20年に及ぶブログ活動の集大成 → <a href=https://blog.goo.ne.jp/chorinkai/e/3d8eb22fad45ce7b19d6a60e8a70b7e7" target="_blank">★仏様の指
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東京裁判史観の虚妄を打ち砕き誇りある日本を取り戻そう!
そう願う心が臨界質量を超えるとき、思いは実現する
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■緊急拡散宜しく『選択的夫婦別姓は戸籍廃止を策した反日勢力の亡国法案です』【「水間条項」国益最前線ブログ】
■超拡散記事『上限の無い特定技能外国人(移民)に認めるバス運転手・鉄道運転手に貴方の命を預けられますか!』
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■安倍晋三総理 移民受入れ4連発動画 419.7K
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皇室以外の豪族が皇位を狙(ねら)うということも、まったくないではなかったが、何しろ神話(当時の通念では歴史)がはっきり残っていて、豪族の先祖は初代から皇室に仕(つか)えてきたことになっているので、外国に見るような王位簒奪(さんだつ)は起こらなかった。その代わりに、有力な豪族、特に藤原氏は娘を宮廷に入れて、男の子を産ませ、その子を、つまり外孫を皇位に即(つ)けるという方式を採(と)ったので、皇位を争って血を見ることは、ほとんど絶えたのである。
『日本史から見た日本人 鎌倉編』
( 渡部昇一、祥伝社 (2000/02)、p82 )
2章 南北朝――正統とは何か
=日本的「中華思想」によって起きた国家統合の戦争
(1) 私情に基づく「皇統」の分裂
◆日本的王位簒奪のパタン
山崎豊子(やまざきとよこ)の『白い巨塔』は阪大(はんだい)(大阪大学)医学部らしいところを舞台にした小説である。
上下二巻のこの小説は、医学部の内情をひじょうにリアルに描いているが、この小説の筋(すじ)のもととなったことは、退官する教授の跡(あと)を誰が継(つ)ぐか、という問題、つまり後継者の問題である。万人が本命と見ていた有能な助教授を、教授が快(こころよ)く見ていなかったために、ごたごたが起こった、ということである。
一地方大学の教授の地位一つでも、これだけの問題になるのだから、いわんや国家主権ということになれば、事は深刻である。
日本の古代史においても、皇位を争っての皇族同士の殺し合いが少なくない。
天智(てんじ)天皇(第三十八代)の後継者争いであった「壬申(じんしん)の乱」(672年)は特に有名であるが、『古事記』や『日本書紀』を見れば、初代の神武(じんむ)天皇の死後、ただちに後継者の地位を争って、異母兄弟の殺し合いがあったことがわかる。その後、どれくらい同じような事件があったか、数えてみないからわからないが、驚くほどの数になると思う。
これがほかの国であると、そこに異国の王朝が入りこんだりするのであるが、何しろ日本は島国だから、つねに国内の問題で終わってしまう。皇室以外の豪族が皇位を狙(ねら)うということも、まったくないではなかったが、何しろ神話(当時の通念では歴史)がはっきり残っていて、豪族の先祖は初代から皇室に仕(つか)えてきたことになっているので、外国に見るような王位簒奪(さんだつ)は起こらなかった。
その代わりに、有力な豪族、特に藤原氏は娘を宮廷に入れて、男の子を産ませ、その子を、つまり外孫を皇位に即(つ)けるという方式を採(と)ったので、皇位を争って血を見ることは、ほとんど絶えたのである。
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そう願う心が臨界質量を超えるとき、思いは実現する
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皇室以外の豪族が皇位を狙(ねら)うということも、まったくないではなかったが、何しろ神話(当時の通念では歴史)がはっきり残っていて、豪族の先祖は初代から皇室に仕(つか)えてきたことになっているので、外国に見るような王位簒奪(さんだつ)は起こらなかった。その代わりに、有力な豪族、特に藤原氏は娘を宮廷に入れて、男の子を産ませ、その子を、つまり外孫を皇位に即(つ)けるという方式を採(と)ったので、皇位を争って血を見ることは、ほとんど絶えたのである。
『日本史から見た日本人 鎌倉編』
( 渡部昇一、祥伝社 (2000/02)、p82 )
2章 南北朝――正統とは何か
=日本的「中華思想」によって起きた国家統合の戦争
(1) 私情に基づく「皇統」の分裂
◆日本的王位簒奪のパタン
山崎豊子(やまざきとよこ)の『白い巨塔』は阪大(はんだい)(大阪大学)医学部らしいところを舞台にした小説である。
上下二巻のこの小説は、医学部の内情をひじょうにリアルに描いているが、この小説の筋(すじ)のもととなったことは、退官する教授の跡(あと)を誰が継(つ)ぐか、という問題、つまり後継者の問題である。万人が本命と見ていた有能な助教授を、教授が快(こころよ)く見ていなかったために、ごたごたが起こった、ということである。
一地方大学の教授の地位一つでも、これだけの問題になるのだから、いわんや国家主権ということになれば、事は深刻である。
日本の古代史においても、皇位を争っての皇族同士の殺し合いが少なくない。
天智(てんじ)天皇(第三十八代)の後継者争いであった「壬申(じんしん)の乱」(672年)は特に有名であるが、『古事記』や『日本書紀』を見れば、初代の神武(じんむ)天皇の死後、ただちに後継者の地位を争って、異母兄弟の殺し合いがあったことがわかる。その後、どれくらい同じような事件があったか、数えてみないからわからないが、驚くほどの数になると思う。
これがほかの国であると、そこに異国の王朝が入りこんだりするのであるが、何しろ日本は島国だから、つねに国内の問題で終わってしまう。皇室以外の豪族が皇位を狙(ねら)うということも、まったくないではなかったが、何しろ神話(当時の通念では歴史)がはっきり残っていて、豪族の先祖は初代から皇室に仕(つか)えてきたことになっているので、外国に見るような王位簒奪(さんだつ)は起こらなかった。
その代わりに、有力な豪族、特に藤原氏は娘を宮廷に入れて、男の子を産ませ、その子を、つまり外孫を皇位に即(つ)けるという方式を採(と)ったので、皇位を争って血を見ることは、ほとんど絶えたのである。