ちょいスピでセラピー的なKizukiの日々

色んな世の中の出来事、セラピーなどから気付きを得て、ありのままの自分に還ることを目指して生きてます。

父親の入院騒動

2010-01-08 07:44:00 | 健康・病気

年末のときの話ですが、クリスマスも終わり年の瀬も押し迫った26日、母親から朝電話がありました。

「あんた、ちょっとインターネットとか言うヤツで、『下痢』って調べてみてくれない?ってお父さんが言うんだけど。」と言います。

「『下痢』なんてキーワードだけじゃあ、きっと何百万件もヒットしちゃうからもうちょっと絞り込まないとさぁ。何が知りたいの?」と言うと、

「実はお父さんがおとといの晩から下痢でねぇ。何も食べずに飲まずにいるのにどんどんひどくなる一方で、今朝はもう30分おきにトイレに行きっぱなしだっていうから。」というではありませんか!

よく聞くと、舌がもつれてきた、とまで言います。

「はぁ~!? お医者さんに行ったの? え? 行った? 行ってそれでなんて言われたの。ただ、点滴やりましょうか、だって? 原因は調べたの? 調べてない? おかしくない、そんなの! 原因も調べずにいきなり点滴だけって、何よ、その医者。便の検査や血液検査すればインフルエンザなのか、何かウィルス性のものなのか、他の要因はないのかとかわかるでしょうが。第一、どんどんひどくなるってだったらそれ、そんなインターネットで調べてくれ、とか言ってる場合じゃなくて、もう、いきなり救急車でも呼んだほうがいいってレベルじゃないの?」とまくしたててしまいました。

本人は体がしんどくてしんどくて、家を出て病院に行く元気もないし、第一、歩いている間や待合室で待っている間もトイレに行きっぱなしになるといけないので、往診してくれないかなぁ、と言っているのだとか。


「だから、私が今から、いつもの先生のところに往診はやってみえないんですか?って聞きに行くところなんだよ。」と母親は言います。

「聞きに行って、それで『うちは往診はやっていません。』って言われたら、それでどうするつもりなの? それっきりなの?」と詰め寄る私。

まぁ、ちょっと聞くだけ聞きに行ってくるよ、と出かけた母親。


1時間ぐらいして電話をしてみると、「あぁ、いまちょうど帰ってきたとこ。入院させることにしたわ。」と、ちょっとそこの八百屋行ってくるわ、という口調で言うではありませんか。

なんの診察もせずいきなり入院て飛躍だなぁ、と思いつつ事情を聞くと、こういうことでした。


その日は土曜日だったということもあり(そうすると当然次の日は日曜日です)、万が一今日明日でひどくなって診察も往診もやっていない、ということになるよりは、紹介状を書いてあげるから2,3日入院しちゃえば、と言われた、というのです。

まぁ、そりゃあたしかに病院内にいればどう容態が変わろうとすぐに対応できるから安心は安心ですけど・・

「あの、ちょっと大きい病院で診てもらうとかじゃなくて?」と母親が先生に聞いたら、

「県立病院とかに行けば、逆に診察だけで入院まではさせてもらえない可能性の方が高いよ。」と言われたそうなのです。

私はここで考え込んでしまいました。

今は、テレビでも「実はこわい家庭の医学」なんて感じの番組もあったりして、ちょっとした症状もばかにしてはいけない、とか見落とすと大変なことになるかもしれないとか強迫観念を煽られるような情報が多いので、庶民も「どうせお医者にかかるなら、最初から大きい病院にかかっておいたほうが間違いがない。」と思うのでしょう。

おかげで、市民病院や県立病院などの大きいところは、外来で訪れても2時間待ち、3時間待ちなんて当たり前の状況になってしまいました。

入院だって、後がつかえているので、まだ治療が必要な人でも早めに出されてしまうのだとか。

確かにそんなところに診察に訪れても、「まぁ、家で様子をみてください。」と帰される可能性が高い、というのもわかります。

結局、医者の言うとおり、紹介状を書いてもらった病院に連れて行きました。

そこは割りと大きい病院ですが、個人病院なので、市民病院や県立病院に比べたらベッド数も余裕みたいです。

「もっと急患の方が入ってみえたら、部屋を替わってもらうことをおねがいするかもしれませんが・・」と言われましたが、トイレも洗面所もお風呂もついている個室に通されました。

ここでは一応、検査もしました。

ただ、血液検査にしろ、便の検査にしろ、結果が出るまでには数日かかるそうなので、もう退院したあとにしか結果は出ないかもしれない、ということになりました。


どうしていつものかかりつけの医者は、問診のみで何の検査も必要ない、という診断を下したのだろう?

それがどうしても解せませんでした。

年齢が年齢だから、どんな理由であろうと、とりあえず下痢をとめることのほうが先決で、あまり下痢がひどいと脱水症状になってしまうのを止めないといけないからまずは点滴で体に水分をおぎないましょう、そちらが先です、ということであれば、そのように言ってもらえば納得できます。

そして、「それでも良くならないようでしたら、体力がある程度戻ってからいろいろ検査しましょうね。」とでも言ってくだされば、よけいにずっとここでお世話になろう、と思えるところでした。

でも、問診のみで何の説明もなく、「まぁ、たいしたことはないでしょう。点滴でもしときますか。」と言われただけでは、こちらは不安にもなります。

こういうふうだから大きい病院ばかりに皆押し寄せることになっちゃうのよ。

父親は、入院といったら最初はしぶっていたくせに、病院に着いたとたん、ほっとしたのか顔色もよくなり、下痢もとまり、若い看護婦さんには必要以上に元気に見せたがる始末。

ばかばかしい・・

心配して損した、とぶうぶう言いながらもこちらもほっとして病院をあとにしました。

母親は、「私の方が振り回されて体調おかしくなっちゃったわ。」と言い、「どうせなら年末ぎりぎりまで病院にいてくれないかねぇ。そうしたら何にも私はやらなくていいから。」と言っていました。

本人も快適なので、そのつもりでいたところ、3日目に、

「あのぉ、おたくはもう大丈夫だと思いますよ。お腹に脂肪もついてらっしゃるし、水さえ飲めるようになれば、お腹の脂肪を使うから後は問題ないと思うし。(って、父親はラクダか!) で、ですねぇ、ものはご相談なんですが、ベッド数が足らなくなってきたものですから、ご自宅で療養していただけませんかねぇ。」と言われてしまいました。


ま、当初の予定が「2,3日入院でも」でしたので、結果的にはそのとおりになっただけのことなんですが。

母親は早く出されてがっかりだったみたいです。

でも老人が体調を崩すといろいろと要因が考えられ、ほかに怖い病気が潜んでいる前兆では、ということもあり、周りは心配して振り回されちゃいますね。




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