電脳筆写『 心超臨界 』

手本は人を教える学校であり
他からは何一つ学べない
( エドマンド・バーク )

自助論 《 愚物を大人物に変える「1時間の差」――サミュエル・スマイルズ 》

2024-08-07 | 03-自己・信念・努力
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日本の歴史、伝統、文化を正しく学び次世代へつなぎたいと願っています。
20年間で約9千の記事を収めたブログは私の「人生ノート」になりました。
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生涯学習にお付き合いいただき、ありがとうございます。

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東京裁判史観の虚妄を打ち砕き誇りある日本を取り戻そう!
そう願う心が臨界質量を超えるとき、思いは実現する
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■『小樽龍宮神社「土方歳三慰霊祭祭文」全文
◆村上春樹著『騎士団長殺し』の〈南京城内民間人の死者数40万人は間違いで「34人」だった〉
■超拡散『世界政治の崩壊過程に蘇れ日本政治の根幹とは』
■超拡散『日本の「月面着陸」をライヴ放送しないNHKの電波1本返却させよ◇この国会質疑を視聴しよう⁉️:https://youtube.com/watch?v=apyoi2KTMpA&si=I9x7DoDLgkcfESSc』
■超拡散『移民受入れを推進した安倍晋三総理の妄言』
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わずかな時間もムダにせず、コツコツと努力を続ければ、積もり積もって大きな成果に結びつく。毎日1時間でいいから、無駄に過ごしている時間を何か有益な目的のために向けてみるがいい。そうすれば、平凡な能力しかない人間でも必ず学問の一つくらいはマスターできるようになる。そして、どんな無知な人間でさえ、10年もしないうちに見違えるほど博識な大人物に変わっていくはずだ。


『自助論』
( サミュエル・スマイルズ、三笠書房(2002/3/21)、p64 )
3章 好機、再び来たらず――人生の転機を見抜く才覚、生かす才覚
4 幸運は手の届くところで待っている

◆愚物を大人物に変える「1時間の差」

わずかな時間もムダにせず、コツコツと努力を続ければ、積もり積もって大きな成果に結びつく。毎日1時間でいいから、無駄に過ごしている時間を何か有益な目的のために向けてみるがいい。そうすれば、平凡な能力しかない人間でも必ず学問の一つくらいはマスターできるようになる。そして、どんな無知な人間でさえ、10年もしないうちに見違えるほど博識な大人物に変わっていくはずだ。

時間は、学ぶべき価値のある知識を吸収し、すぐれた信念を養い、よい習慣をしっかり身につけるために使われるべきである。実りのない生活を続けて時間を浪費するなど断じて許されない。

医師メイソン・グッドは、往診のためロンドンの通りを馬車で駆けめぐっている最中にも、車中で古代ローマの詩人ルクレチウスの翻訳にいそしんだという。ダーウィンも同じように馬車で患者の家を回ったが、メモ用紙を欠かさず持ち歩き、心に浮かんだアイデアをその場で書き留めるよう心がけた。

楽師チャールズ・バーニーがフランス語とイタリア語を習得したのは、弟子のもとへ音楽のレッスンに行く馬の鞍の上であったし、詩人カーク・ホワイトがギリシャ語を勉強したのは、勤めていた法律事務所への行き帰りの道だった。

アメリカの言語学者エリヒュー・バリットも「私が成功したのは天賦の才ではない。日々のわずかな時間を有効に利用できたためだ」と述べている。彼は生活費を得るために鍛冶屋職人として働きながら、古今の18の言語と22のヨーロッパ方言をマスターしたのである。
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