電脳筆写『 心超臨界 』

何もかもが逆境に思えるとき思い出すがいい
飛行機は順風ではなく逆風に向かって離陸することを
ヘンリー・フォード

ノーベル賞学者の運転手――村上和雄

2024-08-24 | 07-宇宙・遺伝子・潜在意識
電脳筆写『心超臨界』へようこそ!
日本の歴史、伝統、文化を正しく学び次世代へつなぎたいと願っています。
20年間で約9千の記事を収めたブログは私の「人生ノート」になりました。
そのノートから少しずつ反芻学習することを日課にしています。
生涯学習にお付き合いいただき、ありがとうございます。

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東京裁判史観の虚妄を打ち砕き誇りある日本を取り戻そう!
そう願う心が臨界質量を超えるとき、思いは実現する
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■緊急拡散『2024年8月発表:トランプ前大統領「米国を再び偉大にするための核心的公約20」』
■『小樽龍宮神社「土方歳三慰霊祭祭文」全文
◆村上春樹著『騎士団長殺し』の〈南京城内民間人の死者数40万人は間違いで「34人」だった〉
■超拡散『日本の「月面着陸」をライヴ放送しないNHKの電波1本返却させよ◇この国会質疑を視聴しよう⁉️:https://youtube.com/watch?v=apyoi2KTMpA&si=I9x7DoDLgkcfESSc』
■超拡散『移民受入れを推進した安倍晋三総理の妄言』
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村上和雄教授の研究のおかげで、笑いが遺伝子オンの有力な要因であることが解ってきた。笑いに関連して、村上和雄教授はよくジョークを披露する。きょう取り上げたジョークは、ノーベル賞学者の江崎玲於奈博士が、筑波大学の学長に就任されたとき、最初の入学式の式辞で述べられたもの。ノーベル賞受賞者ならではのジョークだ。


◆ノーベル賞学者の運転手――村上和雄

『遺伝子オンで生きる――こころの持ち方であなたのDNAは変る!』
( 村上和雄、サンマーク出版 (2004/9/1)、p180 )

――ある大学でノーベル賞受賞者の教授がでました。みんながその教授の話を聞きたがります。そこで大学の計らいで運転手つきの専用車を用意、あっちこっち講演して回ることになりました。

来る日も来る日も講演して回っているうちに、教授は話すのがいやになってきました。これは無理もない。話す内容は同じだったからです。聴くほうは初めて聴く話だから、新鮮でおもしろいと感じるが、話すほうは毎回おなじだからもうウンザリ。ということで、教授は一計を案じ、運転手を呼ぶとこういいました。

「君はいつも私の話を聴いてるのだから、もう覚えてしまっただろう。悪いけど次回からは君が私に代わってやってくれないか」

こうして選手交代したのです。ところが、この運転手さんがなかなかのもので、実に堂に入った講演をするものだから、どこへ行っても誰もニセモノとは思わない。ところがある会場で困ったことが起きた。聴衆の一人が「ハイ」と手をあげて専門的な質問をしてしまったのです。

さあ困った。後ろに座って運転手のふりをして聴いていた教授は、運転手先生がこの場をどう切り抜けるか、固唾(かたず)をのんで見守っていると、運転手先生は一瞬グッと詰まったが、すぐ立ち直ると、堂々とこういったのです。

「とてもいい質問だが、その程度の質問は私が答えるまでもない。後ろで寝ている私の運転手君に答えてもらうことにする」

江崎先生はここまで話されて、最後に「私は運転手でなく、本物の江崎玲於奈です」と付け加えた。学生たちには大受けでした。
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