臨界質量を超えるとき、思いは実現する
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■緊急拡散宜しく『日本を崩壊へ導く「選択制夫婦別姓」問題』
■『小樽龍宮神社「土方歳三慰霊祭祭文」全文
◆村上春樹著『騎士団長殺し』の〈南京城内民間人の死者数40万人は間違いで「34人」だった〉
■超拡散『移民受入れを推進した安倍晋三総理の妄言』
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アサガオやホウレンソウなどは、空気の汚れを敏感に受ける植物。植物が酸素や二酸化炭素を吸い込むさい、有害物質を取り込んでしまうから、これらの植物は、生きた葉を褐色にし、あるいは落とし、死をもって私たちに警鐘を鳴らしているのだ。緑は私たちに酸素を供給するだけでなく、空気の汚れを知らせてくれる。
『わたしの般若心経』
( 松原泰道、祥伝社 (1991/07)、p95 )
3章 「心のカメラ・アイ」を持て――観自在菩薩が教える妙観察智の智慧
観自在菩薩
(1) 音を感じる智慧
◆“朝顔が教えてくれる空気の汚れ”
妙観察智は絵画に限りません。詩でも歌でも書でも、すべて芸術の世界にあっては、対象に自分がなりきって、はじめて傑れた作品が生まれるのです。
スポーツでも同じです。馬術の名人が馬を乗りこなす巧(たく)みさをたたえて“鞍上人(あんじょうひと)なく、鞍下(あんか)に馬なし”というではありませんか。乗り手と馬とが、一体になったように見えるほどすぐれた技術は、「妙」というほかないでしょう。対象になりきり、対象と一体となる観察法は、芸術やスポーツの世界で、よい作品やすぐれた技術を生む智慧となるように、この観察法が自然観察に加えられると、また「妙」味が生まれます。
埼玉県小川町立東中学校に奉職された理科担任の酒井克(さかいかつ)先生は、生徒たちとともに戸外に出て自然を観察します。そして、観察結果を標語に表させるのです。先生は言います。「観察とは、じっくり見て、何かを感じとる、という深い意味がある――」と。
同校の生徒たちの自然観察の結果生まれた標語は、後に『自然観察かるた』になりますが、その札の一、二枚の例と、酒井先生の解説(抄意)を紹介しましょう。
(あ)アサガオが 教えてくれる空気の汚れ
アサガオやホウレンソウなどは、空気の汚れを敏感に受ける植物。
植物が酸素や二酸化炭素を吸い込むさい、有害物質を取り込んでし
まうから、これらの植物は、生きた葉を褐色にし、あるいは落とし、
死をもって私たちに警鐘を鳴らしているのだ。緑は私たちに酸素を
供給するだけでなく、空気の汚れを知らせてくれる。
(い)生きるため 地下深く張るタンポポの根
タンポポは光を多量に必要とする植物。しかし茎(くき)は、ある程
度以上は伸ばせないので植物どうしの競争には負ける。そこで生き
る手段として種を遠くへ飛ばし、他の植物が住みにくい荒地に根を
張る。土は固く水分がほとんどないから、タンポポは葉を地面に張
りつけ、根を深々と張る。荒地に行ったら、根の長さを調べてみよ
う。
空気の汚染でちぢれたアサガオの葉を見て、汚れていく環境の中に生きる自分を観察できる智慧が生まれたら、多くの生物をいとおしむ慈愛(悲)のおもいが生まれます。その智慧と慈悲が妙観察智です。この智慧の表象の人格化が、観音菩薩です。
また、背たけの低いタンポポと、いじめられる自分とが一体になる観察智がはたらいたら、地下深く根を張るタンポポの生き方に、逆境に打ち克(か)つ自分の逞(たくま)しい生き方を開発できるはずです。この智慧の表象もまた、観音菩薩です。
日本の歴史、伝統、文化を正しく学び次世代へつなぎたいと願っています。
20年間で約9千の記事を収めたブログは私の「人生ノート」になりました。
そのノートから少しずつ反芻学習することを日課にしています。
生涯学習にお付き合いいただき、ありがとうございます。
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東京裁判史観の虚妄を打ち砕き誇りある日本を取り戻そう!
そう願う心が臨界質量を超えるとき、思いは実現する
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■緊急拡散宜しく『日本を崩壊へ導く「選択制夫婦別姓」問題』
■『小樽龍宮神社「土方歳三慰霊祭祭文」全文
◆村上春樹著『騎士団長殺し』の〈南京城内民間人の死者数40万人は間違いで「34人」だった〉
■超拡散『移民受入れを推進した安倍晋三総理の妄言』
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アサガオやホウレンソウなどは、空気の汚れを敏感に受ける植物。植物が酸素や二酸化炭素を吸い込むさい、有害物質を取り込んでしまうから、これらの植物は、生きた葉を褐色にし、あるいは落とし、死をもって私たちに警鐘を鳴らしているのだ。緑は私たちに酸素を供給するだけでなく、空気の汚れを知らせてくれる。
『わたしの般若心経』
( 松原泰道、祥伝社 (1991/07)、p95 )
3章 「心のカメラ・アイ」を持て――観自在菩薩が教える妙観察智の智慧
観自在菩薩
(1) 音を感じる智慧
◆“朝顔が教えてくれる空気の汚れ”
妙観察智は絵画に限りません。詩でも歌でも書でも、すべて芸術の世界にあっては、対象に自分がなりきって、はじめて傑れた作品が生まれるのです。
スポーツでも同じです。馬術の名人が馬を乗りこなす巧(たく)みさをたたえて“鞍上人(あんじょうひと)なく、鞍下(あんか)に馬なし”というではありませんか。乗り手と馬とが、一体になったように見えるほどすぐれた技術は、「妙」というほかないでしょう。対象になりきり、対象と一体となる観察法は、芸術やスポーツの世界で、よい作品やすぐれた技術を生む智慧となるように、この観察法が自然観察に加えられると、また「妙」味が生まれます。
埼玉県小川町立東中学校に奉職された理科担任の酒井克(さかいかつ)先生は、生徒たちとともに戸外に出て自然を観察します。そして、観察結果を標語に表させるのです。先生は言います。「観察とは、じっくり見て、何かを感じとる、という深い意味がある――」と。
同校の生徒たちの自然観察の結果生まれた標語は、後に『自然観察かるた』になりますが、その札の一、二枚の例と、酒井先生の解説(抄意)を紹介しましょう。
(あ)アサガオが 教えてくれる空気の汚れ
アサガオやホウレンソウなどは、空気の汚れを敏感に受ける植物。
植物が酸素や二酸化炭素を吸い込むさい、有害物質を取り込んでし
まうから、これらの植物は、生きた葉を褐色にし、あるいは落とし、
死をもって私たちに警鐘を鳴らしているのだ。緑は私たちに酸素を
供給するだけでなく、空気の汚れを知らせてくれる。
(い)生きるため 地下深く張るタンポポの根
タンポポは光を多量に必要とする植物。しかし茎(くき)は、ある程
度以上は伸ばせないので植物どうしの競争には負ける。そこで生き
る手段として種を遠くへ飛ばし、他の植物が住みにくい荒地に根を
張る。土は固く水分がほとんどないから、タンポポは葉を地面に張
りつけ、根を深々と張る。荒地に行ったら、根の長さを調べてみよ
う。
空気の汚染でちぢれたアサガオの葉を見て、汚れていく環境の中に生きる自分を観察できる智慧が生まれたら、多くの生物をいとおしむ慈愛(悲)のおもいが生まれます。その智慧と慈悲が妙観察智です。この智慧の表象の人格化が、観音菩薩です。
また、背たけの低いタンポポと、いじめられる自分とが一体になる観察智がはたらいたら、地下深く根を張るタンポポの生き方に、逆境に打ち克(か)つ自分の逞(たくま)しい生き方を開発できるはずです。この智慧の表象もまた、観音菩薩です。