ちょいスピでセラピー的なKizukiの日々

色んな世の中の出来事、セラピーなどから気付きを得て、ありのままの自分に還ることを目指して生きてます。

映画「記憶にございません」を観て

2019-09-17 09:02:00 | 映画
<neW !>

   「太陽の自分エクササイズ ~自己受容ヴァージョン~」
                          リリース!  
   「自己受容」「自己表現」を網羅した、「This is Meと言える自分になる」 太陽の自分エクササイズ。
   それに対して、こちらの「自己受容ヴァージョン」は自己受容に特化した凝縮版です。

   今だけの特典あり!
   是非こちらをご覧下さい。

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<今後のワークショップ予定>


「色で暮らしを彩る講座」   
場所:ヒーリングサロン「些々羅」 岐阜市
STEP1 募集中!  参加費:¥15000(税込)
      ※どこで、を問わず、色について学んだことがある人は自己申告により参加費が半額になります。
[内容]
 ・色からのメッセージ
 ・色の性質
 ・その色を使ってどんなことが可能になるの? ~五感を使って色を取り入れる~
 座学というより、楽しいワークショップ形式で自然に色のメッセージを自分に取り入れましょう!

STEP2(※STEP2はSTEP1を受講した人のみ受けることができます) ¥20000

STEP3(※STEP3はSTEP1,2を受講した人のみ受けることができます) ¥30000
9/18(水)  10:00~17:00(※ランチ休憩1時間あり) 満席
10/11(金)  10:00~17:00(※ランチ休憩1時間あり)  満席 
 お問い合わせは、 chakra@aura-soma.name まで

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三谷幸喜ファンの私としては絶対に見逃せない映画、「記憶にございません」を観てまいりました。
私としては珍しく今回、封切りまもなくすぐに観た映画でございます。
いや~ 面白かった!
ただ、単純にエンターテインメントとして楽しめます。
是非、みなさまもご覧ください。



ではいつものように「映画.com」のあらすじを掲載しておきますね。
『三谷幸喜の長編映画監督8作目で、記憶をなくした総理大臣が主人公の政界コメディ。史上最低の支持率を叩き出した総理大臣を中井貴一が演じるほか、ディーン・フジオカ、石田ゆり子、草刈正雄、佐藤浩市ら豪華キャストが顔をそろえる。国民からは史上最悪のダメ総理と呼ばれた総理大臣の黒田啓介は、演説中に一般市民の投げた石が頭にあたり、一切の記憶をなくしてしまう。各大臣の顔や名前はもちろん、国会議事堂の本会議室の場所、自分の息子の名前すらもわからなくなってしまった啓介は、金と権力に目がくらんだ悪徳政治家から善良な普通のおじさんに変貌してしまった。国政の混乱を避けるため、啓介が記憶を失ったことは国民には隠され、啓介は秘書官たちのサポートにより、なんとか日々の公務をこなしていった。結果的にあらゆるしがらみから解放されて、真摯に政治と向き合うこととなった啓介は、本気でこの国を変えたいと思いはじめようになり……。』



もし、この映画の感想を、
「面白いっちゃ面白いけど、これはコメディタッチにしているからのその場でアハハ・・と笑ったら何も残らない面白さであって、ペラペラの浅いヒューマンタッチ映画だった」
と言う人がいらっしゃるとしたら、私はそこに対しては
「断固違う!」
と言いたいです。(別にこんな仮想敵のようなものを設定して勝手に「断固・・」とか言わなくてもよさそうなものなんだけど)
この映画を「なんかわからんけど、とにかく面白かった」と言った時点で、それは子どもみたいなヒューマニズムが現実の世界でもまかり通ったら素敵だな、とその人が心の底では思っている証拠だと思うからです。



こんなシーンがあります。
記憶をなくした総理である黒田は、記憶をなくす前に自分の幼馴染みで今は大手の建設業を営む旧友と約束し、第二国会議事堂を建てるという計画をひそかに行っていたようです。
笑ってしまうのは、その第二国会議事堂にはスーパー銭湯が作られる予定だった、というところ。
ま、それはいいんですが。
それで、その幼馴染みからは多額のお金を受け取っています。
それをですね、記憶をなくしてからは、やっぱ、それはどう考えてもいけないことじゃないか、とまともに思い返して、そのひそかに地下で進行しているプロジェクトを中止にしようとするのです。
「第二国会議事堂の建設はとりやめだ」
ということを言うために、黒田は幼馴染みと再び面会します。
当然、彼は抵抗します。
「なぜだ~! もう今さら引き返せやしないぞ。もう進んでいるんだぞ!!」
「カネが足りないのか? だったらもっと出そう」
などと言います。
そんなこんなで喧々囂々とやっているうちに、ついに今や善人となってしまった黒田総理がこう叫ぶのです。
「俺はお前をこれ以上悪者にしたくないんだ~~~!」



こう言われたとたん、この旧友の表情が一変します。
なぜかと言うと、これは中学のときに起こった出来事のデジャヴだったからです。
旧友は中学の頃ワルで、いろんな奴らと喧嘩が絶えませんでした。
でもなぜか、黒田とだけはウマがあって親友でした。
あるとき、また同じワルらとの喧嘩があったとき、黒田はこの旧友の足にすがって止めます。
「俺はお前をこれ以上悪者にしたくないんだ~~~!」
と言って。
そのときを思いだし、この旧友は、
「お前はやっぱり本当に俺のことを思っていてくれたヤツだったんだな」
と言って号泣し、
「わかった。このプロジェクトはやめでいい」
と納得します。



こんなこと、現実ではありえない、ってたいていの人は思うでしょう。
けれども、私はすごくコンパクトにエッセンスだけにまとめてあるけれども、これと似たようなことは現実にも起こり得る、いや、現に起こっている、と思うんです。
理屈じゃない。
金じゃない。
今、この時点で抱えている仕事を成功させるかどうかじゃない。
本質的なことはもっと幼いときにあったんだ~! それがわかった時点で、そちらを優先するぞ、っていうようなこと。
そういう意味では、どれだけ大きな会社を抱えていても、その本質に気付いた時点でそれだけ早くその地点に戻ることができるかどうかが人間の器を示すのかなぁ、なんてまで思ってしまいます。



これはそうあって欲しいものだ、という私の願望がそう思わせるのかもしれません。
そういう意味では男の方がロマンチストなところがあるから、意外に女性よりも幼いときにすでに自分のものとしていた本質に、今の自分の立場をうっちゃっても立ち返ることができるかもしれまえせん。
ま、いずれにしても、です。
こういうヒューマニズムをぺラい、とみるか、ここにこそ現実の世界でも起こり得る真実があるぞ、と見るかによって、この映画が面白かった、面白くなかった、という評価が分かれるところかも知れません。




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