電脳筆写『 心超臨界 』

悲観論か楽観論かの問いにはこう答える
私の知識は悲観的なものだが私のやる気と希望は楽観的だ
( シュヴァイツァー )

読むクスリ 《 接着の妙——青島健太 》

2024-11-15 | 04-歴史・文化・社会
電脳筆写『心超臨界』へようこそ!
日本の歴史、伝統、文化を正しく学び次世代へつなぎたいと願っています。
20年間で約9千の記事を収めたブログは私の「人生ノート」になりました。
そのノートから少しずつ反芻学習することを日課にしています。
生涯学習にお付き合いいただき、ありがとうございます。

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東京裁判史観の虚妄を打ち砕き誇りある日本を取り戻そう!
そう願う心が臨界質量を超えるとき、思いは実現する
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■緊急拡散宜しく『日本を崩壊へ導く「選択制夫婦別姓」問題』
■『小樽龍宮神社「土方歳三慰霊祭祭文」全文
◆村上春樹著『騎士団長殺し』の〈南京城内民間人の死者数40万人は間違いで「34人」だった〉
■超拡散『移民受入れを推進した安倍晋三総理の妄言』
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昨年ドジャースの野茂英雄投手が右手指の爪を割りながら投げ続けたとき、女房役のピアザ捕手が、「野茂の爪がくっついている限り、チームもくっつく」といった。「それをきいて、あっ、この『チームもくっつく』というのが、まさしくケミストリーのことなんだな、と私は思いました」。


◆接着の妙

『読むクスリ 26』
( 上前淳一郎、文藝春秋 (1996/12)、p113 )

アメリカでは、野球のようなチームスポーツを評価する場合に、

「あのチームはケミストリーがいい、あるいは悪い、という表現を使います」

と慶大からヤクルトで活躍し、いまはスポーツライターの青島健太さん。

CHEMISTRYは化学のこと。はて野球チームの化学とは?

辞書を引いてみるとこの言葉には、

「化学作用を思わせるような不思議な働き」

の意味があって、CHEMISTRY OF LOVEという用例が載っている。

「日本でいうチームワークにあたりますね。個々の選手の力がうまくつながり合って、思いがけない活躍をするチームが、ケミストリーがいい、ということになるわけです」

昨年ドジャースの野茂英雄投手が右手指の爪を割りながら投げ続けたとき、女房役のピアザ捕手が、

「野茂の爪がくっついている限り、チームもくっつく」

といった。

「それをきいて、あっ、この『チームもくっつく』というのが、まさしくケミストリーのことなんだな、と私は思いました」

     *

もっと広い意味では「相性」のこと。だからスポーツを離れて恋人どうしや、人間の関係、組織すべてに応用できる。

「ケミストリーのいい会社、悪い組織、というふうに使います。人と人の接着の妙を考えて、新しい価値を生み出すようにして下さい」
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