電脳筆写『 心超臨界 』

人格は自らを守る守護神
( ヘラクリトス )

論語 《 子、疾い病す。子路、禱らんと請う 》

2024-08-12 | 03-自己・信念・努力
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◆子、疾(やま)い病(へい)す。子路(しろ)、禱(いの)らんと請う


『現代語訳 論語』
( 宮崎市定、岩波書店 (2000/5/16)、p120 )

  述而第七(148~184)

181 子疾病。子路請禱。子曰。有諸。子路対曰。有之。誄曰。禱爾于上下神祇。子曰。丘之祷久矣。

(訓) 子、疾(やま)い病(へい)す。子路(しろ)、禱(いの)らんと請う。子曰く、これありや。子路、対えて曰く、これあり。誄(るい)に曰う、上下の神祇に禱爾す、と。子曰く、丘の禱るや久し。

(新) 孔子が病気にかかって重くなった。子路が祈禱(きとう)を行いたい、と願った。子曰く、何か先例があるかね。子路、対えて曰く、ありますとも。古い誄の篇に、上下の神祇に禱る、と見えています。子曰く、そういう意味でならば、私は自分でずっと前から禱っているのだ。

この章の意味を考えてみると、最初に子路が禱らんと請うたのは、恐らく当時の俗間の信仰に従い、迷信的な咒(のろ)いを行おうとしたらしい。ところが孔子から先例、すなわち礼の有無を聞かれ、急に考えを変えて、正しい天神地祇にお願いする、という古典の文句を引いて答えたので、孔子は、そんな禱りならば前からやっている。今更お前に頼む必要はない、といって退けたのであろう。
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