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電脳筆写『 心超臨界 』

強みは物理的な能力がもたらすものではない
それは不屈の信念がもたらすものである
( マハトマ・ガンディー )

自助論 《 若いときのツケは必ず老年に回ってくる――サミュエル・スマイルズ 》

2025-06-24 | 03-自己・信念・努力
20年に及ぶブログ活動の集大成 → <a href=https://blog.goo.ne.jp/chorinkai/e/3d8eb22fad45ce7b19d6a60e8a70b7e7" target="_blank">★仏様の指
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若い時代の不品行のいちばんの害は、健康を破壊することより、むしろ人間性を汚すことにある。放蕩三昧にふけった若者は、骨まで腐りきった大人になる。いったんそうなると、いくら望んでも高潔な人間にはなかなか戻れない。もしも何か治療法があるとすれば、それは、若者に義務の心を植えつけ、有意義な仕事に熱心に励ませることだけだ。


『自助論』
( サミュエル・スマイルズ、三笠書房(2002/3/21)、p220 )
8章 自己修養――最高の知的素養一日の仕事から生まれる
3 「真の知識」と「にせの知識」

◆若いときのツケは必ず老年に回ってくる

ほどほどの気晴らしや娯楽は健康にもよいので、ぜひお勧めしたい。だが、それも度が過ぎると、人間性全体を破壊する恐れがある。

「よく遊びよく学べ」という格言がしばしば引用されるが、遊んでばかりいてちっとも学ばなければ、人間はますますダメになる。快楽にひたり切ることほど若者に有害なものはない。若者らしい優れた資質は損なわれ、普通の楽しみが味気なく感じられ、高い精神的な楽しみを追求する気持ちが失われる。そして労働や義務を果たさなければいけない場面でも、反感や嫌悪しか感じられなくなってしまう。

快楽にひたる放蕩な人間は、生命の力をムダに使い果たし、真の幸福の源泉を干上がらせる。いくらわがもの顔にこの世の春を謳歌しても、結局それは人格や知性の健全な発展にはつながらない。青春時代をふしだらに過ごし、貴重な時間を浪費した人間の姿は、大人びた子供や純潔を失った乙女や嘘つきの少年を見るよりも哀れをさそう。

フランス革命を指導した雄弁な政治家ミラボーでさえ、自分自身についてこう語っている。

「若いころの放蕩生活が、その後の生涯からかけがえのないものを奪ってしまった。私の生命力の大部分は、青春期に浪費されたのだ」

今日、誰かに悪さをすれば、明日、そのツケは自分に回ってくる。同じように、青春期に罪を犯せば、大人になって必ずしっぺ返しを受ける。ベーコンは「若いころの無茶や行き過ぎは、年をとるとこたえてくるものだ」と語ったが、この言葉は肉体面はもとより精神面についても当てはまる。イタリアの風刺詩人ジュースティは、友人の一人に次のように書き送っている。

「正直なところ、ぼくは生きていくために重い犠牲を強いられている。人生が自分の思い通りになるなんて考えるのはまちがいだ。最初のうち自分の人生がタダで与えられたような気になっていても、しばらくすると、ちゃんとその分の請求書が送られてくるのだから」

若い時代の不品行のいちばんの害は、健康を破壊することより、むしろ人間性を汚すことにある。放蕩三昧にふけった若者は、骨まで腐りきった大人になる。いったんそうなると、いくら望んでも高潔な人間にはなかなか戻れない。もしも何か治療法があるとすれば、それは、若者に義務の心を植えつけ、有意義な仕事に熱心に励ませることだけだ。
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